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体の冷えやだるさは長雨による高湿度のせいかも?7つの対処法を伝授

2019/12/24

長雨は、湿度の高さや気圧の変化から独特の体調不良が起こりやすい時期です。

特に女性は天候による不調を感じやすく、非常にストレスフルなシーズンであると言えます。

今回は、シトシトと降り続く長雨と冷えの関係、体調不良対策について解説します。

高湿度による冷えの影響とは?

湿度とは、その時の温度の空気が含むことができる水分量の上限に対し、どれだけの水分を含んでいるのかを割合で表したものです。

人体に適した湿度は40~70%とされ、高湿度というのはその数値を超えた状態を指します。

快適な室内環境の目安
夏場:温度25~28℃ 湿度55~65%
冬場:温度18~22℃ 湿度45~60%
(出典:リフォームLab)

雨が続くと湿度が上がり、快適範囲から外れると「体がベタベタする」「布団がジトジトしている」「まとわりつく気持ち悪い感じ」…など多くの不快感を感じることでしょう。

高湿度の状態が続けば不快感が高まりますが、それだけでなく、やがては健康にも影響が出てきます。

長雨による高湿度による一番多い不調トラブルに、体の冷えがあります。

また、体の冷えは手足が冷たくなるだけにとどまらず、様々な体調不良や皮膚疾患、女性なら、生理痛、周期の乱れ、妊娠しにくいなど長期的で深刻な症状につながる可能性も。

では、長雨による多湿が体の不調を引き起こすのはどういった仕組みによるものなのでしょうか?

多湿が不調を引き起こす原因

特に、秋の長雨の時期は気温が低く湿度が高いため、体内の水分が汗となって蒸発しにくくなります。

そうすると体内に水が貯まりがちになり、貯まった水によって体がむくんだり冷えたりしやすくなります。

さらには、高気圧と低気圧が交互に入れ替わることで自律神経のバランスがくずれ、体の調子もなんとなくすっきりしないことが多くなるというわけです。

湿度が高いサウナは健康に良く、部屋を加湿すればインフルエンザのようなウイルスは繁殖しにくいとされています。

肌も乾燥しないことから、高湿度は体に良い、と思うかもしれません。

ですがそれは逆で、湿度が高いことは健康に悪影響を及ぼすことがあるということを覚えておきましょう。

多湿による不調は気象病とも呼ばれます

気象病とは、気象に関連する気圧、気温、湿度などの影響を受けて悪化する病気を指します。

私たちの体には外部環境の変化にかかわらず、体温などを一定に保つ働き「ホメオスタシス(恒常性)」が備わっています。

その働きに重要な役割を果たしているのが自律神経です。

ところが気象が大きく変化すると、人間の体はこの変化をストレスと感じてそれに抵抗しようとし、このことが自律神経の混乱を招き、体の不調をきたしてしまいます。

気圧、気温、湿度という要素の中でも、特に気圧の低下が自律神経を乱すことがわかっています。

近年ではゲリラ豪雨、巨大台風、温暖化といった世界的な異常気象がみられ、その都度、自律神経のバランスが崩れやすくなり、めまい、心臓病、脳卒中、認知症、喘息、花粉症、歯周病など、体の不調を訴える方が多くなっているのです。

