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コラム - あったかコラムに花が咲く

女性は足を冷やしてはいけません。~母から娘へ

2019/07/09

女性は男性に比べて冷え性の人が多いと言われていますが、女性は一生を通して体の不調を感じることも少なくはないようです。
女性の体は、初潮から更年期に至るまで子宮や女性ホルモンの影響が大きく関わっていると思われます。

女性のみなさんは子どもの頃、素足でいるとお婆ちゃんやお母さんに「靴下を履きなさい、女の子は足を冷やしてはいけません!」などと怒られた経験はありませんか?
お婆ちゃんやお母さんは身を持って経験していたのですね。
女性は、特に足を冷やしてはいけないと娘に伝えたかったのです。
この記事では女性の足の冷えが、心と体にどのような影響を与えるのか考えてみました。

「頭寒足熱」の意味

みなさんは、「頭寒足熱」という言葉を知っていますか?
これは、読んで字のごとく頭がある上半身は涼しく、足がある下半身は温めるという意味になります。
この「頭寒足熱」にすることで病気になりにくく、健康に良いということになるようですが具体的にはどういうことなのでしょうか。

たとえば、冬の寒い日の外出は全身を厚着にしてしまいがちです。
ところが、建物内に入ると暑くなってしまい汗をかき、反対に冷えてしまったという経験をされた人もいるのではないでしょうか。

それを防いでくれるのが「頭寒足熱」の考え方です。
寒い日の外出でも上半身は涼しめに、下半身は温かくするというバランスの服装をすることで血液循環が良くなり体全体が温まりやすくなります。
健康に良いという「頭寒足熱」は冷え性の女性にも効果が期待できそうです。

冷えの原因

ここで1度、冷えの原因を見ていきたいと思います。

➀ 体内で熱が作れない

人は何もしなくても生命活動を維持するために、生体で自動的に行われている活動で必要
なエネルギーがあり、それを基礎代謝といいます。
この基礎代謝は1日のエネルギー消費の60~70%を占めています。

体内でエネルギーが作られる際には熱を生み出すのですが、基礎代謝が低い人は熱を生み出しにくく冷える原因にもなってしまいます。
その基礎代謝を上げるために必要なことが筋肉量を増やすことです。
筋肉量が増えることによって、基礎代謝も上がり体温維持につながります。

➁ 自律神経の乱れ

自立神経とは、全身に巡らされている神経で自分の意思とは無関係に外部環境の変化に応じて体内環境を調整する神経です。

自立神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は人が活動している覚醒時、運動中、緊張や不安、怒りや恐怖などのストレスを感じた時に働きます。
副交感神経は食事中、睡眠中など体がリラックスしている休息時に働きます。

このように、交感神経と副交感神経は相反する働きをします。
この2つの神経はシーソーのような関係で、どちらかが優位になるとどちらかが休息するといったバランスが大事です。

人間の体温調節は、自律神経によって行われています。
暑いと感じると血管が拡張されて体から熱が放出され、寒いと感じると血管が収縮され熱を逃がさないようになっています。
睡眠不足や疲労、過度なストレスなどを受けると自立神経が乱れてしまい、手足の血流が抑制され冷えの原因になってしまいます。
日頃から、規則正しい生活を心がけることが自律神経のバランスを崩さないポイントになりますね。

ここでは、大きく2つに分けましたが、他にも女性ホルモンの関係や疾患によるものなど様々な原因があります。

部位によって違う足の冷え

女性の冷えでも特に足の冷えを訴える人は多くいます。夏の暑い日でも足だけは冷えを感じて靴下を履いたり、暖かい部屋なのに寝る時は足が冷たくて靴下を履いて寝るという人はたくさんいると思います。

子どもの頃はあまり感じなかった足の冷えですが、大人になると常に足の冷えに悩まされている女性が多いということですね。
お婆ちゃんやお母さんは足を冷やしてはいけないと言っていましたが、一口に足と言っても色々な部位があり、意外なことに「ふくらはぎ」にも重要な働きがあるようです。

ふくらはぎは、歩き過ぎた時や運動の後はよく揉んだりしますが、冷やしてはいけないなんて、あまり聞いたことはありません。
それぐらい、ふくらはぎは冷えを感じない部位でもあるわけですが、逆に考えると冷えていることに気が付かない部位でもあります。

