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サッカー、野球少年ママはどうしてる?防寒対策のヒント

2019/11/16

雪や風で体がカチコチ…、冬のグランドは寒さとの戦いです。
サッカー少年ママ、野球少年ママは、真冬の防寒対策でお困りではありませんか?

冷えると筋肉が硬直して、思うようにからだが動かず怪我の原因にもなりかねません。
とは言え、防寒を重視し過ぎて重ね着を繰り返し“雪だるま”のようになってしまうと本末転倒です。
今回は、冬のグランドでの付き添いに役立つ防寒対策とおすすめの防寒アイテムをご紹介します。
風邪をひかず、子どもと一緒に笑顔で冬を乗り切りましょう!

子どものスポーツ付添時の防寒対策が必要な理由

「冷えは万病の元」と言われ、冷えを我慢するとからだに不調が生じ、思わぬ病気を引き起こすこともあります。
例えば、疲れ、肩こり、胃腸の不調、不眠など、様々な症状となって現れるため、防寒対策をしてあらかじめ冷えを予防することが大切です。

サッカーの試合は、雨でも雪でも行われます。また野球の場合も、多少の雨や雪では中止にはなりません。
吹きさらしのグランドは、11月の初めであっても冬のような気温になることもあります。
また、河川敷や海沿いのグランドに吹く北風はママには厳しいものです。
後の体調にも響きますので、寒さに打ち勝つため万全に対策をしておきましょう。

着ぶくれNG!冬のグランドではレイヤリングが鍵!

冬のグランドでの服装は、レイヤリング(重ね着)が基本です。
一般的にレイヤリングとは、「ベースレイヤー」「ミッドレイヤー」「アウターレイヤー」の3レイヤーのことを言います。
寒いからといって着こみ過ぎると、「肩が凝った」という経験はありませんか。
また、「動きにくい」などの不便さを感じることも。
サッカー少年ママ、野球少年ママの防寒対策は、防寒と動きやすさ、快適さのバランスか肝心です。

今回は、寒さを防ぐための正しいレイヤリングについて解説します。
それぞれの特性を理解すれば、無駄な重ね着をすることなく、スッキリ、おしゃれな着こなしにもつながりますよ!

汗冷えを防ぐ「ベースレイヤー」を選ぼう

ベースレイヤーは、一番下に着る肌着のことです。
ベースレイヤーは直接肌に触れる重要な存在で、求められる主な機能は下記の3つです。

・吸汗
・発散
・保温

サッカー少年ママ、野球少年ママは運動しないため、汗をかかないと思いがちですが、実はじっとしていても汗をかいています。
ですから、ベースレイヤーで汗をすばやく吸収、放出しないと生地が濡れたままになり、汗冷えを引き起こす原因となります。
人が寒いと感じるのは、気温が低かったり風が強かったりすることだけではなく、汗が冷えることも原因の1つです。
ですので、保温性だけでなく吸湿発散性の肌着を選ぶことは重要なポイントになります。

● おすすめベースレイヤー(インナー)

ベースレイヤーは袖のありなし、丈の長さなど最近は種類が増えています。
自分のスタイルに合ったベースレイヤーを選ぶようにしましょう。

保温力を発揮する「ミッドレイヤー」を選ぼう

ミッドレイヤーは、からだを保温する中間着のことです。
寒さ対策には冷気を防ぐことに加え、暖かい空気をうまくからだの近くでためることが重要です。

そのようなときに重宝するのが、ロンTやトレーナーなど、パイル起毛を使った衣類です。
機能性肌着の上に断熱性が優れたミッドレイヤーを重ねれば、吸汗による発熱もあり、効率的に暖かさをためることができるという仕組みです。

厚手のセーターなどを目一杯着込んで着膨れしているママをよく見かけますが、アウターの下に毛糸の衣類などを着ても熱源が遠ざかるため、暖かい空気をためにくくなってしまいます。
見た目が良くないだけでなく、寒さ対策の面からも上手な重ね着ではないので避けるのが無難です。

● おすすめミッドレイヤー

最近のミッドレイヤーは、デイリーでもタウンスタイルでも着回しできるアイテムも多いです。
冬の寒さから身を守るミッドレイヤーは、1つ持っておくと重宝しますよ。

風を通さない「アウターレイヤー」を選ぼう

レイヤリングの一番外側に着るのが、アウターレイヤーです。
サッカー少年ママ、野球少年ママのアウターには、風が強い日の寒さ対策を考慮してチョイスするのがベスト!
お尻をすっぽり隠せるサッカー用のベンチコートや登山用のアウターが人気です。
風速が1メートル強まるごとに、体感温度は1度下がると言われているため、風を通すフリースやダッフルコートは適していません。
冬が過ぎ春先の風が強い日には、ウインドブレーカーやダウンジャケットなどをうまく活用しましょう。

冷え知らず!ボトムスはパンツ+レギンスが正解!

