加古川で農薬不使用で栽培された綿花“Kacotton”の中でも大変貴重な「超長綿」を原材料に使用した紳士靴下をお届けします。
大切な人へのギフトにもオススメしたい、とても柔らかでなめらかな履き心地です。
◆「違いのわかる」靴下
瀬戸内の優しい気候と母なる大河・加古川の水に育まれた無二のコットン素材。
もちろん、農薬不使用・遺伝子組み換え品種不使用。
一日履き終えたときにこそ、違いのわかる靴下に仕上がりました。
関わる人すべての人の顔が見える、Perfect Made in JAPANの靴下です。

"KACOTTON"カジュアルソックスの特長を一言で表すと、"Perfect Made in JAPAN"。
原材料である農作物「ワタ」づくりから、糸づくり、編み上げまで、すべて兵庫県加古川市で行っています。
実は、加古川周辺は、江戸時代には日本随一の綿花の産地であり、現在は日本有数の紳士靴下産地でもあります。
妥協のない高品質な靴下は、この加古川だからこそ実現できるのです。
そんな"KACOTTON"カジュアルソックスならではのこだわりを、順番に説明させていただきます。

普段、「コットン100%かどうか」ぐらいは気にしても、そのコットン(=綿花)が、どこのどんな品種なのかまで考えることは、あまりないかもしれません。
実は、綿花にもたくさんの種類があり、衣料品における「良いワタ」とは、できるだけ一本の繊維の長さが長く細い品種。
一本の繊維が長く細いほど、柔らかい糸ができるのです。
「超長綿」と呼ばれる最高グレードのワタの品種です。
もちろん遺伝子組み換えではありません。
直接肌に触れるインナーとして、肌触りと安心感にこだわりました。

江戸時代、加古川の流域は日本随一の綿花の産地でした。
この地で栽培された「播州木綿」は、遠く離れた江戸でも重宝され、米・塩とともに「播州の三白」に数えられるほど。
加古川のもたらす豊かな水資源と、肥沃な土壌、そして瀬戸内の温暖な気候が、ワタの栽培に最適だったのです。
そんな風土の特長を活かしながら、地元農家の皆さんとともに土づくりからスタートし、毎年毎年大切に綿花を育てています。
もちろん、農薬を使わず、有機肥料栽培。環境負荷の少ないゆっくりとした農業の仕組みも、構築しつつあります。
歴史と風土の紡ぐストーリー。
唯一無二の「語るべき靴下」が、ここに実現されました。

手作業で収穫したコットンは、また手作業で「ジンニングマシン」と呼ばれる種とり機械(なんとこの機械も加古川市の機械メーカーオークラ工業株式会社さんが新規開発!)を通したうえで、加古川市に紡績工場を構えるオーミケンシ株式会社さんで、糸として形づくられていきます。
今回は「30/1(サンマルタンシ)」という番手の糸を作りました。

できた糸を、靴下に編み上げるのは加古川市の株式会社神木(こうぎ)さん。
海外ブランドの高級靴下を作っているメーカーさんです。
職人の技術で、丁寧に作り込まれていきます。
ポイントは、かかととつま先にある「長いゴアライン」と「リンキング」。
「ゴアライン」とは、カカトやつま先を立体的に仕上げるために編み込んだ部分のこと。
実は、この「ゴアライン」を作るためには、編機の回転を逆転させる必要があり、長いゴアラインを入れると生産効率が低下します。そのため、安い量産品では長いゴアラインを入れることが難しいのです。
でも、"KACOTTON"カジュアルソックスでは、そんな非効率なことをあえて行い、「ゴアライン」を長くとることで、ズレにくくキツさもない、しっかりと足全体を包み込む靴下に仕上げました。非効率に見えて、本当に上質な靴下を作るためには欠かせないこだわりなのです。

これまで、靴下を裏返したときに見える「つま先の縫い目」に気が付いたことがありますか?
この縫い目、なんとなく「ゴワゴワ感」の元になりますが…

実は、「KACOTTONカジュアルソックス」には、この縫い目がありません。
高級な靴下だけに施される「リンキング」という特殊な縫製を行っているから、縫い目がなくフラットなつま先に。
この「リンキング」は、上下の編み目を一目一目ぴったりと合わせて縫っていく、まさに職人の技によって実現されています。表からは見えない部分ですが、内側のゴワゴワ感がなくなり長時間履いても快適な靴下に仕上がります。

一足ずつ、特製の化粧箱に入れてお届けしますので、そのままギフトにもお使いいただけます。
