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コラム - あったかコラムに花が咲く

からだの冷えは内側からあたためる

2019/05/24

冷えは、季節に関係なくおこります。
夏はエアコン、冬は気温の低さでで、からだは簡単に冷えてしまいます。
からだを外側からあたためる対策として、つい厚着に頼りきってしまうことも……。
季節ごとのおしゃれをたのしむことも、厚着での寒さ対策をおこなっているとむずかしいですよね。
そんな時は、からだを内側からあたためてみませんか?
夏も冬も、季節や寒さも関係なく、きっといつでも自然体で過ごせるようになりますよ!

おすすめ食材は「香辛料」

カレーなどに使われる香辛料は、冷え症対策にぴったりの食材です。
香辛料といっても、すべてが辛いわけではありません。
シナモンやパクチーなど、香りが中心のものも「香辛料」なのです!
もちろん辛い香辛料もありますが、今回は辛いものが苦手な方にもお試しいただける方法をご紹介します。
ぜひ香辛料について知っていきましょう!

「香辛料」の種類はたくさん!

香辛料の種類は、驚くことに100種類以上もあると言われています。
食欲増進、疲労回復、消化吸収促進、強壮、殺菌などの効果があり、健康維持のサポートに最適な食材です。
また、香辛料は「スパイスとハーブ」という2種類の分類をされることがあります。

【スパイス】

茎、葉、花以外を利用した香辛料を指します。
ニンニクやショウガ、唐辛子やシナモンがこの「スパイス」に分類されます。
カレーに使うカルダモンやクミン、一見スパイスっぽくないゆずやオレンジピールも含まれています。

【ハーブ】

茎、葉、花を利用した香辛料を指します。
紫蘇やセロリー、パセリやバジルがこの「ハーブ」に分類されます。
ローズマリーやペパーミント、レモングラスなども含まれます。

このように香辛料は種類が多いので、あなたの得意な香辛料もきっと見つかります。
また、「これも香辛料なの!?」と驚くものもあったかもしれません。
日本国内で使用されるスパイスの多くは、昔から主に薬味として使われてきたため、 スパイス=辛いもの という認識が一般的になりつつあります。
しかし、実際のところは、辛さを伴うスパイスは、世界的にはそう多くないのです。

あなたの舌と症状に合う香辛料を見つけて、自然のチカラで体調を調整しましょう。

メディカルハーブって、どんなもの?

ハーブの力を活かし自然治癒力を利用する療法を指す言葉。メディカルハーブ。
医学の祖と言われている古代ギリシャ人のヒポクラテスも、ハーブの力を使った処方を文献に残しています。

古くから活用されているメディカルハーブは、日本でも行われていた時代がありました。
いわゆる薬草を使用し、自然治癒療法を行なっていた時代です。
医学が発達していなかった時代には、人々はハーブなどを磨り潰して肌に塗ったり、数種類を混ぜて飲むことで怪我や病に対抗していました。
最近流行りの漢方薬もメディカルハーブと同じように、摂取することで自然治癒力を高め、体調を調節するものです。

また、日本で多く扱われている漢方薬は、国内で独自に作り上げたものが主です。
そのため、日本人が使用することに適しており、効果が出やすいことから流行りにつながっていると言われています。

メディカルハーブについては、昔は、医学としてのすべてでしたが、現代ではさらに発展した薬が最も効果的な処方薬として採用されているため、ハーブを利用した自然治癒療法は、私たちにとって日常的なものになっています。

朝ごはんの前、ホッと一息つくために。
気分が優れないとき、ほんの一杯。
そして、一般人もハーブを薬のように利用することがあります。
ハーブの濃縮エキスであるハーブチンキというものがドラックストアなどで販売されており、紅茶などに数的垂らしたり化粧水に混ぜて使用することで体調を整えているそうです。

このように気軽にからだに良いものを摂取できるのは、ハーブが薬として規制されていないためです。

しかし、最近では、インドの伝統ハーブ「アシュワガンダ」が、医学の分野で、ストレスの症状やうつなどに効果があると認められ、医薬品成分に指定されたことで、一般人が近場のドラックストアなどで入手することができなくなりました。

