商品カテゴリー

コラム - あったかコラムに花が咲く

憂鬱な梅雨を快適に過ごす方法

2020/07/21

雨の日が増えて、空気もジメジメする「梅雨」。
カラっと晴れる日が少なく、どんよりとした空が広がるので、朝から憂鬱な気分になりがちですよね。
梅雨が1年のなかで一番苦手な時期という方も、少なくないかと思います。
外にいても、雨の日独特のにおい、家にいても、洗濯物を部屋干ししたにおい…。
湿気により家中いろんなところに発生したカビ、なかなか決まらないヘアセット、傘の持ち歩きなど…、何かと不快に感じることが多く、気分が憂鬱になってしまう原因になります。
そんな厄介な季節は案外長く続きます。梅雨の間ずっと憂鬱でいるのはもったいないですよね。
せっかくなら、厄介な梅雨も快適に過ごした方が、充実した日々を送ることに繋がります。
そこで今回は、憂鬱な梅雨を快適に過ごす方法についてご紹介いたします。

梅雨を乗り切るには、まず食事から!

何事もカラダが資本。疲れが溜まり、エネルギーが不足していては、長い梅雨を乗り切ることはできません。
梅雨の時期は、気温や天候がコロコロ変わるので、体調も不安定になりやすい時期。
だからこそ、栄養のある食事をしっかり摂って、疲労を蓄積しないことが大切です!
忙しいと、どうしても1日3回規則正しく食事を摂ることも難しいですが、朝ご飯は1日のエネルギーになるので、簡単なものでもいいので何か食べるよう心がけましょう
早寝早起きは、体力を維持するだけでなく、生活リズムを整えることにも繋がります。

疲労回復の効果のある食材を積極的に取り入れる

梅雨の時期は雨の日が多く、気圧の関係でだるさや頭痛などを引き起こしやすくなります。
雨の日に、「なんだか頭が痛い」「いつもよりカラダが重い」と感じるのは、梅雨の気圧や温度が影響しています。
普段あまり体調を崩さない人でも、梅雨時に体調が悪くなることも少なくありません。
もともと頭痛持ちの人や、肩こりや貧血に悩まされている人は、症状がより悪化しやすいとも言われています。
梅雨の不調を防ぐためにも、1日の疲れはその日のうちに解消することが大切です。

たんぱく質やクエン酸は、疲労回復に効果的なのはもちろん、エネルギーの源にもなる栄養素のひとつです。
また、ビタミンCは、疲れだけでなくストレスへの抵抗力をUPする効果が。
カルシウムは、イライラを解消してくれる効果も期待できるので、梅雨時はぜひ取り入れておきたい栄養素です。

梅雨は、次の栄養素や食材を積極的に摂りながら、バランスの良い食生活を送るよう心がけましょう。

栄養素 おもな食材 効果
たんぱく質 たまご、肉、魚、大豆製品など 疲労回復、エネルギーに変える
クエン酸 柑橘類、いちご、梅干しなど 乳酸をつくりづらくする
ビタミンC 柑橘類、いちご、キウイ、緑黄色野菜など 疲れ、ストレスを解消
カルシウム 牛乳、乳製品、海藻、緑黄色野菜、魚など イライラや不安感の抵抗力をUP

発汗作用&利尿作用のある食事を摂る

梅雨は、湿度だけでなく気温が高い日も多いので、カラダへの負担もかなりのもの。
室内と外との温度差も、カラダへ大きなダメージを与えてしまいます。
さらに、気温が高くても湿度が高いと汗が蒸発されにくくなります。
そのため、熱の発散がうまくいかなくなり、熱がカラダのなかにこもり、だるさや疲れ、倦怠感といった不調を引き起こしてしまいます。
それだけでなく、汗をかかない分、水分がカラダに蓄積するので、むくみや冷えの原因にもなってしまうのです。
余計な老廃物が溜まったままになると、体調を崩すだけでなく、自立神経の乱れにも繋がる可能性もあります。
こういった症状を予防するには、発汗作用、利尿作用のあるものを積極的に摂ることが大切です。
食事で発汗や老廃物の排出を促して、梅雨も元気に過ごしましょう。
しょうが、唐辛子は発汗作用が、カリウムを含む豆類、海苔、とうもろこしなどは利尿作用がある食材です。
発汗、利尿作用のある食べ物を意識的に取り入れるだけでも、梅雨時に悩まされるむくみや冷えの軽減に繋がります。

また、梅雨は気温が高いので、冷たいものを食べる機会が増えますが、冷えは老廃物を排出しにくくするため、食べすぎは禁物です。
温かいスープや飲み物など、意識的に温かい食べ物も取り、カラダが冷えないように注意することも大切です。

