朝起きた時に「疲れがとれない」「何だかスッキリしない」と感じることはありませんか？
それはもしかしたら、夜眠る時の服装が原因かもしれません。
私たち人間は、人生の3分の1の時間を睡眠に費やすといわれています。
今回は、その大切な睡眠を身近で支えてくれている「パジャマ」について書いてみたいと思います。
 

部屋着で寝るのはNG？

 
皆さんはスウェットやジャージなどの部屋着をパジャマ代わりに着用されていませんか？
スウェットやジャージは伸縮性があって、着心地も良いですよね♪
しかし、人は男女問わずどのような体型の人でも、寝ているときにコップ1杯分の汗をかきます。
スウェットやジャージには汗の吸収が悪いものがあるので蒸れて寝苦しくなったり、汗が冷えて寝冷えしてしまうことがあるのです。
また足首やウエスト部分が厚いリブになっているものも多く身体を締め付けてしまい、睡眠の質を下げることになってしまいます。
その点パジャマは、快眠をサポートすることに特化した優秀なアイテムなので、汗を吸収発散しやすい素材を使い、体への締め付けもなく寝返りのうちやすいよう工夫されています。
 

パジャマの素材は天然繊維がおすすめ♪

 
人は寝ている間にたくさん汗をかきますから、素材は通気性、吸湿性に優れた天然繊維がおすすめです。
天然繊維のなかでもシルクは人の肌に近い成分(タンパク質)で出来ており、人間の肌ととても相性が良く滑らかでしなやかな肌触り♪しかも軽いので肩も凝りません◎
また、シルクは吸水性・放湿性に優れているので汗をかいてもサラッとした着心地で体を冷えから守ります。
そして、シルクの繊維の間には細かな気泡があり、そこへ熱が保持されるので寒い季節でも温か♪
上記のようにシルクは、パジャマに最適な素材と言えるでしょう。
しかし、シルクは繊細な素材のため摩擦に弱いという欠点もあります。
素肌で着るパジャマはこまめに洗って清潔にしておきたいものですよね。
そんなお手入れに自信がない…という方には、｢綿100％｣素材のパジャマをおすすめします！
綿は汗をよく吸い丈夫なので、何度洗濯しても型くずれしにくい素材。
お値段も手頃なので、色違いで何着か揃えておいても良いですよね♪
 

からだの動かしやすさも重要ポイント

 
パジャマ選びでもう一つ気にかけてほしい事があります。それは｢サイズ感｣です。
人間は一晩に寝返りを何十回もうつといわれています。
寝返りをうつことは睡眠には欠かせない大切な要素なので、その動きを妨げないようなゆったりとした身体を締め付けないようなサイズ設計のものを選びましょう。
また、寝返りをうったときにお腹が出てしまわないように、丈の長いデザインを選んだり腹巻きなどを併用して冷えから身を守ることも大切です。
 

パジャマに着替えて睡眠スイッチをONにしましょう

 
大人になるとお風呂上がりにパジャマに着替えるという習慣がなくなってしまっている方も多いと思いますが、パジャマへの着替えは睡眠スイッチをONにする役割もあり、私たちの睡眠をしっかりサポートしてくれます。
これまで部屋着派だった皆さんも、これを機にパジャマ派になって心地よい眠りにつきませんか？