また、ドイツでは、医師になるためにメディカルハーブを必ず学ばなければならず、ハーブが保険の対象として扱われることもあります。
英国ではメディカルハーバリストという肩書きがあり、国家資格として扱われています。
(メディカルハーバリストとは、ハーブの有効で安全な知識や使い方を指導する専門家や職業を指した肩書きです。)

このように、ヨーロッパでは、ハーブへの関わり方が医療寄りになってきており、今後、医学的に効果の高い成分が認められた場合は、「アシュワガンダ」同様入手することができなくなる可能性は大いにあります。

香辛料が薬になる可能性を秘めていることがわかったところで、つづいて冷え症に着目した香辛料に関するお話をしていきましょう。

効能で使い分けよう

ヨーロッパでのスパイスの使い方について、どんなイメージをお持ちでしょうか?

実は、ヨーロッパでは香辛料を使って、からだを芯から温める伝統があります。
スパイスの辛さを利用し、からだから汗という形で熱を放出するのです。
簡単に言い表すならば、おなかを刺激した結果、からだを内側から温めるという香辛料の活用方法です。

ここでは、例としてショウガ、シナモン、タイムについて解説します。

【ショウガ】

「ジンジャーブレット」という食べ物の名前はご存知でしょうか?
昔ペストが流行した際に、当時の英国国王ヘンリー8世が「ショウガがペストの予防に効く!」と国民に訴えたことで誕生したお菓子だそうです。
クリスマスによく見かけるジンジャーブレットマンは、そんなヘンリー8世をかたどったものなんだとか。

英国の他にも、ヨーロッパではショウガを使用したお菓子がたくさん存在します。
また、シナモンやクローブなどの香辛料も材料として使用した状態で摂取されることが多いようです。

血行促進、代謝向上などの効果があり、冷え症の緩和に役立ちます。
つよい殺菌作用があるので、風邪の初期症状を緩和することができますし、医療の分野では腫瘍の治療にも使われることもあるそうです。
便秘解消やむくみ防止にも役立つので、たとえ冷え症ではないとしても摂取しておきたい香辛料と言えます。

【シナモン】

イタリア発祥のカプチーノに棒状でついてくることもある、あのシナモンです。
日本国内では、粉末状で販売されている商品の方が馴染み深いかもしれません。
パンに塗ったりおかしづくりに使用できる、砂糖と混ぜられたシナモンシュガーもよく見かけます。

そんなシナモンは、実は「スパイスの王様」と呼ばれている香辛料です!
ミイラの防腐剤として利用されていたこともあり、世界最古のスパイスとも言われています。

シナモンの正体は「樹木」です。
木の幹や枝の皮を乾燥させたものが、スパイスのシナモンとして販売されています。
シナモンにはいくつかの種類がありますが、今回は、冷え症対策に効果が高いとされているスリランカ産の「セイロンシナモン」について解説していきます。

一番多い「セイロンシナモン」の作り方は、樹木の一番外側の皮(外樹皮)を剥いたものを使う方法です。
主に香辛料として売られているシナモンは、外樹皮を乾燥させて、細かくしたもの。
スティック状になっているシナモン商品は、外樹皮をはがした樹皮を数枚重ねて丸め、乾燥させたものになります。
そのため、同じ「セイロンシナモン」でも、販売される形状によって使用されている部位が異なります。

シナモンを摂取して得られる効果は、毛細血管の老化防止!
実は、冷え性の人は、毛細血管の血液が常にうまく巡回できていない状態にあるそうです。
そのため、血管を正常な状態に戻さなければ冷え症改善は難しいと言えます。
小さじ1杯ほどの粉末状シナモンを、紅茶などの飲み物に入れたり、パンにかける。
たったこれだけでも効果があります。ぜひお試しください。

また、シナモンにたくさん含まれている「カリウム」によって、むくみを改善する効果もあります。
シナモンは葛根湯にも配合されており、発汗作用も持っていますし、香りによるリラックス効果もあります。
アロマとしての利用方法も人気なので、あなたも生活に取り入れてみてはいかがでしょう。

