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寒くて眠れない時は、副交感神経アップ大作戦

2018/10/26

身体が冷えて眠れない仕組み

心地のよい深い眠りは、体内深部の熱を逃して体温を低くすることで得られます。
そして、体内深部体温をさげるためには、体表の皮膚面から熱を逃がしコントロールされている必要があるのです。
つまり、身体が冷えて眠れないというのは、寒さや冷えによって皮膚温度が下がり血管が収縮して体内深部に熱を閉じ込めようとしているからなのです。

身体をあたためて深睡眠に導く副交感神経を活発に。

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、いずれも私たちの意思で動かすことはできず、一日のうちで、優位になる方へ切り替わります。
日中は、活発に頭や体を動かして集中力をアップさせる交感神経が働き、夜は、臓器や細胞を修復・再生させ疲れから回復させる副交感神経が優位に働きます。

副交感神経を睡眠時にピークにもってくることができると質の良い深睡眠をえることができるというわけです。
心地よいあたたかさを脳が感じると血管が拡張され副交感神経が機能することから、深睡眠を得られやすくなります。

副交感神経のアップは入浴と心地よい保温で

入浴は、心身のリラックスだけでなく、深睡眠に重要な「深部体温が下がって眠くなる」というステップに至るための「身体をしっかりと温める」ということからも重要です。
シャワーでは、脳から抹消の血管を広げて血流をよくする指令がいくほどのポカポカ感は得られません。
ただし湯船の温度が熱すぎると、副交感神経ではなく交感神経が優位になるので、38℃~40℃の少しぬるめのお湯でゆったりと身体をほぐしながら入るのがおおすすめです。入浴時間も心拍数や血圧が上昇しすぎて交換神経が活発になる前の15分~20分がベスト。

また、睡眠の質の面からいうと、半身浴だと効果は半減。全身浴だと効率よく身体をあたたることができ、また、浮力で身体が軽く感じられ脳がリラックス感を感じ副交感神経が活発になるというメリットも。

また、入浴後時間がたって身体が冷えたときは、眠る30分くらい前に、冷えを感じやすい手足を軽く回したり、首を温めたりして体温をあげ、皮膚面から熱を逃がし、深体温が下がる状態に導いていくことも効果的です。
特に、首の副交感神経が集まる副交感神経節は、心拍や呼吸、胃腸の働きをつかさどっており、日中の交感神経活動が高められたことにより、ストレスなどのダメージを受けやすい場所です。
睡眠で疲れをとるためにも、熱放出を妨げないゆるめのネックウォーマーなどで心地よく感じる程度にあたため首の副交感神経節の活動を優位にしていきたいものです。

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身体が冷えて眠れない冬の夜。
つい全身をぴったりと覆ってしまいそうですが、質の良い深睡眠を得るためには、睡眠中も熱放出を妨げないように気をつけることも大切です。

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