むくみや夜間頻尿対策!スタッフおすすめの東光 防災用弾性ストッキング ハイソックス オープントゥはこちら > 東光 防災用弾性ストッキング ハイソックス オープントゥ

入浴で疲労回復&リラックス!心もカラダも整える

入浴は、1日の疲れを解消できる有効な方法です。
梅雨の湿気によって蓄積したむくみや老廃物も、湯船に浸かってカラダを温めることで、体外へ排出されやすくなります。
入浴は汗もかくので、発汗されず体内にこもった熱もしっかり解消
血流も良くなり、肩こりや首こりといった症状の改善にも期待できます。

さらに、入浴はカラダだけでなく心の不調にも効果的です。
お湯に浸かると、浮力によってカラダが軽く感じます。
そのため、重だるいカラダも湯船に浸かることで緊張状態がとけ、心身ともにリラックスできるのです。

梅雨時の疲れを取る入浴の仕方

入浴は、梅雨時の疲労回復に最適な方法ですが、ただ湯船に浸かれば良いというものでもありません。
間違った入浴をすると、かえって疲労が倍増し、より梅雨が過ごしにくくなってしまいます。
心身ともにリラックスできる方法で入浴しましょう。

疲れがとれやすい入浴ポイントは、次の4つです。

1.入浴前には、コップ1杯の水を飲む
2.お湯の温度は38~40℃。熱すぎず、じっくり温める温度がベスト
3.湯船に浸かる前にカラダを洗い、かけ湯をして温度に慣らす
4.長風呂はせず、入浴時間は10分~20分程度にとどめる

入浴前にコップ1杯の水を飲んでおくと、発汗&老廃物の排出がされやすくなります。
また、お湯の温度が高すぎると、カラダが興奮状態になるため、かえって疲れやすくなってしまうことも…。
38~40℃のお湯で、じっくりと温まる方が疲労回復には効果的です。
入浴をするときは、すぐに湯船へ浸かるのではなく、まずは汚れを落としましょう。
先に洗った方が衛生的なうえ、温かいお湯にカラダを慣れさせてから入浴した方が、負担も少なく済みます。
疲れているとつい長風呂したくなるものですが、入浴は10分程度がおすすめです。
長くても20分にとどめておくのが無難です。
長時間湯船に浸かると、38~40℃のお湯であっても、カラダが興奮状態になります。
興奮状態のまま就寝すると、すんなり入眠できず睡眠不足になってしまうことも。疲労回復や体調を整えるために入浴をしているのに、かえって不調を引き起こす原因となってしまっては元も子ありません。
入浴をするときは、お湯の温度はもちろん、入浴時間にも注意することが大切です。

好みの入浴剤を使って、リフレッシュするのもおすすめ

ただ入浴するだけでも効果的ですが、お気に入りの入浴剤を使うのもおすすめです。
湯船に浸かると、副交感神経が働きやすくなります。
この副交感神経には、カラダをリラックスさせる役割があるため、心身ともに休まるというわけです。
副交感神経は入浴するだけでも刺激されますが、実は香りからもスイッチが入ります。
良い香りに包まれながら入浴した方が、リラックス効果は何倍にもなるため、入浴剤の併用がおすすめです。
入浴剤は基本的にどんな香りでもOKですが、ハーブ系の香りは疲労回復に最適!
好きな香りに包まれながら入浴をすると、癒し効果もUPするので、梅雨時の憂鬱な気分の解消も吹き飛ばすことができます。

梅雨でも快眠できる寝室づくり

梅雨は、気温が高いうえに湿気もあるので、寝苦しさを感じる人も少なくないでしょう。
布団に入っても、ジメジメした不快感からなかなか入眠できず、睡眠時間が短くなってしまいがちです。
また、すんなり寝付けたとしても、肌や布団のベタつきから、夜中に何度も目が覚めて、細切れ睡眠になることも少なくありません。
睡眠不足が続くと、常にカラダが疲れた状態になります。
しっかり休息がとれず、疲労を溜めっぱなしの状態にしてしまうと、さまざまな病気を発症する可能性もあり、非常に危険です。
梅雨を健康に、快適に過ごすには、できるだけ疲労を蓄積しないことが大切
疲れをしっかり解消するには、寝室の湿度を下げて、快眠できる環境に整えることが必要です。

