ワシオ株式会社
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Q: 先代社長が商いを始めたきっかけは?
鷲尾社長: 先代社長の鷲尾邦夫がビルマ出征から帰国後、戦後の日本で何の仕事をしようかと周りを見回した頃は、靴下産業が兵庫県加古川、その中でもここ志方において地場産業として非常に栄えており、おまけに穴さえあいていなければ飛ぶように売れるという、とんでもない好景気な時代でした。
そこに目をつけた先代は、製品になるまでに汚れや穴あきで捨てられているものを大手の靴下屋さんからリヤカーを引いて集めてまわり、手元で完成させてB品として販売することにしたのです。
当時数人の仲間とB品流通の先駆者の一人として力を注ぎ、かなりの利益をあげていたと聞いています。
Q: 靴下の販売から肌着の製造へ変化していった経緯は?
鷲尾社長: 「すでにあるものに手を加えて売るという中間的な仕事は、自分が本当にやりたいことではない」という葛藤が不満となり、ある時「自分の思い通りの商品を作りたい!」という強い想いにかられ、生産者になる決心をしたようです。
そして周りがほとんど紳士靴下を作る中、「人と同じ事をしていてはおもしろくない」と、タイツ(足首までのレギンスタイツ)を製造することにし、編み機を購入。知人・友人の技術者に頼み、機械を回してもらうようになりました。これが昭和40年のことで、防寒タイツ製造の入り口となったのです。
Q: その後、防寒タイツの製造をすすめていったのですね。
鷲尾社長: はい。約15年間、普通のいわゆるバルキータイツを製造していました。その間で、一般的には太ももから足首に向けて編んでいたのですが、先代は足首から太ももへ編んでいく『逆編み』を考え出し、実用新案登録を出願し認められたのです。この方法は当時画期的な編み方として注目されました。 この時に、靴下の2大産地のもう一つ、奈良県にあるイイダ靴下の当時社長であられた飯田圭三さんが「靴下・タイツ業界発展の為に、この実用新案を開放してくれないか」と、熱心に足を運ばれました。先代社長もかなり悩んだようですが、最終的には業界の為ならと、その実用新案技術を開放しました。これをきっかけにタイツ業界では、兵庫県のワシオとして認められるようになったようです。
Q: そこから起毛肌着へとどうやって発展したのですか?
鷲尾社長: 「人と違うタイツを作りたい」という想いを持ち続けている中、ごく近所の技術者から「靴下の編み機で起毛をしたけれど、かかとやつま先がうまくいかない」という声が耳に入り、「それならいっそタイツにしたら」という先代の発案で起毛方法が開発されました。
いろんな経験から商標権・特許権・実用新案登録権の重要性を深く感じていた先代は、早速に、そのやわらかな肌触りから『もちはだ』という商標を登録し、実用新案ではなく発明として特許起毛方法を、先の技術者の方と協同出願しました。これが昭和45年のことです。
ゆくゆくこれがワシオ株式会社の特許として認められ、また後にいくつかの周辺特許と合わせて、現在の基本商品のスタートとなりました。

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