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子どもにおすすめの入浴法は?入浴による効果と入浴方法

2020/01/11

生活習慣として、毎日何気なく行っている入浴。
忙しい日や面倒なときは、お風呂には浸からずにシャワーだけでさっと済ませていることもあるのではないでしょうか。
シャワーだけで済ませれば、浴槽に湯はりをする手間が省けたり、浴槽のお掃除の手間も減るので楽ですよね。
しかし、入浴は1日の汚れを落とすためだけに行うものではありません。
入浴をすることで、カラダをきれいにする以外にもたくさんの効果が得られるのです。
それは大人だけに限らず、子どもでも同様。温かいお湯に浸かることは、健康なカラダづくりに繋がります。

今回は、子どもにおすすめの入浴法や、入浴で得られる効果、入浴剤の選び方までご紹介いたします。
子どもはもちろん、大人の入浴方法としても役立てていただければ幸いです。

子どもの入浴で得られる4つの効果

子どもにとって、毎日しっかりお風呂に入るということは、栄養バランスの整った食事を摂ることや、しっかり睡眠をとることと同じくらい大切なことです。
毎日、健康で元気なカラダを維持するためにも、お風呂に浸かることは欠かせません。
入浴をすることで、以下のような嬉しい効果を得ることができます。

1. 体温が上がり、血行が促進され、風邪が引きにくくなる

お風呂につからないと、カラダの芯まで十分に温まりません。
ごく稀な程度なら弊害は起こりませんが、シャワーだけで済ませることが習慣化してしまうと、血行不良となり体温が下がってしまいます。
つまり、子どもでも「カラダの冷え」を引き起こりしまう可能性があるのです。
体温が低下すると、内蔵が冷え、自律神経の乱れや内蔵機能の低下にも繋がります。
その結果、カラダの抵抗力が弱まって、風邪をひきやすくなったり、不調を感じやすくなってしまったりします。
女の子の場合、男の子よりも筋肉の量が圧倒的に少ないため、より体調不良に陥ってしまうリスクも高くなります。
女の子ならではの月経障害に繋がる場合もあるため、冷えを安易に考えてはいけません。
毎日きちんと入浴をしていれば、深部の体温がしっかり上昇するので、血の巡りが良くなります。
カラダが温められることで、適正な体温がキープされ、さまざま病原菌と戦う抵抗力がつき、風邪を引きにくくなる効果もあるのです。

2. 良質な睡眠がとれ、丈夫なカラダがつくられる

よく、子どもは「寝る子は育つ」と言いますよね。
その言葉通り、子どもの成長にとって“睡眠”は欠かせないものです。
良質な睡眠をとるには、入眠前に一度体温を上昇させてから、深部体温を低下させることがカギを握ります。
シャワーだけで簡単にお風呂を済ませしまうと、深部体温が上昇しないため体温が低いままになってしまいます。
もちろん、就寝前までに深部体温を下げることが大切ではありますが、“一度上昇した深部体温を低下させること”がもっとも重要になります。
例えると、入浴によって上がった体温を、ジェットコースターのように急降下することで眠気を誘い、心地よく入眠することができるのです。
お風呂につかって芯まで温まることで、深部体温が上がり、良質な眠りにつきやすくなるのです。
良質な睡眠がしっかり確保できると、原動力となるエネルギーが生み出され、カラダの機能が整います。
また、睡眠中は成長ホルモンが多く分泌されるため、子どもの健やかな成長を維持することができます。

3. カラダの疲れや老廃物が体外へしっかり流れる

大人と比べて、子どもは疲れ知らずと言えるほど、体力面で敵わないと感じることがありますよね。
しかし子どもとはいえ、カラダを動かした分はしっかり疲労も溜まります。
蓄積した疲労は、深い眠りについている時、すなわち「ノンレム睡眠」の時間帯が、疲労回復に大切なタイミングです。
ノンレム睡眠をとレム睡眠を繰り返し、安定して良質な睡眠をとることで、その日の疲れや溜まった老廃物を体外へしっかり流すことができます。
ノンレム睡眠の時間帯は、肉体疲労の回復のほか、成長ホルモンの分泌も活発になる時間帯です。
良質な睡眠をとり、次の日に疲れを繰り越さないためにはやはり入浴が欠かせません。

