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50%の人は防災対策を出来ていない!?個人が災害に備える方法とは

2023/10/16

「防災対策が必要なのは、わかっているけど、なかなか出来ていない」
「防災対策って、具体的に何をしたらいいか分からない」

このように、防災対策について、考えている方も多いのではないでしょうか。
あるデータによると、防災対策をしている人は、53.2%しかいないという結果が出ています。

しかしながら、実際に災害に遭ってからでは遅く、事前に、何が起きる可能性があるかを知っておくことがとても重要です。

私も茨城県の実家にいる際、東日本大震災を経験し、現在は、毎年大雪に見舞われる、北海道に住んでいます。
災害を間近で経験する上で、困ったこと、事前に対策が必要なことを、身をもって経験してきました。

この記事では、防災対策はなぜ必要なのか、実際に災害があると何が起きるのかなど、日頃から意識すべきことをご紹介します。
災害への対策を、日頃から意識して行うことで、いざという時に自分の身と家族の身を守ることに繋がります。

なぜ災害への備えが必要なのか

地震大国と呼ばれ、地震以外にも、台風などの様々な災害リスクのある日本。
特に温暖化が原因で、世界的に異常気象が増えていると言われています。

自然災害が増えている最近では、国や地方自治体に頼りきらない、個人での備えが重要だと言われています。
ここでは、個人で災害に備える必要性を紹介していきます。

国や自治体の助けがくるまでには時間がかかる

実際に、災害が起きた時に、国や地方自治体の援助には、時間がかかることが想定されます。

公的支援は、主に災害が大きいところから始まると言われています。
被害の大きいところから、優先的に援助が始まるわけです。

つまり実際に被害が出ていても、より大きな被害が出ているところがあれば、後回しにされる可能性があるということです。
その結果、支援がいつになるか分からない状態が想定されます。

災害が起きて間もない時は、公的な援助を期待するのではなく、自分達でどうにか乗り切ることが必要になってきます。
そのため、すぐに援助がないことを想定し、事前に個人で対策をしておくことが必要なのです。

災害が起きてからではできないことが多い

実際に災害が起きてからでは、対応できないことが多くあります。
災害の規模によっては、物流に影響が出ることも考えられるため、食料は手に入れようにも手に入らない可能性もその1つです。

また、大雪や大雨のなど、災害の種類によっては、近くのコンビニに行くことすらできない被害がある可能性もあります。
実際に、私が東日本大震災を経験した時、地震が起きて数時間後のスーパーには、お米などの食料品が1つもない状態でした。

利便性の高くなった現代ですが、災害時には対応できないことも多くあります。普段利用しているものが、利用できなくなることを、想定した上で準備することが必要です。

生活することができなくなる?災害による影響とは

地震や台風、大雨、大雪など想定される災害は様々あります。
では実際に災害が起こった時、生活にどのような影響が起こるのでしょうか?

ここでは、実際に起きることが予測される、被害について紹介していきます。

停電、水道・ガスが止まるなどのライフラインへの影響

地震などの災害が起きた際、まずライフラインへの影響が考えられます。
電線や配電設備に影響が出ることによる停電。停電の影響や水道管の凍結、浄化水槽の被害による断水。ガス漏れを防ぐためにガスが止まることなどです。

そして、ライフラインに影響が及ぶということは、直接、生活や生命に関わる事態と言えます。
停電が長く続けば、冷蔵庫は使えなくなり、食料が不足する可能性。冷暖房は使えなくなり、災害の時期によっては、深刻な健康被害が考えられます。

また、テレビやスマートフォンなどの使用が制限され、正しい情報を手に入れる機会が減ってしまいます。
そして、情報が手に入らないことにより、被害が拡大することも予想されます。

断水は、水という命に直結するものが使えなくなってしまいます。また、トイレなどの排泄もできなくなり、不衛生な環境が生まれることが予想されます

ガスが止まれば、食材の調理ができなくなり、食べれるものがなくなる可能性もあります。
また、場合によっては、お湯などを沸かすこともできなくなるため、食事はもちろん、シャワーやお風呂に入ることができなくなります。

不衛生な状況が続けば、体調を崩したり、健康が害されることにより、災害の二次被害を受けることになってしまいます。
そのため、災害対策は、ライフラインに影響が出ることを想定した準備が必要になります。

