● 加古川で農薬不使用栽培した綿花で靴下を作る。
→ 加古川市立志方東小学校3年生の子ども達に、綿花栽培を通じて加古川の地場産業の歴史を知ってもらい、収穫した綿花で作った靴下をプレゼントすることで、子どもたちに地産地消を体験・興味を持ってもらう。
※和綿は、種はあるが隣同士(一緒に)植えると花粉の交配時混ざってしまう為、本年度は栽培せず。
※超長綿 (例) Extra Long Staple のSUPIMA COTTON
● アップランド種を100kg収穫すること。
→ オーミケンシ前田取締役との相談で、最低100kgのロットがあれば、100%日本産のコットン糸生産が可能という見解から、100kgの収穫を目標とします。
◆ 加古川市役所地域振興部を通じて勉強会の講師を依頼
東北コットンプロジェクトのもう一人の発起人である大正紡績近藤取締役へは、加古川市役所地域振興部より無料で講師(指導者)を4回呼べる申請書を作成してもらっている。実現すれば、近藤氏に講演していただくことで「2050年には繊維になる化石燃料が大幅に少なくなる」という事実から、以下に綿花栽培が必要であるかの旨をうまく話してもらえる。そして、ジンニングの相談もできる。
◆ 活動資金獲得のための公的資金の申請
農林水産省の6次産業創出総合対策予算に申請できるよう、加古川市役所地域振興部と相談中。通れば1000万円の予算が使えるので、機械化に向けた設備をそろえることが可能になる、他にもあらゆる公的資金を申請することで設備投資に回せるよう動く。
▶ 2013年5月17日 | NHK | ニュースKOBE発『ふるさとキャラバンで紹介いただきました。 | |
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加古川の地場産業くつ下が紹介され、志方東小学校3年生に綿花栽培の歴史や靴下についての説明後、一緒に綿の種まきを行う様子が紹介されました。 |
▶ 2013年4月6日 | 朝日新聞で紹介いただきました。 | |
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→本文より抜粋 江戸時代に米、、塩と並んで「播磨三白」とうたわれた木綿の生産を復活させようと、加古川市の肌着メーカー「ワシオ」社長の鷲尾吉正さん(54)が休耕田で綿花の無農薬栽培に取り組んでいる。収穫量を増やし、かつて日本一といわれた加古川周辺の靴下産業の再興につなげるのが目標だ。・・ ・・今年は、5月ごろから、1500本分を超える種を植えて、綿花100キロの収穫を目指す。高級肌着に使われる細い糸を紡げる新しい種類の綿花の種も植える。地元の志方東小学校の児童も課外授業の一環で綿花栽培に取り組み、木綿作りまで体験する予定という。・・ ・・最終目標は加古川市周辺で綿花120トンを収穫して、本格的な靴下製造につなげること。「農業に携わる人に綿花を栽培してもらえるようになれば、加古川の農業活性化にも結びつくはずだ 」と語った。・・ |
▶ 2013年10月8日 | 繊研新聞で紹介いただきました。 | |
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国内靴下生産量は、 ここ20年間下がり続け、兵庫は77.7%減となってしまいました。 がしかし、日本全体での国産比率はまだ15%以上あります。 なのでまだまだ残された高い技術と伝統の灯は消えません、より付加価値を付け、輸入商品との差別化出来た商品なら国内はおろか世界へと自信を持って発信していけると確信しています! 綿花栽培はその発信のうちの一つの手段だと考えています。 今回こうして繊維業界最大の機関紙に取り上げていただけるということは、とても有意義で有難いです!(代表者コメント) |
2014年9月11日(木)
昨年五月に子供たちと約束した、「みんなで作った綿で世界に一足しかない靴下を作ってプレゼントしますよ!」が、やっと実現することが出来ました~!!
10日午後、加古川市役所市長室に、小学生、父兄、先生方、綿作りに関係いただいた吉田様ご夫婦と靴下組合神木理事長とともに、岡田市長を訪問し、報告させていただきました!
この靴下の作成には兵庫県靴下工業組合理事の10社(㈱神木さん・キンキ産業㈱さん・㈱セイコーさん・田中繊維㈱さん・千代田繊維工業㈱さん・トモエ繊維㈱さん・日本編物㈱さん・㈱兵庫センイソックスさん・㈱ミヤシタさん・㈱米田さん)に協力いただき、弊社も参加させていただき、実現することが出来ました!
他にも、種と綿を分離する機械を貸していただいた会社様やその繰り綿を糸にして下さったオーミケンシ様、綿を植える為の田を用意頂いた志方東営農組合の皆様!
ここまでの道のりには本当にたくさんの方々の善意と協力があったからこその実現出来たことと思います。 今後もパーフェクト・メイド・インかこがわ靴下の生産販売に向けて関係各位のご協力のもと実現して行きたいと思っています。