※ 摂取のしすぎはあまり良くないので、毎日少量ずつ摂取することでからだを徐々に温めていきましょう。

【タイム】

クラムチャウダーなどに使われるハーブであるタイムには、殺菌効果と抗ウイルス作用があります。
ミイラの防腐剤として利用された過去があるので、殺菌効果も防腐効果もとてもつよい香辛料です。
地中海沿岸地方が原産で、昔から風邪や咳などの緩和に利用されていました。

タイムのハーブティーを飲むと強壮効果により、鬱症状や喘息、疲労などにも効果があると言われています。
アロマオイルとしての活用もされており、香りをまとうだけでハーブティーを飲んだ時と同じ効果を得ることができます。つよい殺菌効果を持っているので、虫除けにも利用することもありますし、頭皮のフケや脱毛にもプラスの効果があるそうです。

また、過度のストレスや緊張で自律神経のバランスを乱すと、睡眠の質が低下して血流が悪くなります。
冷え症は血流の悪化によって引き起こされることもあるので、改善にはストレスを減らすことが重要なのです。
タイムは疲労回復効果があるのでストレスを和らげ、睡眠の質を上げることができます。
疲労によるストレス社会に生きる方に、ぜひ試していただきたい香辛料です。

夏におすすめの「香辛料」

私たち人間は、発汗することでからだの熱を下げています。
そのため、気温が高いときや運動をしたときには、体温調節するために汗をかきますよね。
しかし、この体温調節は脳の視床下部という部分が勝手に行ってくれるものなので、自分の意志によって汗を出したり止めたりすることはできないのです。

そこで、香辛料の出番になります。
インドカレーなどに含まれている香辛料の「唐辛子」には、カプサイシンという成分が含まれており、このカプサイシンの効果によってからだを内側からポカポカと温めることができるのです!
同時に、「ガラムマサラ」や「クミン」などの特別辛くない香辛料を摂取することで、交感神経が刺激され、自律神経を整える効果も期待できます。
自然と発汗が行われるので、からだを無理なく冷やすことができるのです。

ついつい冷たいものばかりを摂取してしまう夏には、からだの冷えを感じることも。
会社などの室内では、クーラーの使用による冷えも起こります。
糖質の多いアイスやジュースの摂取によって代謝が落ちたり、冷えによるむくみも起きやすい時期です。
ぜひ、香辛料という自然由来の力を使って、内側からからだの温度を調節してあげましょう!

冬におすすめの「香辛料」

寒い冬には、からだが冷えがちです。
外から温めようとすると、室内でも外出着のように厚着をしないと満足できない!なんてことも。
精神的にも落ち込みやすい冬は、心もからだも労ってあげることが大切です。

薬膳料理にも使用されている「八角(別名:スターアニス)」は、冬の冷え症さんにオススメです。
胃腸のはたらきを改善する効果や、血行促進の効果があります。
殺菌効果が含まれているので、冬に風邪をひきやすい方にも、インフルエンザ予防にもおすすめです。

冬といえば、お鍋料理の美味しい季節。
食材によっては、熱の放出を促してしまう効果を持っていることを知っていますか?
鍋といったら白菜ですが、その白菜こそが体温を下げる働きを持っているのです。

だからと言って、白菜をお鍋から取り出す必要はありません。
「唐辛子」や「胡椒」を一緒にからだへと取り入れることで、おなかを内側から温めることができるのです。

このように、香辛料は他の食材の効果のフォローをすることもできます。
お気に入りの香辛料を持ち歩けば、冷えに合わせた食事制限を行う必要がなくなるのでいいかもしれませんね。

おわりに

香辛料は、食事に合わせて摂取するものでとってもお手軽な冷え症の対策方法として利用でき、また、からだを内側から温めることで、一時的ではない冷え症対策にもなります。
いつか冷え症とお別れするために、日頃から香辛料を取り入れてみるのはいかがでしょうか?

※紹介した香辛料には、それぞれ使用方法によって適量があります。
また、妊娠授乳中や高血圧の方は避けた方がよいものもあるので、ご注意ください。

[ライター:ishii chika]

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