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コラム - あったかコラムに花が咲く

心地よい睡眠には、目元・首元をあたたかく

2019/01/02


 

良質な睡眠は自律神経の切り替わりにあり

 
睡眠の質に大きく影響のある自律神経には、交感神経と副交感神経があり、いずれも私たちの意思で動かすことはできません。
交感神経は、活動的な昼間に優位になり、寝ている間は、リラックスした身体を修復する副交感神経が優位な時間になるのですが、疲れていたりストレスがたまった状態では、交感神経が活発な状態が続くため、睡眠で回復するのが難しくなります。
さらに、男性は30歳ころから、女性は40歳ころから副交感神経だけが急激に働かなくなるため、質の良い睡眠を得るためには、昼間には交感神経が優位に、夜には副交感神経が優位になる生活リズムを整えていく工夫が必要になります。
 

副交感神経が優位な上質睡眠を得るために

 
日中のストレスや刺激をもったまま夜を迎えることが多いと、交感神経が優位な状態がつづき、副交感神経がうまく機能してくれません。
そこで、副交感神経とかかわりのある神経が多く通っている首をケアして、自律神経のバランスを整え、副交感神経を高めていきます。
 

疲労の原因首こりは、保温で解消

 
首は重い頭を支えていると同時に、太い血管や交感神経や副交感神経に影響をあたえる神経が集中している場所でもあります。
ほぼ全ての内臓機能を左右する副交感神経の束でできた迷走神経は、首の筋肉がこり、血流が悪くなると内臓機能を正常に指示することができず体調不良につながることもあります。
もともと血管が拡張することで働く副交感神経が機能しないことで、交感神経が優位になりっぱなし、身体はアクティブな状態がつづき、疲れがますます蓄積されていってしまいます。
迷走神経は、頸部の皮膚に近い部分を通っているため、首をあたためることで、副交感神経に影響をあたえることができ、優位になります。
また、首のつけねには星状神経節という交感神経が集まる場所があり、ここを温めると交感神経の働きがおさえられて、逆に副交感神経が優位になり、リラックスした状態になります。
つまり、首をあたためることは、身体のどの部位をあたためるよりも疲れをとる近道になるのです。
 

交感神経の過剰興奮は目の保温でおさえる

 
パソコンやスマホの画面を長く見ていると、目の周りの筋肉がかたくなり、血流が悪くなります。こうなると、交感神経が過剰に働いて、身体機能をフル活動させた活発な状態になるため、上質な睡眠のさまたげとなり、疲れも取れにくく、いくら眠ってもすっきりしないという状態になってしまいます。
良質な睡眠に導くためには、周りの明るさに反応して自動的に瞳孔の収縮を行う動眼神経の副交感神経や、目のピントを合わせるために毛様体筋を動かしている副交感神経を優位にすることです。眼を温めることで、これらの副交感神経の機能がアップし、心地よい睡眠へと導かれます。
 
質の良い深睡眠を得るためには、睡眠中、体内深部温度をさげることが大切です。そのためには、熱がこもらないように、ネックウォーマーで保温する場合は、ゆったりめをつけるようにしましょう。また、毎晩眼をあたためると、眼の調整力の衰え防止にもなります。
的確な場所を心地よくあたためて質の良い睡眠をおとりください。

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