ふくらはぎの働き

ふくらはぎは第2の心臓とも言われていますが、なぜ、そう言われているのでしょう。

身体の血液は心臓から押し出されて全身を巡り、また心臓へと戻ってきます。
心臓より高い位置にある頭や首などの血液は、重力の関係で心臓へと簡単に戻りますが、
下半身の血液は重力に逆らうため上手く戻ることができません。

人間は二足歩行なので血液が下半身に溜まりやすくなっています。
そこで、下半身の血液を心臓まで戻してくれるのが、ふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋肉が縮んだり緩んだりを繰り返して、ポンプのように機能することで血液を心臓まで押し上げてくれます。
血液の約7割が下半身に集中しているのですが、ふくらはぎのポンプの役割のおかげで血液循環がスムーズに行われているのです。

ふくらはぎが、第2の心臓と言われているのは、足に溜まってしまった血液を心臓に戻すという働きがあるからだったのですね。

このように、大事な働きをしているふくらはぎですが、揉むことはしても温めることを意識している人はあまりいないようです。
揉むことで効果があるということは、ふくらはぎにはツボがあるということです。

ツボは東洋医学で言うと、気(生命エネルギー)と血の通り道でもあります。
つまり、血液循環でもあるわけですが、このふくらはぎを揉んだり温めたりすることで、そのツボに関する臓器の働きを調整したり改善することができるのです。

また、近年の夏は年々気温の上昇が見られ、老若男女問わず体を露出する機会も多くなっています。
みなさんの夏のファッションはどんなことに気を配っていますか?
女性は日焼け防止のために上半身は気を付けているようですが、膝から下はどうでしょうか。
最近は男性でも短パンを履いている人をよく見かけるようになりましたが、そのためか男性でも体の冷えを訴える人が増えているのだそうです。

ふくらはぎの冷え

ふくらはぎが冷えていると感じることはなかなか実感しづらいと思います。
たとえば、デスクワークなどで長時間座りっぱなしでいると脚がむくむということがあります。
それは、冷えや運動不足で脚の血液循環が悪くなっているために脚がむくんでしまうのです。
ずっと座っていることで血液循環が悪くなったのであれば、脚の運動をして温めてあげれば改善できるのではないでしょうか。

と言っても、デスクワーク中にいきなり運動をするわけにはいかないので1時間に1回でも立ち上がって、かかとの上げ下げや足踏みをします。また、トイレに行ったり給湯室に行ってお茶を入れてくるなど少しでも歩く工夫をしましょう。

このように、ふくらはぎの筋肉を使うことで血液を押し流す効果があります。どうしても、動けない場合はふくらはぎをマッサージするだけでも血流の改善はできそうです。

足先の冷え

そしてもうひとつ、お婆ちゃんやお母さんが言っていた足の冷えの、足先の方を見ていきたいと思います。
どうして、お婆ちゃんやお母さんは、「女の子は足を冷やしてはいけません!」と口うるさく言っていたのでしょう。
それは、足の冷えは女性にとって、とても大切な子宮や卵巣に関係があるからです。
先述にもあるように心臓は身体の上の方にあり、血液を循環するためにふくらはぎが大事なポンプの役割をしてくれて、下半身の血液を心臓の方に戻してくれます。

ところが、一般的に女性は筋肉量が少ないため、下半身から心臓のある上部へと血液を送る力が弱く血流が悪くなりやすいのです。
また、血液を送ることができても足先が冷えていると、その冷えた血液がそのまま上へと送られるため、途中の子宮や卵巣にも冷えた血液が送られてしまいます。そうなると、子宮や卵巣に十分な酸素や栄養が行き届かず子宮や卵巣に関する病気を引き起こしやすくしてしまうのです。

これはやはり、女性特有の冷えの症状と言えそうです。
それでは、女性特有の子宮や卵巣に関する病気にはどのようなものがあるのでしょう。

『 子宮の病気 』
・子宮内膜症 ・子宮筋腫 ・子宮頸がん ・子宮体がん ・子宮外妊娠など
『 卵巣の病気 』
・内膜症 ・多嚢胞性卵巣 ・卵巣がん ・卵巣良性腫瘍 ・卵巣繊維種など

