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温泉は目的別に選ぶ!泉質による温泉の違いとおすすめの入り方

2020/02/10

気温が低いとどうしても気分が落ち込んでしまうこともありますが、冬は温泉を楽しむのに最適な時期です。
日本には、寒い冬だからこそ楽しめる温泉地が数多くあります。
ぽかぽかの温泉にゆっくりと浸かり、冷え切ったカラダを温めるのも冬だけの贅沢です。
しかし、温泉と一言で言っても、泉質や効果・効能は幅広くあります。
「肩こり改善に良い」「美肌に良い」など、温泉によって得られるものが全く異なるため、温泉を満喫するには、温泉の選び方が重要なのです。
そこで今回は、目的別の温泉の選び方や、泉質よる効果・効能の違いについてご紹介いたします。
温泉を楽しむためのおすすめ入浴方法についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

温泉を選ぶまえに

日本には、全国各地に数多くの温泉地があります。
「温泉へ行きたい」と思ったら、まずはどの温泉地に行くかを考えるかと思いますが、そのとき“なんとなく”決めてはいませんか?それはとてももったいないです!
温泉によって泉質には違いがあります。
そのため、自分の目的や体質に合うところを選ぶことで、より温泉を満喫できるメリットがあるのです。

まずは目的を明確にすることが大事

温泉へ行くときの目的は、人それぞれ異なるものです。
例えば、「最近肩こりが酷いから、温泉につかって癒されたい」という人もいれば、「食べすぎたので、少しカラダを絞りたい」という人もいるでしょう。
また、女性の場合は、温泉に浸かって肌をつるつるにしたいなど、美肌効果を重視したい人もいるはずです。
しかし、温泉の泉質によって、得られる温泉効果には違いがあります。
つまり、自分の目的に合った泉質の温泉を選ぶことが重要になるのです。
「美肌になりたい」という目的をもって温泉に行っても、実際には肩こりや腰痛に効果のある温泉の場合、目的と相違してしまいます。
温泉を選ぶ前に、まずは自分が何を目的に温泉へ浸かりたいのかを明確にしてから、目的に合った泉質の温泉に選択肢を絞ることが大切です。
目的に合った温泉を選ぶことで、より満足感が増し、温泉を楽しめることに繋がります。

温泉の泉質を理解しよう

温泉へ行きたい目的が見つかり、行き先をある程度定めたら、決定する前に「温泉の泉質」を理解しましょう。
なぜなら、温泉の泉質による違いは、温泉効果だけではないからです。
泉質の違いは、「肩こり」や「美肌」「冷え性改善」といった温泉効果が異なるということは、温泉に含まれている成分そのものが違うということになります。
そのため、泉質によって、においや色、液性などにも違いがあるのです。
例えば、たまごが腐ったようなにおいが特徴的な「硫黄泉」は、身体的疲労を取り除くのに効果的な温泉です。しかし、においがきついため、苦手とする方も少なからずいます。
また、硫黄泉はアトピー性皮膚炎などに効果的と言われているものの、殺菌力が強く、肌を保湿してくれる成分も入っていないため、敏感肌の人にとってはピリピリとして刺激が気になる場合もあります。
硫黄泉の例をあげてみましたが、どの泉質でも、人によってカラダとの相性が異なるため、事前に泉質についてよく調べておくことが重要になるのです。
泉質を調べないまま温泉を決めてしまうと、行ってから「思っていたのと違う…」ということになりかねません。
温泉へ行く目的を決めたら、自分のカラダが泉質に合うのか合わないのかをしっかり理解してから行き先を最終決定すると安心です。

温泉の泉質によって、温泉効果やにおい、色などの特徴が異なります。

子どもと一緒のときは「単純泉」

小さな子どもがいるご家庭では、子どもも入れる温泉を選ぶ人は多いでしょう。
子どもは大人よりも肌が弱いため、刺激が少なくクセのない泉質の温泉を選ぶことが好ましいです。
日本でもっとも数が多いとされている「単純泉」は、無色透明でニオイが少ない特徴があります。
肌への刺激も少なく、湯冷めもしづらいことから、子どもはもちろん老若男女問わず入りやすい泉質です。
また、アルカリ性単純温泉は、肌をつるすべにしてくれる効果もあることから、別名「美肌の湯」と呼ばれています。
美肌効果のほか、肩こりや腰痛、疲労回復にも効果的なので、子どもと一緒に温泉へつかりながら、日ごろの疲れを癒すことができます。