外出が制限される可能性

災害が起きた際には、外に出ることができなくなる可能性があります。
大雪や台風による被害で、外に出ると危険と判断される場合です。

たとえライフラインに影響が出なくとも、外出ができない場合の対策もしておく必要があります。

外に出ることができないと、必要なものを新たに買うことができません。
日々最低限のものだけで、生活していると急な出来事に対応ができなくなるわけです。

また、病気や怪我など何かあった時に、外へ出て助けを求めることが難しくなります。

災害時は、救急車も対応に追われている可能性が高いです。
例えば、すぐに対応すれば軽症で済むような怪我でも、感染症のリスクなどに晒されることになります。

また、持病などがあり、薬が必要な場合でも、すぐに対応することができなくなり、重症化してしまう可能性もあるのです。

このように、災害時に外に出ることができなくなった場合、家の中で対応する必要があるため、事前の準備が大切なのです。

必須!防災対策として準備しておくべきもの!

災害には、事前の準備が必要なことがわかってきました。
では具体的に、どのようなものを準備することが大切なのでしょうか。

ここでは、災害対策として必要なものを紹介していきます。

生活に必須!水、食料

災害対策として『水•食料』を準備しておくことが望ましいでしょう。

災害時に、断水する可能性もあり、水も容易に手に入れられないことが予想されます。
物流が止まることも考えると、食料もストックしておくことが必要です。

災害時には、国や自治体の援助が入りますが、大規模災害ともなると、1週間以上の時間を支援に要すると言われているため、量は最低でも3日分、できれば1週間分を準備しておくことが大切です。

ストックしておく量の目安は、水は、成人で1日2リットル必要とされているため、水を3日で6リットル分、食料を3日で9食分用意しておく必要があります。

一緒に生活している人数や、構成に合わせて、適切な量を準備しておくことが大切でしょう。

情報を手に入れるツール(防災ラジオやモバイルバッテリー)

災害時は、停電する可能性も考えて、防災ラジオや、スマートフォンを充電するモバイルバッテリーを、準備しておくことも必要です。

災害時では、正しい情報を手に入れることが、自分の命を守ることに繋がります。
自分の身の回りで起きてることを、正しく理解し行動できるからです。

正しい情報を手に入れるためには、ラジオやスマートフォンが欠かせません。
電気がなくなり、情報を遮断しないように、普段から電池やモバイルバッテリーを準備しておくことが大切です。

健康や衛生用品(医療品、薬、簡易トイレ)

災害時には、怪我や病気のリスクを考え、医療品や薬なども準備しておくといいでしょう。

地震や台風で、食器や窓が割れ、思わぬ怪我に繋がることが予想されます。
また災害の範囲が広い場合、すぐに医療サービスを受けられるとは限りません。

怪我や、病気の重症化を防ぐためにも、簡単な処置のできる医療品や、薬を事前に用意しておくことが大切です。

また防災グッズの中で、比較的必要性が高いものに、簡易トイレがあります。

災害時には、断水の影響で、普通にトイレを使用することはできなくなります。
排泄物の処理がうまくいかなければ、細菌により、感染症の原因になることも考えられます。

避難所に仮設トイレなどができるのに、時間がかかることも考えられるため、簡易トイレは必須と言えるでしょう。

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防寒を考えた衣服(インナー、靴下)

防寒を考えた衣服を用意することも大切です。

災害はいつ起こるかわかりません。寒さが厳しい冬に、被害に遭う可能性もあります。
避難所に避難することができても、全員に十分行き届くだけの防寒対策がされているとは限りません。
自宅にいても、すぐに使用できるように、事前に準備しておくことがいいでしょう。
保温性の高いインナーや、靴下を用意しておくと、すぐに着用することができ、避難する際にもかさばることがないため、重宝します。

いつ災害がきてもいいよう、防寒対策も考えることが大切です。

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用意したものは定期的に管理しておくことが必要

防災対策として用意したものは、定期的に見直す必要があります。

なぜなら、モノには消費期限があるからです。
せっかく準備していても、消費期限が切れてしまっていては、いざという時に使えないため、準備しているとは言えません。

水や食料などは、定期的に消費する機会を設け、古いものから使い、その分新しいものを補充することで、常に使用する状態を保つことができます。

このローリングストックと呼ばれる方法は、災害用品の管理に有効な方法です。

1ヶ所じゃなくていい?防災用品の置き場所

準備した防災用品は、適切な場所に配置する必要があります。

いざ必要な時にすぐ手に取れる場所になければ、避難の遅れなどを招き、被害が拡大するリスクが高まってしまいます。
また、常に確認しやすい場所に置くことで、管理することも容易になります。