サッカー少年ママ、野球少年ママのボトムスは、細身のパンツ+レギンスの一択です。
スカートやワイドパンツは保温効果が期待できず、防寒には向きません。
特に、お腹周りから足首まで優しく包み込んでくれるレギンスは、足元からの冷えをシャットアウトしてくれますよ。

● おすすめレギンス

スポーツをするのは子どもたちですが、ママも動きやすく汚れても構わない服を選ぶようにしましょう。
また、当番活動などで動く場合は、着脱しやすい前開きの服を選ぶと気温に応じて調節ができるので安心です。

ソックスの重ね履きは足先の冷えに有効?

悩ましい足先の冷え…、サッカー少年ママ、野球少年ママはどのような対策をしているのでしょうか。
ソックスの重ね履きは、昔からとてもメジャーな防寒対策の1つです。
ただしソックスを重ね履きする場合、方法を誤ると逆効果になってしまいかねません。
やってしまいがちなのは、重ねたソックスが分厚くなりすぎ、靴の中で足の指を圧迫してしまうこと。
そうすると血流が滞り、冷えを増長してしまいます。

軽くて丈夫な高機能素材が流通する現在では、あえて重ね履きをする必要のない高性能なソックスが販売されています。
どうしても重ね履きしたいという場合は、シルクの靴下の上に天然素材の綿の靴下を重ねます。
また、綿の靴下をウールに変えると、もっと暖かく過ごすことができますよ。

● おすすめソックス

足先の冷えは、決して気合いで乗り切れるものではありません。
痛みや感覚の麻痺といった、しもやけや凍傷の初期症状に陥らないよう、備えを大切にしてくださいね。

カイロを効果的に使う!貼る場所を選んで、賢く温まろう!

カイロは、寒さ対策に欠かせないアイテムです。
手軽に使えて携帯しやすいカイロは、冬のグランドでも立派な防寒グッズとして役立ちます!
からだ全体を温めるためには、まずはからだの中心部や、「首」を温めましょう。
温められた血液がからだの末端までめぐることで、指先や足先が温まり、からだ全体が温かいと感じるようになりますよ。

「ここに貼るべき!」というカイロの位置がこちら。

お腹

お腹にカイロを貼るなら、おへそから指4本分下に関元「関元(かんげん)」、おへそより指2本分下にある「気海(きかい)」というツボを温めるのが効果的です。
ツボが探しにくい場合は「おへその下あたり」を温めればOK。
またお腹のツボは毎日温めることで、常にコンディションが安定して、元気に過ごすことができる魔法のツボとも言われています。

腰・お尻

腰にカイロを貼るなら、骨盤の一番上の際から数えて2つ目の背骨のへこみの「命門(めいもん)」、その両脇の「腎兪(じんゆ)」というツボを温めるのが効果的です。
ツボが探しにくい場合は「おへその真裏あたり」を温めればOK。
お腰は冷えによる不調を感じやすい場所なので、この辺りをカバーするようにカイロを貼って腰全体を温めるようにします。

背中

腰にカイロを貼るなら、肩甲骨の間を温めるのが効果的です。
肩から背中にかけて僧帽筋という大きな筋肉がありますが、この付近が冷えると血流が悪くなり、筋肉が固くなってしまいます。
また、背骨に沿って2枚並べて貼るのも効果が高いです。

首に後ろ側にカイロを貼ることも効果が高いです。
首には太い血管があるため、首を温めることで全身が効率よく温まるからです
また、首を前に曲げた時に、首と背中の間に骨が飛び出しているところがあります。
ここは「大椎(だいつい)」といい、全身を温めるツボがあります。
マフラーの内側にカイロを貼って、巻いたときに首の後ろが温まるようにする工夫も良いですね。

