ワシオ株式会社
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Q: 社長が鷲尾商店に入ったきっかけは?
鷲尾社長: 親父がどんな商売をしているのか全く知らないまま、高校時代から体育の先生を夢見て体育大学に進学、教員免許を取得し教育実習も終えていました。そして大学3回生の冬休みに、たまたま小遣い欲しさから鷲尾商店のアルバイトをすることにしたのです。
当時は作っても作っても翌日には商品がなくなり、販売しなくても分けて欲しいという人が次々やって来るという、今となっては考えられないような状況の中で、「商売って本当におもしろいなぁ」と安易に思い、「親父の仕事を手伝うのも選択肢の一つかな」と初めて考えました。 子供の頃から「お前の人生はこうあるべきだ」と一切言わなかった親父だったので、「俺、親父の仕事を手伝うわ」と自分から言い出したのが大学3年生の冬。
後に聞いた話では、先代はたいそう喜んで、「それなら法人にしなければ」と早速に手続きにかかり昭和55年ワシオ株式会社設立に至ったようです。
Q: そして社会人としてスタートしたわけですね。
鷲尾社長: まずは業界の常識から覚えなくてはいけないからと、以前実用新案を開放して欲しいと通って来られていたイイダ靴下社長の所へ、「イイダ靴下佐賀工場で修行をさせて欲しい」と大学在学中に面接にお伺いしました。当時から現在までもイイダ靴下さんというのは、タイツでは群を抜いて日本でナンバーワンを誇り、奈良県の御所にある本社と九州の佐賀県にいち早く二つの生産工場を設立されたという業界では老舗の会社です。
社長は快く引き受けて下さり、私は卒業と同時にいわゆる丁稚奉公として3年の予定でイイダ靴下佐賀工場に就職しました。
Q: それからの3年間はいかがでしたか?
鷲尾社長: 結果的には佐賀工場でお世話になったのはわずか1年半でした。現場を1年、生産工程を半年、本来その後、出荷・営業そして経営までも教えて頂くという予定でしたが、先代が腰を痛めて思うように動けなくなり、地元に帰らなければならなくなったのです。
今思うと、先代の健康に注意信号がともり始めたのはこの頃です。昭和57年10月のことです。
Q: 先代のもとに戻ってきてスムーズにいきましたか?
鷲尾社長: 大きな大きな組織の中で働いていた自分の常識が、小さな小さな会社の中ではなかなか通用せず、「なぜ?!」という思いばかりが湧いてきて、ことごとく先代と対立していました。「こんな会社辞めてやる!」と、今思えばとんでもなくわがままな事を言っていたように記憶しています。
ただ、私が10月に戻ってきたその冬、今まで倍倍ゲームのように売れていたのが、暖冬という壁に阻まれて大量に商品が売れ残るという事態に直面したのです。夏の間に作った商品は既にいくらかお客様の手元にあるので、寒くならない冬にあっては注文が入って来るはずもなく、山積みされた商品のダンボールはそのままの状態で冬を越すことになってしまったのです。
この時、私は初めて商売の厳しさを思い知らされました。

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