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暖房機器のメリット・デメリット。用途別の選び方。

2021/01/20

寒い冬に欠かせないものと言えば、「暖房器具」。
部屋を暖める暖房器具にはさまざまな種類があります。
使い方や形状が異なるのはもちろん、温められる範囲や特徴など様々な違いがあります。
また、「空気が乾燥しやすい」「赤外線による肌ダメージが強い」など、暖房器具ごとに欠点もあるようです。
そのため、暖房器具を購入する際は、メリットはもちろんのこと、デメリットもしっかり把握したうえで、用途に合うものを選ぶことが大切です。
そこで今回は、暖房器具ごとのメリットやデメリットについて詳しくまとめました。
暖房器具それぞれの特徴を知り、自分の生活に一番合うものはどれか見極めていきましょう。

暖房の種類ごとのメリット・デメリット

温度が上がるスピードやコストだけでなく、肌への影響や安全性などにも違いがあります。
購入前に、暖房器具それぞれの特徴を把握しておきましょう。

エアコン

数ある暖房器具のなかで主役と言えるのは、やはり「エアコン」でしょう。
賃貸物件でもエアコンが備えつけられている場合が多いので、エアコンをメインの暖房器具として使用している方も少なくないかと思います。
エアコンのタイプや機能にもよりますが、夏は冷房、冬は暖房としての使用が可能です。
1台あれば1年中活躍するというだけでも、エアコンはメリットが大きい暖房器具と言えます。

メリット デメリット
・やけど、火災の心配がない
・1台で冷房・暖房どちらも使える
・ほとんどの物件に取り付け可能
・小さな子どもの手が届かないので安心
・本体価格が高い
・肌が乾燥しやすい
・カビや雑菌の温床になりやすい

エアコンは、火を使わずに室温を上昇させる電化製品であるため、正しい使い方をすれば火傷と火災のリスクがないというメリットがあります。
冬になると暖房器具の使用による火災が起こる事例も数多く発生しているので、安全性が高いという点は、エアコンの大きな魅力と言えるでしょう。
また、エアコンの設置場所も天井近くの高所なので、子どもが触る心配もありません。
そのため、子育て中の家庭でも安心して使用することが可能です。
メリットが多く機能性も高いエアコンですが、当然デメリットもあります。
エアコンは、“木造●畳用”のように、機種によって適応床面積の目安があり、この目安に適したものを設置しないと、部屋が十分に温まらないため注意が必要です。
適応床面積が大きくなるほどエアコンの本体価格も高くなることはもちろん、エアコンはそもそも高価な暖房器具のため、初期費用が掛かるという点はデメリットと言えます。
また、エアコンは広範囲で温められる分、温風により部屋が乾燥しやすいことも欠点のひとつです。

電気ファンヒーター(セラミックファンヒーター)

電気ファンヒーターは、その名の通り電気を使って室温を調整できる暖房器具です。
吹き出し口から出る温風により、部屋を暖めるタイプが主流で、スイッチをON/OFFするだけで簡単に電源をいれることができます。

メリット デメリット
・やけど、火災の心配がない
・スイッチ一つで簡単に電源が入れられる
・1万円程度と価格が手頃
・人感センサー、消臭など付加価値があるタイプもある
・広い範囲を温められない
・温まるまで時間がかかる

電気ファンヒーターもエアコン同様、電気を使用して温める暖房器具です。
そのため、やけどや火災の心配がほとんどありません
また、どの機種も基本的にコンパクトなので、置き場所を取らないことも電気ファンヒーターならではのメリットと言えます。
1万円程度で購入でき、経済的負担が少なく済むのもうれしいポイントです。
機種によっては、人感センサーやマイナスイオンの消臭機能が付いているものもあります。
便利な点が多い電気ファンヒーターですが、広範囲を温めるのには適しません。
足元や脱衣場、トイレなどの狭い範囲の暖房としては便利ですが、一部屋を暖めることは難しいため、メインとして使えないことがデメリットです。
即暖性もないので、スイッチを入れてから温まるまでにも時間がかかります。

電気ストーブ

ハロゲンヒーターやシーズーヒーターとも呼ばれている電気ストーブは、暖房機器のなかでも、比較的コンパクトで価格も手ごろです。

メリット デメリット
・コンパクトで、置き場所に困らない
・即暖性に優れている
・燃料を使わないので、手間がかからない
・部屋がさほど温まらない
・スイッチを切るとすぐに冷える
・メインよりもサブ利用向き
・使いすぎると電気代がかさむ

