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【イベントレポート】夏のもちはだ合宿! 2018.08.12

こんにちは!えぶりシティ シティガイドの森内若菜(まめ)です。

本当に、暑い日々が続きますね。

今年の夏は「今までの中で1番暑い夏」なんて言われていますが、ちょっと思い出してみてください。

去年の冬はめっっちゃ寒かったことを。

毎年冬、寝るときには何枚も布団を重ねて防寒。しかしそれだと夜寝るときには重たいし、朝は布団を連れてごはんを食べようとして、お母さんに怒られる。

あれ、これって私だけじゃないですよね( ¯−︎¯ )?

季節が変わって冬になると、また同じつらい朝を迎えたことでしょう。

でも、今年の冬は違う。

そんなふうに思うのは、「朝、布団から出られるパジャマ(仮)」が待っているから。

もちはだ合宿で、寒さに打ち勝つ「もちはだ」のあたたかさを体感したから。「心のあたため方」のヒントを掴んだから。

そんな転機となった合宿の様子を、お伝えします!

夏のもちはだ合宿 レポート

《目次》もちはだ合宿の概要
1日目(8月4日):−20℃体験、工場見学、温泉、BBQ
2日目(8月5日):クラウドファンディング、かつめし、生動画撮影
合宿を終えて:参加メンバーの感想

【もちはだ合宿の概要】

8月4日、5日に実施された、もちはだ合宿は、オンラインコミュニティ「えぶりシティ」のプログラムのひとつである「もちはだ」の宿泊型のイベント。

これまで「もちはだ」では、インターネット上で、ワシオ株式会社の社員さん紹介や、
「朝、布団から出られるパジャマ(仮)」の開発に向けてテレビ会議でパジャマの形や色の話し合い、を行ってきました。
(えぶりシティ市民の方はこちらからこれまでの動きを見ることができます→https://everycity.fun/groups/3

今回の合宿の主な目的は、できあがったパジャマのサンプルについて、さらなる改良を目指して話し合いをすること。

※「もちはだ」とは、ワシオ株式会社で作られている、生地の名前。独特の作り方によって、南極にも持参されるほどのあたたかさを実現させています。

【1日目:もちはだを、加古川を知る 】

合宿の始まりは、兵庫県 加古川駅。

駅に着いて10分の間に、山脇耀平市長、島田舜介副市長のお友達に遭遇するあたり、地元感が溢れます。

そんなスタートを切ったもちはだ合宿、どんな2日間になるのでしょうか?

◯冷凍倉庫にてもちはだのあたたかさを体験

一同が最初に向かった場所は、冷凍倉庫。

なんでも昨年ワシオ株式会社の社長さんである、鷲尾吉正さんがお知り合いの方といらした時に、もちはだ製品を着て−20℃の冷凍倉庫内に30分入っていても、平気だったそう。これには全員びっくり。

私たちも昨年入られた倉庫と同じ倉庫に入り、もちはだ製品の温かさを実感させていただきました!

今回「もちはだ」オーナーの鷲尾岳さんがサーモグラフィーカメラを用意、持参してくださったので、温度についての写真もお届けできます!

5℃の倉庫に入ると、少し冷たい空気がちょうどいい!なんて声も。

けれどしばらくいると「ちょっと寒くなってきた…」

そこで、「世界から『寒い』をなくしたい。」もちはだの出番です。「朝、布団から出られるパジャマ(仮)」のサンプルを持ってきていただきました。

身につけているのは、「朝、布団から出られるパジャマ(仮)」の前開きジャケットのサンプルと、手にはスウェットパンツのサンプル。共に色はオートミールです。さらにもちはだ製品のネックウォーマーと、スカート、タイツ。全身もちはだで、完全防寒です。

皆さん全身もちはだになったところで、いざ−20℃へ!全く未知の世界、初めての体験です。

こちらがサーモグラフィーの写真。

倉庫が全体的に紫色で低温なのに対して、顔まわりの皮膚の部分と、もちはだの靴下を履いている方は足元が赤く高温になっています。緑色と黄色は低温と高温の中間の温度を示しています。

本当に倉庫の中は寒くて、何もつけていない手はほんの数分で氷のように。それでもパジャマを着ている部分は寒さを感じませんでした。−20℃で耐えられるなら、室内はへっちゃらですね!

