2018/10/26
暑いわけではないのに顔がポッと赤くなってしまう、身体を動かしたわけではないのになぜか汗が止まらない…。みなさんもこんな経験はありませんか?
そんな「顔のほてり」の原因は、実は更年期による症状だけではなく、自律神経の乱れやストレス、冷えや血めぐり不良も大きな要因になっているようなのです。
今回は、いま新たな冷え症の症状のひとつとしても注目されている「顔のほてり」について詳しくご紹介します。
例えば
・暖房の効いている温かい部屋にいると、顔がほってってきて赤くなる。でも手先や足先はひんやり。
・寒い時期なのに首から上がぽかぽか。たくさん汗をかいてしまう。
などほてりにも様々な症状があるようです。
では、なぜ顔のほてりはおこるのでしょうか?
症状の原因としては、主に3つの要因があげられます。
空調が整った環境が増えた現代では、人々の寒暖差への耐久が弱くなっています。その結果、寒暖差疲労や自律神経の乱れを引き起こし、血めぐりが悪くなることで顔のほてりがおこります。
血行の良い人ほど顔がほてると思いがちですが、実は冷え性の人の方がほてりやすいのです。手や足の先の冷えは、血液が収縮することで起こります。そのため、手や足の血管が収縮すると、体の中心や頭部に血液が集中し、顔がほてるというメカニズムになっているようです。
顔のほてりは特に女性におおい更年期の症状の一つであると言われています。
更年期のほてりは、自律神経のバランスの乱れが大きな原因となっています。自律神経が乱れると、身体の体温の調節がうまくいかなくなり、ほてりにつながっているようです。
では、どのような人がなりやすいのでしょうか?
顔がほてりやすい人の特徴としては、以下の4つです。
1. 冷え症
2. ストレスが多い
3. 生活習慣に乱れがある
4. 運動不足
自律神経を乱す要因となる冷えやストレス、運動不足、現代の空調設備に頼りきった生活をおくっている人は注意が必要なようです。
顔のほてりをなくすには、ほってった部分をいくら冷やしても効果はありません。
それでは、どのような対策ができるのでしょうか?ここでは、気軽にできる「ほてり」対策をご紹介します。
ほてり対策で一番重要なのはリラックスした時間もち、「自律神経を整える」ことです。
そのために、音楽やスポーツ、絵画など、自分にあわせた心地よい時間をもつことがなにより効果的なほてり対策です。
入浴は、身体全体の血のめぐりをよくする効果が期待されます。
ゆっくりと20分から30分、38℃から40℃のぬるいお湯に浸りましょう。
炭酸ガス入りの入浴剤を使うとより、血の巡りが良くなるのでおすすめです。
日々の食事も、身体をしっかり温め、血の巡りをよくしてくれる食材を選ぶことで、ほてり対策につながります。
身体を冷やす食べ物ではなく、ショウガ・ニンニク・紅茶など身体を温めてくれる食べ物を摂るように心がけてみましょう。
蒸気を含む温熱のグッズやあったかアイテムなどの活用がおすすめです。じんわり身体を温める方法の温熱は末梢の血管が広がり血の巡りがよくなり、ほてりの軽減に役立つようです。
温めると血のめぐりの促進に効果的なおすすめの場所が3つあります。
大きい筋肉がある場所を温めることで、全身を効率的に温めることができます。
仙骨に副交感神経の中枢があるため血のめぐりを良くすることに効果的です。
目もとをじんわり温めることで副交感神経が優位になり、血めぐりの促進に効果的です。
いかがでしたでしょうか。
ほてり対策には、身体を温め血のめぐりをよくすることや、リラックスする時間をとり自律神経を整えることが大切です。
今回ご紹介したほてり対策は気軽にできる対策が多いので、楽しみながら日常に取り入れてみてはいかがでしょう。
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