単純泉のおもな温泉地

飯坂温泉(福島県)、伊香保温泉(群馬県)、鬼怒川温泉(栃木県)、下呂温泉(山梨県)、
宇奈月温泉(富山県)、道後温泉(愛媛県)、鹿教湯温泉(長野県)、湯布院温泉(大分県)など

肩こり改善なら「塩化物泉」「単純泉」

スマートフォンやパソコン、タブレット端末などの普及により、慢性的な肩こりに悩む人は少なくありません。
マッサージなど肩こりをラクにする方法はたくさんありますが、温泉で肩こりを温めてほぐすのも効果的です。
肩こりの緩和には、「塩化物温泉」とさきほど紹介した「単純温泉」をおすすめします。
塩化物温泉は、温泉の成分に塩分が含まれているため、熱が逃げにくくカラダをしっかり温められることが特徴です。
保温効果が高いことから、肩のコリをしっかりとほぐしてじんわり温められるため、肩こり改善に向いています。
見た目は無色透明ですが、塩分が入っていることから、口にすると少し塩辛いです。
ただし、敏感肌の人は、塩化物泉の含まれている塩分の刺激が強すぎる場合があるため、長時間の入浴は避けましょう。
心配な方は、塩化物泉ではなく単純泉を選んだ方が無難です。

塩化物泉のおもな温泉地

長寿温泉(青森県)、渋川温泉(群馬県)、別府温泉(大分県)、有馬温泉(兵庫県)、皆生温泉(鳥取県)、熱海温泉(静岡県)、片山津温泉(石川県)など

美肌効果目的なら「炭酸水素泉」「硫黄泉」

「温泉=つるつる肌になる!」というイメージを持っている人は多いでしょう。
それだけ、温泉にはたくさんの美容成分が含まれていて、入るだけで肌がすべすべになったり、潤いが取り戻せたりするうれしい効果があります。
なかでもとくに美容効果が高いと言われているのが、「炭酸水素泉」と「硫黄泉」の2つです。
炭酸水素泉は、「炭酸水素」をたっぷり含んだ温泉で、その大多数が美肌に良いとされているアルカリ性の泉質であることが特徴です。
古くなった皮脂を取り除き、新陳代謝をUPしてくれる効果もあり、入浴後はつるすべ肌になれます。
また、入浴後さっぱりとした爽快感があることから、炭酸水素泉のとりこになる人も多いです。
一方、硫黄泉は、ゆでたまごが腐敗したような独特なにおいが特徴的な温泉です。
硫黄は温泉らしいにおいがするので、温泉を満喫したい方には温泉気分がUPする香りとも言えるでしょう。
硫黄泉に含まれている硫黄には、保湿効果のほか、高い殺菌効果もあるため、美肌だけでなく皮膚病の改善にもおすすめです。
ただし、硫黄泉は金属類を腐食させてしまう場合があるため、必ずアクセサリー類は外してから入浴しましょう。

炭酸水素泉のおもな温泉地

鳴子温泉(宮城県)、湯の川温泉(北海道)、川湯温泉(和歌山県)、小谷温泉(長野県)など

硫黄泉のおもな温泉地

高湯温泉(福島県)、那須温泉(栃木県)、日光湯元温泉(栃木県)、草津温泉(群馬県)など

脳卒中、高血圧症、動脈硬化の緩和には「硫酸塩泉」「硫黄泉」

温泉は、健康を維持するためにも重要な存在です。
疲労回復はもちろん、病気の発生リスクを抑えたり、症状を緩和させたりするのにも、温泉が効果的です。
硫酸をたっぷりと含む「硫酸塩泉」は、脳卒中をはじめ、高血圧症や動脈硬化の症状を和らげ、発症リスクを抑える効果も期待できます。
硫酸の働きにより、末端の血管が拡張され、酸素や血液を全身に送ることかできるのです。
また、硫酸塩泉のほか、さきほどご紹介した硫黄泉も、硫黄成分の働きにより血行を促進し、動脈硬化の防止や症状緩和が期待できます。

硫酸塩泉のおもな温泉地

浅虫温泉(青森県)、遠刈田温泉(宮城県)、法師温泉(群馬県)、天城湯ケ島温泉(静岡県)、
水上温泉(群馬県)、四万温泉(群馬県)、堂ヶ島温泉(静岡県)、玉造温泉(島根県)など

温泉を満喫するためのおすすめ入浴方法

温泉に楽しくリラックスして入るためには、入浴法にも注意することが重要です。
せっかく温泉へ行っても、長く入りすぎたり休憩をとらなかったりすると、のぼせてしまったりかえって疲れが溜まってしまいかねません。
温泉へ入るときは、以下の流れを守ることで心身ともにリラックスすることができます。

1. 入浴前は、水分補給をしっかりと!