多湿が原因の2大不調「冷え」「自律神経の乱れ」

湿度が上がり気圧も不安定な、秋の長雨。

この多湿が原因の2大不調は、「冷え」と「自律神経の乱れ」です。

1 高湿度は冷えを引き起こす

私たちの体は、汗をかいて体温を調節します。

しかし湿度が高すぎるところにいると、体全体の発汗が上手く機能しません。

発汗が上手く行かないと代謝が悪くなり、血液の循環が滞り、体が冷えてしまいます。

また、体内に水分や老廃物を貯めてしまうことになり、頭痛や肩こりの症状を起こす原因にもなります。

さらには、血液の流れを悪くするので、むくみやだるさにもつながります。

秋の長雨の時期はもともと冷え性の人はもちろん、普段あまり冷えを気にしない人も気がつかないうちに自然と体が冷える時期と言えます。

冷えは様々な病気の原因にもなりますので、早めの対策が必要になるでしょう。

2 高湿度は自律神経を乱す

急激な温度変化や気圧変化、高湿度は自律神経を乱す原因です。

自律神経が乱れているという状態が続けば、様々な体調不良を引き起こしかねません。

例えば、寝ようとしてもなかなか寝付くことができなかったり、胃酸が勝手に出たり、動悸が起きたり不安や緊張などの気分障害なども引き起こしてしまうこともあります。

通常、交感神経と副交感神経が入れ替わりながら体のバランスをとっていますが、長雨の時期は高湿度に加え低気圧の日が続き、副交感神経が優位になり、体のだるさを感じてしまいます。

長雨の時は体調がすっきりしないことに加え、気分が落ち込むなどの精神的な不安感も強まる傾向にあるので十分な注意が必要です。

高湿度が引き起こす他の症状

長雨による多湿は、「冷え」と「自律神経の乱れ」以外にも体に不快な症状をもたらします。

代表的な症状は以下の通りです。

・体の冷え:手足がしもやけになる、お腹が冷える
・体のだるさ:いつも眠い、疲れやすい、やる気がでない、めまい、耳鳴り、頭が重くすっきりしない、
・体の痛み:肩が凝る、関節が痛む、お腹の調子が悪い、口内炎ができる、腰がだるい
・体のむくみ:顔や足がむくむ
・体の不調:食欲不振、不眠、不安感、カビによる病気、熱中症

「湿邪」とも呼ばれる高湿度の冷え

体の不調を引き起こす湿気を、東洋医学では「湿邪」と呼びます。

「湿邪」は外部からの疾病の原因である六淫(りくいん)のひとつで、湿気の強さにより体内に余分な水分を貯め込むといわれています。

「湿邪」が貯まると、汗を作る機能が低下するので体温が奪われ、冷えや下痢などの体調不良を招いてしまいます。

また、栄養を巡らせるはたらきの器官が弱ることから、疲労倦怠感などの全身症状がでる恐れも。

水は人間にとってなくてはならないものですが、湿度の高すぎるところに長時間いることは体に負担をかけてしまいます。

「身体が重い」「頭が痛む、重い感じがする」「めまい、立ちくらみがする」「車酔いしやすい」「悪心、嘔吐がある」などは、「冷え」と「自律神経の乱れ」の症状が進んだサインですので、用心するようにしてください。

高湿度による「冷え」で気分が落ち込む理由

急激な湿度の変化は、人にとって非常なストレスになり、それが自律神経を乱し、冷えや痛みを感じさせ、憂鬱な気分にします。

自律神経はホルモンのバランスにも影響するため、更年期障害の症状が重くなるのも、秋の長雨の時期です。

「雨になると古傷が痛む」とも言いますね。
これは、湿気や低気圧でむくむことにより血行が妨げられ、皮膚表面の下に残っている傷跡を圧迫したり、痛みを感知する神経が刺激されたりすることで起こります。

また、神経痛やリウマチなどの痛みや違和感で高湿度や低気圧が近づいていることを予測し、“雨予報”ができるという人もいます。

その痛みがストレスにつながる場合もあるため、日頃から血行をよくして、気象の変化に備えるようにしましょう。

「冷え」「自律神経の乱れ」の7つの解消法

「冷え」「自律神経の乱れ」のほか、食欲不振、体がだるい、むくみ、下痢、頭痛、不安感、めまい、不眠などの症状の原因は、湿度が高くなることで体内の水分が汗や尿として外に排泄できずに、体内に貯まってしまうことです。