ここでは、防災用品のおすすめの置き場所をご紹介します。

目につきやすくすぐに持っていける『玄関』

置く場所の候補は、まず玄関が挙げられます。

普段から目に入りやすいので認識がしやすく、災害時にすぐに持って出ることができます。
また自宅以外で被災した際も、家の中に入る必要がなく、素早く持ち出すことができるのも利点の1つです。

無防備になりやすい『寝室』

寝室も防災グッズをおく場所として、適していると言えます。

就寝中に災害に見舞われた場合、夜間や停電の影響もあり、周囲の状況が把握できない可能性があります。
被害の状況がわからない状態で、むやみに動いてしまうと、割れたガラスで足を切ってしまったりなど、思わぬ怪我に繋がるリスクがあります。
そのため、懐中電灯など、周囲を確認できるものを準備しておくことで、迅速に行動することができるようにするわけです。

家以外の場所『車』

防災用品を、車に置いておくのも有効と言えます。

自宅以外で被災する可能性もあり、その際に車に積んでると、すぐに使用することができるからです。
大雪で車が立ち往生した時など、防寒具や簡易トイレがあると便利でしょう。

このように、家以外の場所に、防災用品を置いておくことも大切です。

備蓄するものは場所を小分けにする

缶詰や食料品など、自宅で備蓄するモノに関しては、場所を1つに固定せず、小分けにして保管することが大切です。

災害時、家具が倒れて動かせなくなったり、ドアが歪み開閉ができなくなってしまう可能性もあります。
1ヶ所に保管しておくと、保管場所に何かあった場合に取り出せなくなり、いざという時に使うことができません。

家の一部が使えなくなることを考えた上で、保管場所を考えることも必要でしょう。

防災は毎日の意識から!日頃から心がけておくこと

いざという時のために、防災は日頃の心がけが大切になります。

ここでは日頃から知っておくといいこと、意識しておくべきことをご紹介します。

住んでいる地域への理解

自分の住んでいる地域について、理解を深めておくことが大切です。

「近くに川があり、大雨の際には氾濫の恐れがある」「大雪により孤立しやすい危険性がある」など、地域に応じて災害のリスクが異なります。

自分が住んでいる地域に潜む危険性を理解できていれば、災害への意識が高まり、迅速な避難行動に繋げることができます。
そして、それに応じた防災用品を、準備することができます。

また、避難が必要になった時に、どのような経路で避難所にいけるかを、確認しておくことも大切です。

避難所は、基本的に安全性の高い場所にあります。
事前に避難所の確認を怠ると、見当違いの方向に向かい、増水している川の方角に向かってしまうなどの危険性もあります。

そのため、今自分が住んでいる場所への理解が、防災の第一歩と言えるでしょう。

地域住民とのコミュニケーション

日頃から、近隣住民との関係性を築いておくことも大切でしょう。

災害においては、個人で対処することができないことが多くあります。
例えば、大雪での除雪作業など、1人では到底することはできません。

そのため、災害時には近隣住民との協力が必要になってきます。
足りない物資を、お互いに分け合うなど補い合うことが大切です。

普段から、近隣住民とコミュニケーションを取ることは、防災の一環になると言えるでしょう。

応急手当や避難行動の知識をつける

災害の被害を抑えるために、最低限の知識を身につけておくのもいいでしょう。

災害時に怪我をした場合、すぐに医療機関で処置できるとは限りません。
その時は、止血や消毒などの応急手当てを自分で行う必要がでてきます。

処置を早い段階ですることができれば、自らの身を守れることはもちろん、家族を守ることもできます。

また、避難への知識があれば、的確に避難行動を取ることができ、避難が遅れることでの災害を防ぐこともできます。

被災したときに必要となることを、知識として日頃から身につけておくことは大切でしょう。

まとめ

普段から必要性を感じながらも、なかなかできないのが防災対策だと言えます。

まず手始めとして、災害でどのような被害に遭う可能性があるかを、知ることが大事でしょう。
そして実際に、災害にあったことを想定しながら、日頃から準備していくことが必要です。

いざという時に、自分の身、そして家族の身を守るためにも、防災対策は必須と言えるでしょう。

ライター:小澤隆史
元お笑い芸人で現在は動画編集を中心にフリーで活動中

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