商品カテゴリー

コラム - あったかコラムに花が咲く

春バテによる体調不良の原因は?対策や予防法もご紹介

2020/05/18

寒い冬を終え、ポカポカと暖かい春がやってきましたね。
しかし、春先はまだまだ気温や天候の変化が激しい時期。風邪はひいていないけれど、なんだからカラダが重く感じる。寝ているのに疲労感が抜けないという方も少なくないでしょう。
今は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出自粛の状態もあることから、外に出られないストレスや精神的な不安が原因でさまざまな不調を感じやすいです。
しかしなかには、新型コロナウイルスの影響ではなく、「春バテ」によって引き起こされる不調もたくさんあります。
春バテは、体調不良だけでなく、やる気低下や憂鬱な気分になるなどの精神面の症状も多くあります
新型コロナウイルスの影響で、何かと不安を感じることの多い状況だからこそ、「春バテ」を引きずらないように注意する必要があります。
今回は、春先に起こりやすい「春バテ」の原因や、不調を改善する対策法についてご紹介いたします。

春先に「春バテ」が引き起こる4つの原因

暖かい日も増え、心地よく過ごせる春がやってきたとたん、カラダの不調を感じる「春バテ」。
カラダだけでなく精神的に疲れてしまう春バテが引き起こるのには、以下4つの原因があります

1. 日によって異なる気候や気温

春は冬と比べると気温が上昇するため、過ごしやすい日も増えます。
しかし、春先はまだまだ気候や気温が安定しない時期です。
そのため、長そでを着て汗をかくくらい暖かいと感じる日があったかと思えば、翌日はぐっと気温が下がることも少なくありません。日によっては、冬のように気温が下がるときもあるほどです。
また、青空が広がる快晴の日があっても、翌日は大雨が降るといったように、気温だけでなく天候もコロコロと変わりやすい時期でもあります。
そのため、カラダが気圧や気温の変化にうまく対応しきれずに、自律神経の乱れ、心身面で不調を感じる原因となってしまうのです。

2. 薄着による血行不良やカラダの冷え

春は、“三寒四温”という言葉通り、気温が低い日と暖かい日が繰り返される季節です。
そのため、暖かい日があるとつい薄着になりがちですが、まだまだ朝夕、朝晩の気温差も激しい時期。
出社したときは長そで1枚で十分だったけれど、帰宅するころにはぐっと気温が下がることも少なくありません。
1日のなかで気温が変化すると、カラダが頑張って対応しようとして、知らず知らずのうちにエネルギーを消耗してしまうのです。
また、春先は気温の変化を先読みすることが難しいです。
冷え対策が十分にできていないとカラダが冷えて、より疲れを感じやすくなってしまいます。
カラダが冷えると、血行不良の原因となり、肩や首のコリに繋がります

3. 新生活による環境の変化

春は、就職や進学、転勤などで生活がガラっと変わる時期でもあります。
今までと生活環境が一転すると、どうしても緊張感や重いストレスがのしかかり、心身ともに負担がかかりやすくなります。
「新しい場所が頑張らなければならない」、「またいちから人間関係を築いていかなければならない」など、人によって状況は異なりますが、新生活をスタートするうえで伴う不安感やストレスは少なくありません。
こういった心身面での疲労が原因で、だるさや集中力の低下といった春バテが起こる原因となると考えられます。

4. 日照時間が長くなったことによる、生活リズムの乱れ

春バテによるカラダの疲れは、“日照時間”も深く関係しています。
冬から春にかけ少しずつ日照時間が伸びていき、外が明るい時間が増えてくると、自然と朝目覚める時間が早くなったり、夜更かしたりして、生活リズムが乱れてしまいがち。
心身ともに健康的な生活を送るためには、規則正しい生活が大切です。
春になり日照時間が長くなったことで、体内時計ずれてしまうと、睡眠不足や自律神経が整わなくなる原因となってしまいます。

春バテの代表的な症状とは

一言で「春バテ」といっても、症状は人によって違いがあります。
春バテによる不調は、肉体的なものだけでなく精神的なものも少なくありません
春バテのおもな症状を以下にまとめました。