エアコンの“除湿”を使って湿度を下げる。

人が快適に眠れる湿度は、50%程度と言われています。
湿度によるベタつきなどの不快感をなくし、湿度を調節するには、除湿機やエアコンの除湿機能を使うのが手っ取り早い方法です。
ただし、ベッドに入るタイミングで50%に設定して除湿運転をしても、寝苦しさを改善することはできません。
大切なのは、寝室の湿度を下げた状態で布団に入ることです。
エアコンは就寝時に除湿運転をするのではなく、就寝前にエアコンを稼働させて、寝室環境を整えておきましょう。
就寝時に湿度が下がっていると、不快感なくすんなりと入眠できるようになります。

布団はしっかり乾かす

部屋の湿度を下げただけでは、寝るときの不快感はまだ残ったままです。
布団や枕などの寝具も、汗や湿気を吸い込み、湿ってしまいます。
湿った寝具では快適に寝られませんし、カビやダニが発生している可能性もあります。
梅雨時期に、布団やマットレスの裏にカビが生えることが多いのは、湿度が高いことはもちろん、寝汗が渇きにくいことも原因の1つです。
カビやダニが発生した布団で眠ると、アレルギーを発症する可能性もあるので、健康面でも悪影響を及ぼします。
寝室の湿度だけでなく、布団もしっかり乾かし、湿気をとり除くことが大切です。
できれば、週に1~2回程度の外干しが望ましいですが、雨の日が多い梅雨は、干したくても干せないことが多いでしょう。
そんなときは、布団乾燥機を使って乾かすのがおすすめです。
また、寝具のダニも湿気同様にしっかり取り除くことが大切
こちらも直射日光に当てて外干しするのが望ましいですが、雨の日は掃除機で吸い取るだけでも十分効果がありますよ。

室温は、26~28℃に設定。室温が低すぎないよう注意

梅雨は夜になっても蒸し暑い日が多いので、湿度だけでなく室内温度も調整したいですよね。
暑さで寝苦しいと、どうしても室温を下げてしまいがち。
ですが、室温が低すぎると、カラダが冷えて、睡眠の質も低下してしまいます。
さらに、低温の低下は、体調不良を引き起こす原因にもなるので、悪循環しかありません。
室温を下げる場合は、26~28℃にとどめて、カラダに負担をかけることのないよう注意しましょう。

運動不足にならないよう注意!適度な運動を習慣化する

梅雨は天候の悪い日が続くため、どうしても運動不足になりがちです。
いつもなら歩いて通勤している人も、梅雨時はバスや車を使う人も多いはず。
また、悪天候にくわえて気温も高いので、外出をせず家で過ごすことも多くなります。
運動不足が続けば、血流が滞って、むくみや冷えを引き起こします。
その結果、足がパンパンに張ったり、カラダが重く感じたりして、気分も憂鬱になってしまうのです。

運動不足は、“脳疲れ”の原因になる

運動不足だと、体力が落ちるだけでなく、脳の疲れにも繋がってしまいます。
カラダが動かすことが減れば、エネルギーの消費量も減るため、カラダはそこまで疲れません。
ですが、脳は今まで通り“疲れた”と感じます。
そこで、カラダと脳の疲労の差が生じるのです。
カラダと脳で感じる疲労が異なると、睡眠の質が落ちて、体調不良を引き起こす可能性もあります。
梅雨の間に疲労を溜め込んでしまうと、暑い夏を元気に乗り越えることができなくなってしまいます。

梅雨の間、運動不足になるのを避けるには、室内でもできる運動を取り入れることが重要です。
ストレッチやヨガは、自宅の限られたスペースでも行えます。
そのほか、DVDを見ながらバランスボールをしたり、エクササイズしたりするのもおすすめです。

まとめ

梅雨の時期を快適に過ごすためには、心身ともに健康を保つことが第一条件。
規則正しい食生活や、入浴をして、カラダが冷えたりむくんだりしないよう、日ごろから対策をしましょう。
また、湿度とも上手く付き合い、エアコンや布団乾燥機などのアイテムも使いながら、生活環境を整えることも大切です。
また、運動不足にならないようできる範囲でカラダを動かし、梅雨を快適に過ごせるよう心がけましょう。できる対策をできるときに、無理のない範囲で行い、憂鬱な梅雨も体調を崩すことなく乗り切りましょう!

[ライター:natumama]

▼ 関連記事

■ 体の冷えをとる食事法 >
■ 冷えやだるさは長雨による高湿度のせい? >
■ 夏の冷え性は運動不足が原因? >
■ 体を冷やす食べ物も温活フードに >
■ 体幹冷え性には体幹トレーニング! >
■ エアコン冷えに悩んだら試してほしい! >
■ 初夏の冷えに油断禁物!「冷えとり習慣」 >
■ お腹が冷える内蔵型冷え症って? >

営業カレンダー営業カレンダー

  • warmbizバナー