約1時間、倉庫を使用させていただき続いてはワシオ株式会社へ移動。

◯ワシオ株式会社見学

会社に入るとすぐに、もちはだ製品の展示が。

応接室にも、年代ごとにこれまでのもちはだ製品が並んでいます。

こちらで会社の紹介と、なぜもちはだは温かいのか?を始めとした、もちはだの説明を。

もちはだ製品があたたかいのは、熱を逃がさない特別な起毛(生地の糸を毛羽立たせること)をされているから。一般的な製品の起毛との違いを交えて、ご説明していただきました。
(さらに詳しくはコチラ→https://www.mochihada.co.jp/event/kimou.html)

会社を紹介していただいた中で、社長 吉正さんのお話を少しご紹介。

「会社を創業者より引き継いでやってきたけれど、同じ製品を繰り返し作るだけでは大きく業績を伸ばすことは難しい。最近ではラジオ番組やえぶりシティなど新しいことが始まって、注目度が高まりつつある。
既に想像していなかったことばかりだけれど、もっと想像している以上の広がりを。世界中の寒い国にいる人にも、もちはだを届けたい。
今回の合宿でたくさん意見をもらえると嬉しいし、もちはだを、加古川を知ってほしいと思う。」

この時間だけでなく、2日間を通して吉正さんからたくさんのもちはだへの、地域への、人への愛を語っていただきました。

◯工場見学

みんなで会社内にある、工事を見学させていただきました。
工場ではたくさんの機械がくるくると動いています。
機械は昔の靴下編み機がベースになっていて、違うものを作るには、自分たちで別の部品を組み合わせて。

「機械を全て作っているので、同じものは会社以外にはどこを探してもない。」その言葉には自社の機械に関して、自信のある様子が伺えました。

◯「朝、布団から出られるパジャマ(仮)」についての話し合い
応接室に戻って、サンプルを再度試着したり、触ってみたりしながら、フードの大きさは?袖の長さは?色は本当にこの色が良いか?細部まで話を進めていきました。



◯加古川温泉 みとろ荘
話しているともう夕方。なのにまだ明るいね、なんて言いながらも会社を出発し、温泉へ。

温泉施設、みとろ荘の入口にはライオン?か何かの動物の像が。なぜか馴染む副市長。

温泉には露天風呂もあり、とても気持ちよかったです!

個人的には、同じ日に野球チームっぽい団体のご一行がいらしていたようで、おばあちゃんに「あなた方は何のスポーツやってるの?」と聞かれたことに、加古川の方の気さくさを感じました。

お風呂から出ると、皆さんの手には飲むヨーグルト。お風呂上がりの1杯は格別ですね。

◯鷲尾家にて社長主催のバーベキュー
夜ご飯は、お肉やハモ、おでんに唐揚げ…他にもたくさん!振舞っていただきました。

準備に加えて、食材も焼いてくださった社長さん。本当にありがとうございます。

ご飯の時には、いろんなお話が。
どうやってえぶりシティを知ったのか、出身地にまつわるお話、博多での12軒ハシゴという驚きのエピソードも。
また、市長副市長のご両親と、鷲尾さんご家族との驚きの繋がりや、これからのワシオ株式会社、社長吉正さんの思い描く未来についても聞かせていただきました。

◯かこっとん
社長吉正さんのお話の中で、加古川発の綿「かこっとん」に、かなりの熱い想いを感じました。

「かこっとん」について詳しくはこちらのホームページへ→http://www.mochihada.co.jp/kacotton/kacotton1.html

なんと、吉正さんは「綿名人」さんとして、小学校で質問に答えたり、子どもたちの綿に関する体験の機会を作ったりもしているそうです。
「靴下ってなんで靴下っていうのー?」という子どもたちの純粋な質問にはさすがに「また調べとくわー」と返すしかなかったと笑顔でおっしゃっていました。

さらにお家に綿から種を取り除く機械、ジンニングマシンがある、ということで見学・体験させていただくことに。

いつか、「かこっとん」を、フランスやミラノで開催される素材展に持っていき、世界にも広めたいと語る社長吉正さん。その姿はなんだか、きらきらしていました。


◯就寝…?
とても美味しいご飯に、素敵なお話にと幸せな時間はあっという間。

夜も更けてきたということで、貸し切りの手配をしてくださった近くの公民館へ移動します。

そこで突如始まった、市長・副市長の高校野球予測。

なかなか止まらない甲子園トークの後は、「ワードウルフ」というゲームに白熱!
あるテーマについて話をする中で、他の人と違うテーマについて話をしている人はだれかを当てる、というものです。
驚異の4回連続で皆と違うテーマを引き当てる強運の持ち主に、なぜかやたら疑われる市長。冷静に話を詰めていく副市長。

数時間ゲームに盛り上がるとおひらきに。
布団を引いて3秒で、市長は夢の中。

こうして、もちはだ合宿1日目が終わりました。

【2日目:「朝、布団から出られるパジャマ」のこれから 】

朝9時 公民館を出発し、ワシオ株式会社へ。

2日目も良い天気!