温泉へ入る前には、必ず水分を摂っておくことが肝心です。
入浴中はあまり感じない人も多いのですが、実は温泉に入っている間はたくさん汗をかきます。
温泉につかってかく汗の量には個人差があるものの、成人した大人の場合、10分ほど入浴するだけで500mlのペットボトル1本分に相当する水分を失っているのです!
人は水分が不足すると、血行が悪くなったり、疲労が溜まりやすくなったりと、カラダにさまざまな不調が現れます。
リラックスするために温泉へ行ったのにも関わらず、かえって疲れが溜まってしまっては元も子もありません。
そういったことを避けるためにも、入浴前にしっかり水分を補給して、水分が不足しないよう対処しておくことが重要です。
温泉に入る20~30分前には、最低でもコップ1杯程度の水を飲んでおくと良いでしょう。

2. すぐに温泉には浸かるのはNG!まずはかけ湯でカラダを慣らす

待ちに待った温泉を目の前にして、すぐにお湯へ浸かりたくなる気持ちもわかります。
しかし、すぐに温泉へ入るのは、マナー的にもカラダの負担を考えても避けるのが正解です。
温泉は、自分以外にもたくさんの人が入る場所ですので、まずはカラダの汚れを落としてから浸かるのが最低限のマナーとなります。
また、突然温かいお湯に浸かると、内臓や血管が驚き、負担をかけてしまいかねません。
温泉に入る際は、まず「かけ湯」をして、カラダの汚れを落とし、お湯に慣れさせてから浸かることが大切です。
入浴する際も、突然入るようなことはせず、カラダにお湯の温度を慣れさせるようにゆっくりと浸かりましょう。

3. 温泉に入ったら、3~5分おきに休憩をはさむ

カラダの芯までじんわり温まる温泉は、つい長時間入ってしまうもの。
しかし、長い時間浸かりすぎると、心臓や血管などの組織へ負担がかかり、疲労を感じる場合があります。
温泉の効果・効能を最大限得るためには、入浴と休憩を繰り返すことが重要なポイントです。
42℃以上の熱いお湯の場合は3分、42℃以下のお湯の場合は5分を目安に、入浴と休憩とを挟みましょう。入浴と休憩は、3、4回程度が目安です。
休憩をしっかりとることで、カラダへの負担が減るだけでなく、深部温度が上昇しやすくなり路廃物の排出を促進する効果も期待できます。

4. 温泉を出るときは、上がり湯を忘れずに

温泉をとことん満喫するのなら、「上がり湯」はかかせません。
湯口から出ている温泉は、湯船のお湯よりもキレイで鮮度が高く、温泉に含まれている成分も濃いです。
そのお湯を最後にカラダへかけることで、より温泉の効果・効能を得ることができます。
ただし、泉質によっては、お湯に含まれている成分で刺激やニオイが強いものもあります。
そのような場合は、上がり湯をかけた後に、シャワーで洗い流すと良いでしょう。

5. 入浴後の水分補給も必須

温泉に入る前はもちろん、入浴後も失われた水分を補うため、水分補給は必須です。
コップ1杯程度の水でかまいませんので、忘れずに飲んでおきましょう。

まとめ

日本には、全国各地の温泉があるため、どの温泉を選ぼうか迷ってしまう人は多いでしょう。
温泉によって泉質はもちろん、効果・効能がまったく異なるため、まずは「何を目的として温泉に浸かりたいのか」を明確にすることが大切です。
自分の目的と照らし合わせて選ぶことで、より温泉を満喫できるようになります。
また、温泉はただ浸かるのではなく、正しく入浴することで、より効果を引き出すことが可能です。
温泉は宿泊だけでなく日帰りでも気軽に楽しめますので、温かい温泉で疲れを癒して、寒さを乗り切りましょう!

[ライター:natumama]

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