また、乳腺や胎盤の病気もあり、多くが足の冷え、もしくは血液の滞りと深く密接しています。
このような病気にならなくても、生理痛や生理不順などをひどくさせる原因にもなりそうです。

足の冷えの改善

それでは、このような病気を引き起こしてしまう足の冷えはどうしたら改善できるのでしょうか。
一言で言ってしまえば「体を温めること」これに尽きます。
その、体を温めることを先ほどの「頭寒足熱」に重点を置いておススメしたいと思います。

・半身浴

冷えの改善には半身浴がおススメです。
38~40℃ぐらいのぬるめのお湯に、みぞおちのところまで浸かるようにします。
38~40℃というのは、微妙に違いがあるようで、温度によって湯冷めするまでの時間が違うようです。38℃の場合は20分後、39℃は25分後、40℃では50分後というデータもあるようなので、あなたのライフスタイル、寝る時間に合わせた温度で入浴しましょう。また、冬の半身浴は上半身が冷えてしまうこともあるので首回りまでの蓋を閉めたり、タオルを肩に掛けておくと安心ですね。入っている時間は10~15分ぐらい、自分で気持ちがいいなと思うことが大事なポイントですね。

・運動をする

熱を作り出すためには基礎代謝を高めることが必要です。その効果を上げるのが筋肉量を増やすことになります。
一般的に女性は筋肉量が少ないため冷え性の人が多いということです。
そして、下半身、足の冷えから子宮などの女性特有の病気を引き起こすこともあります。
それを防いでくれるのは足の運動です。
足の運動をして筋肉量を増やせば血流は促進され、体温も上昇します。
筋肉量を増やすには特別ハードな運動をする必要はありません。

そこでおススメな運動が誰でも手軽にできるウォーキングです。
人間の筋肉の70%は下半身に集中しています。その下半身の筋肉は歩くことで鍛えられ基礎代謝も徐々に上がり、全身の血流も促進されるようになります。また、下半身に溜まっていた血液は心臓に勢いよく戻ることができるのでむくみの改善にもなります。
他にも簡単にできる運動として、かかとの上げ下げをするだけでも血流改善の効果があります。一気に何度も行うのではなくて、1日に数回に分けて行うようにしましょう。

・冷えとり靴下やレッグウォーマーを履く

下半身の冷えがひどい人は、とにかく足を冷やさない工夫が必要です。そのためには、靴下やレッグウォーマーなどを履くということが望ましいですね。
血液の温度は心臓のところで40~42度ありますが、足先まで来ると26~32度まで下がってしまうそうです。冷え性の人になると22度程まで下がる場合もあります。
それでは、足先が冷たいはずです。

そこでおススメしたいのが、5本指の靴下です。寝る時も足が冷たくて靴下を履いて寝ることもあると思いますが、普通の靴下では蒸れてしまい汗をかき、その汗でまた冷えるということがあります。
5本指靴下なら蒸れる心配も少ないので朝までぐっすり、睡眠不足も解消できます。
5本指靴下の薄いものを何枚か重ね履きすることで、さらに効果はアップします。
そして、ふくらはぎを温めるのはレッグウォーマーが最適です。
また、スカートを履く際に脚全体を温めてくれるレギンスを履くのもおしゃれな冷えとりです。

まとめ

以上、足の冷えのお話をしてきましたが、足・下半身の冷えが改善されれば、ほぼ全身の冷えも改善されるのではないでしょうか。
冷えの原因は様々ありますが、大きな原因は血液の巡りが悪いことです。
冷え性の対策として、ただむやみに温めることではなく冷えの根本を改善しなくてはなりません。
それが、今日お話した「頭寒足熱」になります。
上半身は涼しくして、下半身は温めるということです。

お婆ちゃんやお母さんが「靴下を履きなさい、女の子は足を冷やしてはいけません!」と言っていたのは娘への思いやりの言葉だったのですね。
足・下半身の冷えが改善できれば、女性特有の体の不調も少しずつ軽減できるのではないでしょうか。さらには、気持ちも明るくなり心の冷えも改善され、日常がさらに楽しいものへと変わってきます。
冷えの改善で生き方まで変えることができるなんて素晴らしいことではありませんか?
まずは、あなたにできることからチャレンジしてみましょう。
1週間後はお友達と会うのが楽しみになるかもしれませんね!

[ライター:健康管理士 松岡さとみ]

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