電気を使って発熱するので、燃料を入れる必要がありません
スイッチを入れるとすぐに暖かくなる即暖性の高さも、電気ストーブの特徴です。
機種にもよりますが、スリムで薄型のものが多いため、狭い部屋に設置しやすいメリットもあります。
ただし、電気ストーブは即暖性はあるもの、広範囲を温めることができません。
電源を切るとすぐに部屋が冷えてしまうため、温かさが持続しないのも電気ストーブのデメリットです。
そのため、部屋を暖めるには基本的にずっとつけっぱなしにする必要がありますが、使いすぎると電気代がかさむので、メイン使用には向きません。

電気こたつ

日本の冬と言えば、「こたつ」でおなじみです。
室町時代から使われているこたつは、他よりも歴史が古い暖房器具と言えます。
テーブルとセットになっているこたつは、暖房器具としての場所を取らないので、普段の生活に取り入れやすいでしょう。

メリット デメリット
・電気代が安く、コストがかからない
・空気が汚れない
・部屋が乾燥しにくい
・発火するリスクが低い
・冷えやすい手足を温められる
・テーブルとして使える
・こたつ布団がかさばる
・こたつ布団からほこりがでる
・脱水の恐れがある
・活動量が減る

機種や大きさによりますが、こたつの消費電力はとても少ないので、電気代がそれほどかかりません。
1時間あたりの電気代は5~10円とコスパが良いので、コストを抑えたい人にも向いています。
また、こたつは部屋の温度を急激に上昇させるわけではないので、エアコンやストーブと比べて、部屋が乾燥しにくいことも大きなメリットです。
冬に冷えやすい手足などの末端を温めるのにも、こたつが役立ちます。
こたつを使わない夏も、布団をしまえばテーブルとして使えるので、暖房器具としての置き場所に困らないのは、こたつならではの利点といえます。
メリットが多い一方、こたつは脱水症状を引き起こすリスクもあります。
こたつに入っていると気づきにくいですが、体温が上がるとカラダから水分が蒸発していくため、知らぬ間に脱水症状を引き起こす恐れがあるのです。
また、こたつ布団は布製品のため、ほこりが増える原因となってしまいます。

ホットカーペット

床暖房でない場合、冬場のフローリングの冷たさは気になるところ。
暖房を使っていても床が冷たいと手足が冷えてしまいがちです。
そんなときは、床を暖めることができる「ホットカーペット」が役立ちます。

メリット デメリット
・価格が手ごろで買いやすい
・敷いたところが暖まるので床冷えを防止できる
・電気代が安い
・部屋が乾燥しづらい
・温度設定ができる
・好みのサイズを選べる
・温める範囲が決まっているので効率良く使えない
・部屋自体が暖まらない

ホットカーペットは、サイズにもよりますが、1万円前後と価格が手ごろです。
敷いたところ全体が暖まるので、床冷えも防止できます。
こたつ同様、電気代が安いので、つけっぱなしにしてもコストがそれほどかかりません。
温度調節も可能で、好みの暖かさに調節ができます。
小さな1人用から、5~6人用の大判サイズまであり、大きさを選べることもホットカーペットのメリットです。
ただし、ホットカーペットは床に敷いて暖を取る機器なので、効率よく使うことが難しい欠点があります。
カーペットの上に寝転んだり、座ったりしても、必ず使用しない部分ができてしまうので、ムダな電力を使うことになるのです。
また、ホットカーペットは部屋の空気を温めるものではないので、空気は乾燥しづらいですが、部屋自体は暖かくなりません。
そのため、ホットカーペットは、他の暖房機器と併用して使う場合が多いでしょう。

石油ファンヒーター

特に冬の寒さが厳しい地域で使用されることが多い「石油ファンヒーター」。
灯油を燃焼させて温める仕組みで、電気と灯油の2つを使用する暖房機器です。

メリット デメリット
・即暖性に優れている
・部屋の温度を調節できる
・スイッチひとつで稼働する
・電気代のほか灯油代がかかる
・定期的に灯油を補充する必要がある
・こまめな換気が必要
・温風が発生するため空気が乾燥しやすい
・やけどの恐れがある