4. 集中力や記憶力が高まる

温かい湯船につかると、温熱効果によりカラダがポカポカと温まり、心身ともにリラックス効果が得られます。これは大人だけでなく、子どもにも言えることです。
入浴中は脳までリラックスしている状態のため、記憶力が向上し物覚えが良くなります。
つまり、入浴中に九九を覚えたり、読み書きの学習をしたりするなど、“浴育”をすることは、子どもの成長にも良い影響をもたらすのです。
また、深い眠りにつくノンレム睡眠では、肉体疲労を回復させてくれますが、浅い睡眠であるノンレム睡眠は、記憶を定着させる大切な時間帯です。
しっかりと入浴して良質な睡眠をとることは、集中力・記憶力UPにも重要になります。

入浴するとき注意しておくべきポイント

丈夫なカラダをつくるためには、子どもに適した方法で入浴することが大切です。
お湯の温度や入浴時間にはとくに気を配り、正しくお風呂に入りましょう。

・お湯の温度は37~38℃

お風呂の温度は、熱めの方がカラダはしっかり温まるのでは?というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、それは大きな間違いです。
40℃以上のお湯に浸かると、入浴中や入浴直後は高い体温をキープできます。ですが、就寝するまでにかなりカラダが冷えてしまいます。
それだけでなく、熱すぎるお湯は交感神経を刺激して働きが活発になり、カラダが興奮状態に陥ってしまいます。
興奮状態が活発になると、心拍数や血圧が上昇し、目がさえて寝付きにくくなるため、かえって逆効果です。
子どもと一緒に入浴するときは、大人がぬるいと感じるくらいがベストです。
だいたい38~39度くらいが適温になります。
38~39度のぬるめのお湯に浸かることで、子どもの心臓や血管にも負担がかけることなく、血行を促進することができます。そして、ゆっくりと深部が温まることで、心もカラダもリラックスしていきます。
気温が下がる冬場は、39~40℃くらいと1度ほど高めに設定しましょう。

・お湯の量は、肩までつかる程度に

カラダの深部まで温熱を届けるには、肩までしっかりつかることが大切です。
半身浴では入浴による温熱効果が半減してしまうため、全身しっかり浸かることが重要になります。
湯船で座った時に、子どもの肩がつかることを目安に湯量を調整しましょう。
ただ、子どもは湯船のなかで立ち上がって遊んだり、歩き回ったりすることも多いでしょう。
そんなときは、しっかり肩までつかれるように声掛けやサポートをしてあげましょう。
思うように肩までつかることができない場合は、桶などを使って肩にお湯をかけてあげるのも有効です。

・入浴時間は15~20分にとどめる

子どもはお風呂につかりながら楽しく遊ぶことも多いですよね。
そのため、つい入浴時間が長くなってしまうことも少なくありません。
しかし、長くお風呂につかると、カラダが温まりすぎて交感神経を刺激してしまう可能性があります。
また、入浴中は水圧によりかなりの体力を消耗するため、大人よりも体力が少ない子どもにとっては、カラダに負担がかかりすぎてしまうのです。
お風呂に入ることで体力が奪われてしまっては、元も子もありません。
入浴時間は15分程度が望ましく、長くても20分程度にとどめておきましょう。

・夕食後すぐの入浴は避ける

1日の流れで、夕食を食べてすぐにお風呂へ入るという方もいるのではないでしょうか。
しかし、食後まもなくは、胃腸をはじめとする消化器官に血液が集まっている状態です。
お風呂につかると、カラダ中の血液の巡りが良くなるため、その分消化器官に集まっている血液が減ってしまいます。
消化器官への血の巡りがうまくいかなくなってしまうと、内蔵の機能が弱まり、胃に入った食べ物が十分に消化されなくなってしまう場合もあるのです。
消化不良は、吐き気や膨満感、食欲不振を招く恐れがあります。
食後すぐの入浴は避け、1時間ほど時間をおいてから入浴するよう心がけましょう。