◯クラウドファンディングのページに関する話し合い
2日目は、「朝、布団から出られるパジャマ(仮)」の、お披露目の際使用するクラウドファンディング「Makuake」のページについてのお話を。

ページに載せる写真はどう撮るとパジャマのよさが伝わるのか?どんなふうに着て欲しいのか?

まだまだ話は終わりません。えぶりシティ内のもちはだTOPICで、引き続き皆さんと考えていけたらと思います!

少し話し合った後に、Makuakeの担当の方とオンライン会議。

会議終了後には、再度サンプルの修正箇所についての確認に、

次に完成するサンプルの試着会や体験会についての構想を練っていると、もうお昼の時間です。

◯加古川名物 かつめし
お昼ご飯には、社長吉正さんから、加古川名物のかつめしをごちそうになりました。

牛カツにデミグラスソースと、あまり馴染みがないかもしれません。しかし、これがまた美味しい。ご飯が進む味です。
加古川へ行かれた時にはぜひとも食べていただきたい一品!

◯市長・副市長×もちはだオーナー 生動画撮影

最後に御三方で「朝、布団から出られるパジャマ(仮)」のサンプルを着て、合宿が終了したことをご報告。

この動画は、動画編集ができる14才の少年によって編集され、後日配信される予定です。

9月末からのクラウドファンディング開始、その前のサンプル披露&体験会、と、プログラム「もちはだ」はまだまだこれから!
もちはだTOPICや、イベントなどを通して一緒に素敵なパジャマを完成・お届けしましょう〜!

ちなみに合宿での話し合った内容は、近々えぶりシティ内「もちはだ」のGROUP(こちら→https://everycity.fun/groups/3)にて共有予定です。
また、今回のレポートにダントツの登場率となったワシオ株式会社社長の鷲尾吉正さんの紹介記事も後日アップされますのでお楽しみに!
ぜひチェックし、よければコメントしてみてくださいね♪

【もちはだ合宿を終えて】

終了後、参加メンバーに2日間の感想を聞きました。
太字の所は、私が特に共感した部分です!

今回たくさん準備してくださった鷲尾岳さんより。「アイデアを出してものをつくる、というとてもシンプルな事ですが、参加した制作者が楽しんでいるか、想いをもって臨んでいるかという所は最終的な製品に大きく反映されると思っています。

そういった点でこれ以上なく、とても良い合宿だったと思います。
これから急ピッチで次回サンプルの制作に入っていきます!」

最後に、この2日間を通して「好き」や「大切」といった想いの持つパワーの大きさを実感しました。

振り返ってみると、出逢った方みんな大事に思うものがあって。
加古川への想い、
ボトルに対する想い、
服への想い、
動画への想い、
愛犬・愛猫への想い、
人への想い、
仕事への想い、
ワクワクすることへの想い…

それぞれそんな熱が入る、熱くなる「スイッチ」を持っているからこそ、大切に思う対象が違っても同じように共感し、尊重することができる。
そんな皆さんのあたたかい心が、もちはだを始めとした製品に、
そして今回のこのあたたかい合宿に、あらわれているのではないかと思いました。

そして、「モノの価値、よさ」というのは、単に価格の高い、安いで決まるものではないと改めて感じます。
製品の機能性だけでなく、作り手さんの姿や想いもたっぷり詰め込まれているものを選ぶことができたら。

ただそれは、実際に行って、触れてみて、やっと感じられるものでもあるかもしれません。

それでも、作られている方の「こころ」や、目には見えない現場の「あたたかい」をどう表現すると、少しでも感じることができるのか。

その答えを、これからえぶりシティというオンラインコミュニティの中で見つけたい、
一緒に考えることのできる、あたたかい輪を広げていきたい、と思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

もちはだ合宿に際してご協力いただいた社長 鷲尾吉正さんを始めとしたワシオ株式会社の皆さん、一緒に参加したメンバー、お世話になった皆様に心から感謝を込めて。

ありがとうございました!!

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