石油ファンヒーター最大のメリットは、部屋がすぐに温まる即暖性の高さです。
スイッチを入れるとすぐに稼働し、灯油を燃焼させて温風が出るので、寒い部屋が一気に暖まります。
室温を簡単に調節することができ、快適な温度をキープして過ごせるのも、石油ファンヒーターのメリットです。
しかし、暖かさや即暖性には優れているものの、温風により空気が乾燥しやすいデメリットがあります。
電気代のほか、燃料となる灯油も必要になるため、手間とコストがかかるのも欠点です。
また、吹き出し口から温風が出て部屋を暖める仕組みなので、火傷の恐れがあります。
吹き出し口は高温のため、子どもが誤って触ると危険です。
灯油を燃焼させると臭いが発生したり、温風によりほこりが舞いあがるため、こまめな換気が必要になります。

石油ストーブ

石油ストーブも、石油ファンヒーター同様、灯油を使用する暖房機器です。
ただし、石油ストーブは電力を使わないので、灯油だけで暖を取ることができます。

メリット デメリット
・電気を使わないのでコストがかからない
・停電になっても使える
・災害時に役立つ
・即暖性が高い
・暖を取りながら調理ができる
・こまめに換気が必要
・部屋が乾燥しやすい
・火災には要注意

石油ストーブは、灯油を燃焼させて暖める、昔からある暖房機器です。
電気を使わないため、コンセントを必要としません。
そのため、災害時にも役立ちます。
暖房として使いながら、ストーブの上部分で調理ができる機能性の高さもあり、やかんを置いてお湯を沸かすことも可能です。
電気ファンヒーター同様、即暖性に優れているので、点火後すぐに部屋が暖まります。
ただし、灯油を燃焼させる際は独特な臭いが発生し空気も汚れるので、定期的な換気が必要です。
稼働中はつねに灯油を燃焼していることから、火傷や火災には十分に気を付けなければなりません。

用途別、おすすめの暖房器具

暖房機器は種類ごとに、メリット・デメリットがあります。
種類によって大きさや即暖性に違いがあるだけでなく、部屋が乾燥しやすいものもあれば、火傷や火災のリスクにも違いがあります。
暖房器具を購入する際は、「何を重視するか」によって、室内環境、家族構成に合う適切なものを選びましょう。

乾燥が気になる

「こたつ」「ホットカーペット」「電気ストーブ」

お肌の乾燥が気になる方は、「こたつ」「ホットカーペット」「電気ストーブ」がおすすめです。
暖房による空気の乾燥は美肌の大敵です。
お肌の乾燥を防ぎたい方は、空気が乾燥しづらい「こたつ」や「ホットカーペット」「電気ストーブ」を選びましょう。
即暖性には欠けますが、空気の温度が急激に上昇しない分、乾燥を防げるメリットがあります。

安全性を重視したい

「エアコン」「こたつ」「電気ファンヒーター」

安全性を重視するのなら、「エアコン」「こたつ」「電気ファンヒーター」がおすすめです。
小さな子どもがいるご家庭など、火傷や火災のリスクを防ぎたい場合は、「エアコン」がおすすめ。
エアコンは電力以外使用しないことに加えて、子どもの手が届かない高所に設置するため、安心して使用することができます。
また、エアコンと併用するのなら、火災のリスクが低い「こたつ」や「電気ファンヒーター」がおすすめ。

素早く温めたい

「石油ファンヒーター」

部屋を早く温めたい人や温かさを重視するのなら、「石油ファンヒーター」がおすすめです。
石油ファンヒーターは、電気と灯油を使用するので、即暖性が一番高い暖房機器です。
温度調整もスイッチひとつで簡単に操作することができます。

災害時の備えもしたい

「石油ストーブ」

災害時の備えとして、「石油ストーブ」がおすすめです。
コンセントから電源を取らずに使用できる石油ストーブは、災害が起きたときに活躍します。
暖房機器としてだけでなく、簡単な調理もできる優れものです。
万が一の備えとして、1台購入しておくと安心できます。

まとめ

暖房機器にはたくさんの種類がありますが、それぞれ温かさはもちろん、コストや安全性が異なります。
また、部屋の広さや生活環境によって、最適な暖房器具が変わるため、それぞれの特徴やメリット・デメリットを知っておくことが重要です。
寒い冬を快適に過ごすためにも、自分にとって一番合う暖房機器を選んでみてください。

[ライター:natumama]

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