足首

足にカイロを貼るなら、「太渓(たいけい)」というツボを温めるのが効果的です。
「太渓(たいけい)」は、内側のくるぶしとアキレス腱との間のくぼみにあります。
探しにくい場合は「足首の内側」を温めればOK。
全身を温めるには、太い血管がある足首のくるぶし周辺を重点的に温めるとよいでしょう。

使い捨てカイロを上手に使うには、肩用、腰用、足元用など、部位別の商品を使い分けるのも一つの手です。
こうしたカイロは部位に合わせて貼りやすく、ぴったりフィットするようにできているからです。
逆にカイロを貼らない方がいい場所は、体温が上がりすぎると熱を発散する頭部や脇の下です。
頭痛や気分不良の原因になりやすいのでくれぐれも注意しましょう。

サッカー少年ママ、野球少年ママは椅子に長時間座ることも多いでしょう。お湯が手に入る環境なら、電気を使わなくてもじんわりと暖まることのできる湯たんぽの使用もおすすめです。
湯たんぽを使用するなら、椅子の座面、お尻のあたりに入れておきましょう。
大きな筋肉がある部分を暖めると、温まった血液が体内をめぐるため、効率よく全身を温めることができます。

ただし、カイロにや湯たんぽは、温かく心地よいと感じる温度でも、触れている時間や圧力などによって低温やけどになる恐れがあります。
特に皮ふの弱い方は、使用上の注意をよく読んでから使うようにしてください。

マスクも防寒対策に役立つ

風邪やインフルエンザの感染予防や花粉症対策に、この時期欠かせないのがマスクです。
このマスクも実は、防寒対策に役立ちます。
マスクをしていれば、冷たい空気を吸わずにすみます。

ただし、市販の使い捨ての不織布マスクの場合は、息を吐いた時は熱がこもって暖かいものの、マスクに覆われている肌が呼気で湿気を帯びるため、息を吸うと熱が奪われ寒くなってしまいます。
サッカー少年ママ、野球少年ママの防寒対策のマスクは、綿やシルク素材のマスクをチョイスすると良いでしょう。

このほか、手袋とマフラー、ニット帽やレッグウォーマー等の冬小物を総動員して防寒を徹底してくださいね。

HOTな飲み物で暖を取ろう

ここまでからだの外から寒さを防ぐ方法を見てきました。
ここからは、からだの中から温める方法を見ていきましょう。

現地でペットボトルや缶などの温かい飲み物を買ってもすぐに冷えてしまいます。
おすすめは、保温ができる魔法瓶に入れて持っていき、からだが冷える前に少しずつ飲むようにしましょう。

サッカー少年ママ、野球少年ママには、からだをあたためる効果のあるしょうが紅茶がおすすめです。
長時間並ぶときや座る場所があるときなどは、スープジャーなど、冷めない入れ物におかゆやスープを入れて持っていくのも◎。
また、おにぎりやパンなど炭水化物を持っておくと、もう寒さが限界……というちょっと手前で食べることで、一気にあたたまりますよ。

お手軽エクササイズで冷えを撃退

最後に、エクササイズで冷えを解消する方法を紹介します。

防寒対策だけでなく、筋肉量アップにも効果的です。

・椅子に座ったまま行う方法

背筋を伸ばして両足をそろえ、おなかに力を入れて足裏を床から1cm浮かせます。
この状態を30秒キープ×3回繰り返します。
座りっぱなしは下半身の血流を悪くし、冷えのもとになってしまうので意識してからだを動かすようにしましょう。

・立って行う方法

ひざが直角かそれ以上になるまで、ゆっくり片足を上げます。
これを左右10回ずつ繰り返します。
ふらつく場合は、壁に手をつけて行ってもOK。
お茶当番などで立っているわずかな時間でも十分運動になります。

まとめ

子どもの服装はスポーツに合わせて調節してあげて、サッカー少年ママ、野球少年ママはとにかく暖かさを重視した服を選びましょう。
冬のグランドでは防寒アイテムを身につけて、寒さに震えることなく親子の時間を楽しみたいですね!
グランドの寒さを攻略できれば、この瞬間もきっと家族の素敵な思い出になることでしょう。

[ライター:古山まり]

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