<春バテの症状>

肉体的なもの 頭痛、腰痛、肩・首のこり、胃痛、肌荒れ、疲労感、倦怠感、眠気、カラダの冷え
精神的なもの イライラする、集中力できない、気分が落ち込む、やる気がでない、ストレスがたまりやすい、寝付けない、朝起きられない、憂鬱な気分になる

このなかに当てはまる症状があれば、春バテによる体調不良の可能性があります。
春バテは「ただ疲れているだけ」と、ついそのまま放置してしまいがちですが、早めに対処しないと症状がどんどん悪化してしまうケースも少なくありません
日常生活に支障が出るほど、心身ともに疲弊する恐れもあります。
春バテを疑う症状がある場合は、早めに対策をして解消することが大切です。

「春バテ」にならないために!有効な対策法

冬から春にかけて、季節の変わり目に起こりやすい「春バテ」。
激しい寒暖差や気圧の変化、生活リズムの乱れにより引き起こされることが多いため、誰しも春バテになる可能性があります。
肉体的にも精神的にも健康を保つためには、春バテ対策をしっかり行うことが重要です。
適切な対策を取り入れて、春バテになりづらい環境を作りましょう。

対策 ➀:睡眠をしっかりとる

春バテの症状は、「なかなか寝付けない」「眠りが浅い」「朝早く起きるようになった」などといった、睡眠に関するものが多くあります。
良質な睡眠をしっかり確保できていないと、疲労が回復せず、抵抗力や免疫力の低下に繋がってしまいます。
睡眠不足は、頭痛や倦怠感、胃痛など、さまざまな春バテ症状を併発してしまう恐れもあるのです。
春バテをいち早く解消するためには、リラックスできる環境を整えて、毎日十分な睡眠をとることが重要になります。
春になり、日照時間が長くなると、つい夜更かししてしまうことも増えがちです。
しかし、睡眠時間が短くなると、その分疲労も回復されなくなってしまうので、睡眠不足にはくくれぐれも注意しましょう。

<就寝前は目を休めることも重要>

夜更かしを避けたり、リラックスして眠りに着ける環境をつくったりすることも大切ですが、もっとも気を付けたいのが、「寝る前に目を休めること」です。
夜、眠りにつく前に、ついダラダラとスマートフォンやパソコンを見てしまう人もきっと少なくないかと思います。
しかし、スマートフォンやパソコンの画面から発せられる“ブルーライト”という青色の光は、とても強力なエネルギーを持っているため、良質な睡眠の妨げとなってしまいかねません。
睡眠前にブルーライトを浴びると、睡眠を促す“メラトニン”の分泌が抑制されてしまい、睡眠の質が低下する原因となります。
布団に入ってからも、照明を消した暗い部屋でスマートフォンを見る方もいるかと思いますが、春バテ症状を悪化させるだけでなく、視力が低下する可能性もあるので避けた方が無難です。

スマートフォンやタブレット、パソコンなどは、寝る1時間前には使用をやめて、入眠できる準備をしっかり整えましょう
また、仕事などでパソコンを使うことが多い人は、入眠前に目の疲れをとるのも効果的です。
蒸気で温められるアイマスクは、目元がじんわり温まって疲労をほぐしてくれるので、気持ちよく眠ることができます。

対策 ➁:入浴をしてリラックス!ストレスを軽減する

冬から春になり、日中暖かい日が増えると、湯船にはつからず簡単にシャワーだけで済ませることも増えがちです。
しかし、日照時間が長くなりポカポカ陽気の日が多くなったとしても、春先はまだまだ朝晩は冷え込む時期。
1日の疲れをその日のうちに解消し、次の日に残さないようにするためにも、温かい湯船に浸かることは大切です。
入浴をすると、血行が促進されるので、末端までしっかりカラダを温めることができます。
春バテは、手足が冷えも代表的な症状ですから、冷えを改善するためにも入浴は欠かせません。

また、湯船に浸かることは、血行を良くしたり、カラダを温めたりすること以外にも、リラックス効果が期待できます。
カラダがリラックスモードになると、自律神経の乱れを改善や、入眠しやすくするメリットがあることから、さまざまな春バテの不調改善へと繋がるのです。