・入浴は寝る1~2時間前までに済ませる

入浴により一度上昇した体温は、時間が経つにつれて徐々に低下していきます。
体温が下がってくると、同時に眠気も強くなってくるため、お風呂に入ることでぐっすりと眠りにつくことができるのです。
しかし、入浴してすぐは体温が下がり切っていないため、良質な睡眠をとるタイミングとして適していません。
入浴によって温められたカラダは、1~2時間かけて通常の体温に戻ります。
そのため、入浴を就寝時間の1~2時間前に済ませておくと、夜更かしすることもなくぐっすりと入眠できます。

・キレイなお湯を使う

お風呂に毎日お湯をはると、どうしても水道代やガス代などの光熱費がかさんでしまいます。
そのため、節約を意識して、湯船のお湯交換を2日に1回にし、追い炊きや足し湯をしている方もいるのではないでしょうか。
子どもは、大人よりも肌が弱く、ちょっとした刺激でも肌荒れに繋がってしまうことがあります。
とくに、肌が乾燥しやすいお子さまや、アトピー性皮膚炎のお子さまは、よりお湯の清潔度に注意しなければなりません。
一見そこまで汚れが目立たないお風呂の残り湯でも、たった一晩で雑菌が繁殖します。
また、普段はなかなか掃除ができない給湯配管に溜まったカビや雑菌、病原菌が追い炊きによって湯船へ戻り、不衛生な状態になってしまうこともあるのです。
2日目の残り湯をキレイにする専用の洗浄剤も販売されていますが、肌の弱い子どもにとっては、洗浄剤の刺激で肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
少々もったいないように感じますが、できるだけお風呂のお湯は毎日取り換えて、キレイなお風呂を用意するのが安心です。

子どもも使える入浴剤の選び方

入浴剤は、リラックス効果を高めたり、温泉につかっているかのような気分になれるメリットがあります。
ただし、大人では問題なく使える入浴剤であっても、肌が弱い子どもと一緒に入浴するときは注意が必要です。
購入前に子どもも使える入浴剤かどうか確認し、肌への負担がかからないものを選びましょう。

・肌への刺激が極力少ないものを

入浴剤にはさまざまな成分が含まれています。
そして、入浴剤の種類によって配合成分は異なるため、商品によっては子どもの肌に刺激が強すぎる場合もあるので注意が必要です。
よく、湯船へ入れて泡が発生するものや、さわやかな清涼感のあるものがありますよね。
しかし、これらの入浴剤には、炭酸ガスや発汗作用のある成分が配合されているため、子どもには刺激が強すぎます。
入浴剤を選ぶときは、低刺激のものや弱酸性のものを選ぶとよいでしょう。
「赤ちゃんから使用OK」や「防腐剤無添加」といった、子どもの肌にも優しい旨の記載があるものがおすすめです。

・はじめは少量から使い、肌に合うか試す

弱酸性のものや、赤ちゃんから使えるタイプの入浴剤だとしても、肌への負担はゼロとは限りません。
肌質によっても、お肌に合うか合わないかは子どもによって違いがあります。
はじめは入浴剤を少量にとどめておき、肌に合うかどうか試すことが重要です。
肌への影響がないことを確認できてから、適正量を使うようにしましょう。

毎日の入浴は、子どもの健やかな成長を維持するために大切

大人はもちろん、子どもにとっても、温かいお風呂につかることは、健康を維持していくために欠かせないことです。
しかし、子どもは大人よりも冷えや疲れを自分で訴えることが少ないため、入浴することの重要性を感じにくい面もあります。
また、家事や育児でヘトヘトになり、疲れがピークになる時間帯に、子どもをお風呂に入れるのは大変なときもあるでしょう。
もちろん、ときどきシャワーだけで済ませることにそこまで弊害はありません。
しかしお風呂につからないことが習慣化すると、子どもの体温が下がって、風邪が引きやすくなったり集中力が低下したりする恐れがあるのです。
子どもが健やかに成長していくためにも、食事、睡眠、そして入浴はとても重要です。
お湯の温度や入浴時間、そして入浴剤の選び方など、子どもに適した方法で実践していきましょう。

[ライター:natumama]

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