ですから、その症状を解消するポイントは、水分代謝、つまり発汗を促すことです。

それでは、具体的な解消方法をみていきましょう。

湿度の著しい変化についていけず、体調を崩してしまったときにはぜひ試してみてくださいね。

1 カリウム摂取を心がける

発汗を促して冷えを解消するには、余分なナトリウム(塩分)と共に水分を排泄してくれるカリウムを摂りましょう。

カリウムは、きゅうりやズッキーニ、大根、アボカド、バナナなど、野菜や果物に多く含まれています。

これらの野菜や果物はサラダなどの生で食べる調理法だけでなく、温かくして食べるのがおすすめです。

なお、カリウムはゆでこぼすと水に溶けだしてしまいますので、スープにすると無駄がありません。

ただし、これらの野菜や果物も一度に大量に食べると消化不良になることもあるため、腹八分目の食事を心がけてください。

2 下半身を温める半身浴も効果あり

発汗を促すには、半身浴も効果的です。

水は下に貯まりやすく症状は下半身にあらわれやすいので、シャワーだけで済ませず、湯船につかるようにすることが大事です。

湯船の中で下半身を重点的にマッサージをして、血流を良くするとさらに効果UP。

時間をかけて半身浴をすると適度に汗をかいて、身も心もスッキリしますよ。

半身浴をしている間は、好きな本を読んだり、1日頑張った自分をケアしたりしてゆったりとした気持ちで過ごしましょう。

3 適度な運動で発汗を促す

高湿度による冷えの解消には、発汗を促すことに加え、血を巡らせることも必要です。

そのためには水分をこまめに補給しつつ、散歩や運動、ストレッチを継続しましょう。

「つま先の上げ下ろし」運動など下半身の筋肉を中心に動かすと、体の隅々まで血液が行き渡るようになり、冷えの解消につながります。

4 長雨バテはツボ押しで解消

高湿度による冷えは、ツボ押しで解消できます。

ツボ刺激は、自分ひとりでできて、副作用の心配もなく、おススメのセルフケアです。

発汗を促す、2つのツボをご紹介します。

・「三陰交」

「三陰交」は婦人科系の不調に効果的なツボです。
足の内くるぶしの骨から指幅4本分で、すねの骨のキワにあります。
ここに親指を当て、残りの指で足をつかむようにしましょう。

・「陰陵泉」  

「陰陵泉」は足のむくみに効くツボです。
足の内くるぶしから骨の内側を真上に辿っていくと指が止まるところです。
膝下内側にある太い骨の真下あたりになります。

ツボの押し方は、まず5秒くらいかけてゆっくりと息を吐きながら静かに押し、息を吸いながらゆっくり離していきます。

どちらも気持ちいいくらいの強度で朝晩2回、左右それぞれ5~10回を目安に押してみてください。

5 温かい飲み物で体も心もリラックス

湿度が高いと体内の消化吸収と水分代謝がうまくできなくなり、消化不良をきたしやすくなります。

気温が高い日も、冷たい飲み物や食べ物は消化不良を悪化させるため、温かいものを摂るようにしましょう。

また、味の濃いもの、脂肪分が多いものも胃腸に負担をかけますので、避けたほうが安心です。

6 リズムを整える規則正しい生活を

長雨の時には低気圧が続きますので、自律神経が乱れて副交感神経が優位になりがちです。

日中でも体がリラックスモードになってしまい、だるさや眠気を感じてしまいます。

ですから、日中には交感神経を優位にさせ、夕方から就寝にかけて副交感神経を優位にさせていくリズムをつくるようにしましょう。

そのためには、朝しっかりと太陽の光を浴びることが大切。

曇りや雨の日でも、太陽の光は地上に届いていますので、朝はカーテンを開けることを日課にしましょう。

7 長雨による多湿から身を守る部屋対策も忘れずに

長雨による多湿から身を守るには、部屋を適度な湿度に保っておくことが重要です。

換気をしたり、除湿機や乾燥剤を置いたりして、部屋の湿度を40~70%に保つように除湿をしましょう。

雨が降っているのに、窓を開けたままにしておくと部屋の中は外にいるのと同じです。

雨が降っている間は窓を閉めて湿気を入れないようにして、晴れたら窓を開けて風を通すようにし、体を湿気にさらさない工夫をしてみましょう。

私たちが心地よいと感じるためには、気温と湿度が密接に関係しています。

気温が高くても湿度が低ければ不快さは減り、気温が低くても湿度が高いと寒さを感じにくくなります。

秋から冬の間はエアコンやヒーター、ストーブで部屋の温度を上げることだけに頼らず、湿度にも気を配るようにしましょう。

まとめ

[ライター:古山まり]

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