<ぬるめのお湯で半身浴&入浴剤の使用もおすすめ>

入浴をする際は、お湯に温度にも注意が必要です。
疲労をとるには、「熱めのお湯が良い」と思われがち。
しかし実際には、お湯の温度はあまり高すぎない方が、春バテ予防や改善の効果は高まります。
お湯の温度が厚すぎると、カラダが興奮状態になるため、かえって疲労やだるさを感じてしまうこともあるのです。
また、リラックス効果も半減し、寝付きが悪くなる原因となってしまいます。

お湯の温度は、気持ち“ぬるめ”が適温です。
目安は「38~40℃」程度。
15~20分じっくりと浸かることでカラダがじんわりと温めることが重要です。
とはいえ、毎日入浴に時間をかけることが難しい方もいるでしょう。
入浴時間を短くしたいときは、炭酸ガスが入った入浴剤を活用すると便利です。
入浴剤を利用することで、短時間でも温浴効果がUPしますし、腰痛や肩こり、カラダの冷えといった、春バテの症状改善にも効果があります。
商品によっては、ラベンダーの香りがするものなど、気分が落ち着いたり、リラックス効果が得られたりするものも、お好みの入浴剤を試してみてください。

対策 ➂:春先の寒暖差に対応できるよう、冷え対策をしっかり行う

春になると、薄着でも出かけられるほど暖かい日も増えますが、朝晩の気温差はまだまだ激しい時期です。
そのため、日中に気温に合わせた服装をすると、夕方には寒いと感じることも少なくありません。
カラダの冷えは、春バテを引き起こす原因になるので、できるだけ体温調節のしやすい服装を心がけることも大切です。

<カーディガンやストールが便利>

春先の防寒対策をする際は、冬物のコートやダウンといった厚手のアウターではなく、重ね着がしやすいカーディガンやストールが重宝します。
薄手のものであれば、カバンのなかに入れてもかさばりません。
春は寒暖差が激しい季節ではありますが、毎日冷え込むとは限らないので、できるだけ持ち運びがしやすいアイテムを活用しましょう。

これさえあれば安心!スタッフおすすめのもちりす シェアカーディガンはこちら > もちりす シェアカーディガン

対策 ➃:栄養バランスの整った食事をしっかり摂る

春バテに負けないカラダをつくるには、栄養バランスの整った食事を3食しっかり摂ることが大切です。
忙しいと、ついコンビニやスーパーのお弁当やお惣菜、レトルト食品などに頼ってしまうことが多くなりますが、食生活が乱れていると春バテ症状も悪化してしまいます。
春バテによるカラダの不調を改善したり、抵抗力をつけたりするためにも、健康的な食生活を送るように心がけましょう。

<春バテ予防・対策に良い食べもの>

春バテに負けないよう、心身ともに健康を維持するためには、「ビタミン」「カルシウム」「トリプトファン」を多く含む食べ物を積極的に摂ることをおすすめします。
ビタミンは、疲労回復や血行促進、抵抗力UP、カルシウムは、骨を強くするだけでなく、イライラを解消する効果があります。
トリプトファンは、“幸せホルモン”とも呼ばれる「セロトニン」の分泌を促すためにかかせないものです。
春バテの時期は、セロトニンの減少によって、気分の落ち込みや集中力の低下といった精神的な症状も多いため、トリプトファンの摂取も重要になります。

ビタミンを多く含む食べ物 豚肉、レバー、たまご、モロヘイヤ、パセリ、うなぎ、にんじN、ほうれん草、トマト など
カルシウムを多く含む食べ物 牛乳、チーズ、豆腐、干しえび、わかさぎ、いわし、小松菜、モロヘイヤ、ごま など
トリプトファンを多く含む食べ物 バナナ、たまご、豆腐、納豆、きな粉、おから、チーズ、まぐろ、かつお、煮干し、豚肉 など

まとめ

春は、1年のなかでも、寒暖差や生活環境の変化が起こりやすい時期です。
そのため、ストレスや不安感を抱きやすく、いつも以上に疲れが溜まりやすくなってしまいます。
さらに今は、春バテだけでなく、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、さまざまな不安や心身面の不調を感じている方も少なくないでしょう。
こういった“コロナ疲れ”の影響を受けないためにも、春バテの予防&解消しすることが大切です。
春バテを“ただの不調”と思って放置してしまうと、症状がどんどん悪化してしまうことになりかねません。
まずはできることから、しっかり対策していきましょう!

[ライター:natumama]

営業カレンダー営業カレンダー

  • warmbizバナー