一昨年、昨年と村岡さんが代表を務められている、釣りのコミュニティサイト「fimo」さんと「冬の釣りの防寒インナーモニター企画」を取り組ませていただきました。
その際に、村岡さんにもモニターのお一人として着用いただいたところ、シーズン中愛用してくださり、その温かさと着心地に感動してくださいました。
▼ 村岡さんに着用していただいたアイテムはこちら ▼
着用のご感想の中に、村岡さんのアクティブな釣りスタイルでは、動きやすさも求められるとのコメントを拝見し、「釣り専用のもちはだインナーがあれば、釣り人はきっと喜ぶ。」というご要望も同時にいただきました。
村岡さん「お話ししていく中で、もちはださんのメイン商品が防寒肌着だけで事業をなされている点がすごいなと思いました。
創業から40年以上も防寒商品だけにこだわって経営が持続しているのは、商品への絶対的な性能や探求心がブランドとなり、お客さまの信頼度に結び付いてるんだなっと。
そんなもちはださんが生み出す商品でコラボ出来る事は大変嬉しかったです。」
こうして、村岡さんに満足いただける釣り専用のインナーを目指して、コラボ企画がスタートしました。
まず、村岡さんからいただいたご要望はこの5点 ↓
① キャスティングの際に負荷のかからないストレッチ性がほしい。
② 重い道具を抱えてポイントまで移動すると、極厚地では少し暑すぎることもあるのでもう少し厚みを薄くしてほしい。
③ ライフジャケットを着用すると肩に負荷がかかるので肩部分の縫い目をなくしてほしい。
④ 足元は寒気がはいらないようにしたい。
⑤ 脚さばきがスムーズになるような適度なフィット感がほしい。
いただいた要望を元にサンプルを制作。
完成したサンプルを、早速村岡さんに見ていただきました。
村岡さん「ファーストサンプルを頂いて、試着したらかなり理想的な形になっていてびっくりしました。
最初にお願いしたのは、防寒機能もちろんですが、アングラーとして着ている時に特に腕周りに違和感がないように立体裁断にして欲しい事だったと思います。
釣りをする時はキャストの繰り返しなので、既製品だとどうしても腕周りのごわつき感が気になってました。
なので、ファーストサンプルからその違和感がない事に感動したのも今も記憶してます。
他部分もアングラー目線で、長時間の釣行でも足首や手首の生地がズレてこないようにリブを付けて頂いたり、釣りの動きに生地の伸びる方向が合うようにするなど、細かい部分にも拘って修正をお願いしました。」
いただいたフィードバックを元にさらなる改良へ。
サンプルからの修正ポイントはこちら ↓
・動き回ってもずれないよう腰にゴム紐を入れる。
・寒気が侵入しないように足と袖口をリブ仕様にする。
・シャツの脇パーツと膝パーツの縫い目をなくす。
この3点をアイテムにしっかり詰め込み、
遂に!スムーズな動きで釣りに集中できるあったかインナーが完成しました!
村岡さん「インナーウェアなので誰かに見られる事がない商品ですが、体にフィットする感覚は保温性の観点から厳冬期にはありがたいですし、何より立体裁断なので動きを邪魔しない。ごわつき感を感じない。事がうれしかったですね。
あまりの着心地の良さに、部屋の中でもインナーだけでずっと過ごしてしまうほどでした。」
── 今回のコラボのこだわりポイントは?
村岡さん「こだわりは身体の動きを邪魔しない立体裁断と抜群の保温性の2点がメインですね。
両腕や両足にリブを追加した事でずり上がる事もないですし、寒いときに身体から熱が奪われる感覚がとても少ない。
暖かい空気に包まれてる感じだと、姿勢が悪くならず、眠気が襲ってくることも少なく、
頭スッキリで釣りに集中できるんです。ぜひそれを実感してもらいたいです。」
村岡 昌憲 むらおか まさのり 1972年生まれ、東京都在住。 東京を中心に活動するプロアングラー。 |