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春に気をつけたい!季節の変わり目のゆらぎ肌と生活習慣

2021/04/19

春はお肌や体調にも、いろいろと変化が起きやすい季節です。
肌荒れやかゆみなど、何かしらお肌の不調を感じる人も多いかと思います。
朝晩の寒暖差があったり、新生活や職場などでの新しい人間関係でストレスを感じることもあるでしょう。
今回は、そんな春に気になる人も多い『ゆらぎ肌』の対策についてお話します。
お肌は生活習慣とも大きな関わりがあるため、気になるお肌のスキンケア方法と共に、気をつけたい生活習慣についても解説していきます。

春に気になる肌トラブルの原因と対策

春には気温の変化だけでなく、花粉も多く飛んだり生活環境や人間関係の変化によるストレスで、お肌の状態も不安定になりがちです。
まだ朝晩は肌寒さがありますが、昼間は気温が上がって動くと汗ばむようなこともあるかと思います。
ここでは、そんな季節の変わり目に起こりがちな肌トラブルの原因と対策をお伝えします。

春の乾燥について

空気の乾燥がひどい季節は終わり、ぽかぽか陽気で汗ばむ日もでてきましたが、春は風の強い日もあり、まだまだ乾燥しやすい日や時間帯も多くあります。引き続き保湿対策はしっかり行いましょう。
また、陽射しが強くなり気温が高くなってくると、額や鼻の頭などTゾーンの脂浮きが気になってきますが、頬や目元、口元は乾燥しやすいので、しっかりと乳液やクリームで保湿しましょう。
特に、汗をかいた後は乾燥しやすくなるため、汗を拭き取った後は保湿効果のあるローションで肌を整えましょう。
肌は乾燥すると、皮膚を守るために皮脂を過剰に分泌してしまい、余計に脂浮きしやすくなってしまうのです。

かゆみ・肌荒れ

3月まではスギ花粉が多く飛びますが、4月からはヒノキ、そしてブタクサなど秋が終わるまで様々な花粉が飛んでいます。
そのため、人によっては秋まで花粉症に悩まされることもあります。
また、花粉が原因で、肌にかゆみがでてしまうことがあります。
花粉による皮膚炎は、ひどい場合、肌が部分的にガサガサになってしまう肌荒れを起こすことも。
こういった花粉による肌トラブルが気になる場合は、顔にも使える花粉をガードするスプレーやクリームがドラッグストアなどで購入できるので、使ってみるのもいいでしょう。
かゆみや肌荒れがひどい場合、早く治したい場合は、皮膚科の診察をおすすめします。

春から始めたい紫外線対策

春の陽射しはぽかぽかと柔らかく感じても、紫外線は確実に強くなっています
この時期に油断すると予想外の日焼けで、後になってシミやソバカスを作ってしまうことも。
紫外線によるダメージは、シミやソバカスだけでなく肌の弾力やシワ、潤い不足や皮膚ガンの原因にもなってしまいます。
お出かけの際には、日傘やつばの広い帽子、日焼け止めクリーム等を使って、しっかりと紫外線対策をしてでかけましょう。飲む日焼け止めと言われるUVカットのサプリなども併用するとさらに効果的です。

また、つい無防備になりがちな室内でも油断は禁物です。
紫外線にはA波とB波があり、波長が長い紫外線A波は窓ガラスを通過してしまいます。
紫外線A波は、皮膚の深い真皮の部分に影響を与えるため、すぐには目に見える変化は起こりませんが、後々のシミや肌の老化の原因になってしまいます。
そのため、家の中にいる時でもUVカットクリームやUVカット効果のあるBBクリームなどで紫外線対策をしておくと安心です。

ゆらぎ肌におすすめのスキンケア法

春の肌は敏感になっているので、正しいスキンケアをして整えることが大切です。
洗顔ひとつにしても、肌に負担をかけてしまうこともあるので、正しい方法を見ていきましょう。

肌に優しい洗顔方法

春の敏感になっている肌は、洗浄成分が強すぎる洗顔料で洗うと、余計にカサついてしまいます。
お肌の状態が落ち着くまでは、酵素洗顔やピーリング効果のあるものは避ける方が無難です。
洗顔料は、手のひらや泡立てネットなどで十分に泡立て、ゴシゴシと擦らずふんわりと「泡」で洗いましょう
そして、たっぷりのぬるめのお湯でこすらないように丁寧に洗い流します。

洗顔後にタオルで顔を拭く際も、こすらず優しく肌の表面を押さえて水分を吸い取りましょう。
タオルよりも優しく水分を取るのにおすすめなのは、ティッシュペーパーです。
ティッシュペーパーを2枚か3枚重ねて、お顔の上に乗せて両手で優しく押さえると水分を吸い取ってくれます。
お肌が敏感な時期には、ティッシュで水分を取るのが刺激が少なくおすすめです。
ティッシュで顔を拭くことで、タオルの繊維が顔についてかゆみの原因になるのを防いだり、タオルに残った雑菌や柔軟剤の成分が肌につくのを防ぎます。

春の保湿

春は冬よりも温かく湿気もあるため、さっぱりタイプの化粧水に切り替える方もいると思います。
ですが、まだまだ乾燥しやすい季節です。もうしばらくは保湿力があるものを選びましょう。
「高保湿だとテカってしまう」という方は、Tゾーンには薄めにつけるのがコツ。
また、化粧水の後に使うのはクリームよりも乳液の方がさっぱりします。
乳液でもテカってしまう方は、オールインワンのジェルもさっぱりしながら保湿もしてくれるので試してみるといいでしょう。

季節の変わり目に気をつけたい生活習慣

睡眠や食生活などの生活習慣も、お肌に様々な影響を与えます。
ここでは、そんな生活習慣をどのように整えていけばいいのかをお伝えします。

食生活でスキンケア対策

ゆらぎやすい時期の肌の調子を整えるには、食事にも気をつけていきましょう。

<食事>

揚げ物や炒めものなど、油っこいものを普段から多く食べている方は、オイリードライ肌になってしまうことも。
オイリードライ肌とは、テカリやベタつきがあるのに水分は不足している状態です。
吹き出物などの原因にもなってしまうので、食べすぎに気をつけましょう。
家で揚げ物をする時には、少なめのオリーブ油や米油で揚げ焼きにするのがおすすめです。

<おすすめ食材>

春は朝晩の冷え込みもあるので、体を温める生姜を使った料理がおすすめです。
生姜の成分ショウガオールが働いて血流を良くし、内側から体をポカポカ温めてくれます。
すると、肌の血行も良くなり目元のクマやくすみなどの対策にもなります。

おすすめは味噌汁にしょうが。体も温まり、味噌の抗酸化作用で美肌やエイジングケアにぴったりです。

<間食>

砂糖や油脂が多く含まれるお菓子を減らして、ナッツ類や煮干しなどを摂るといいでしょう。
ナッツ類には、美容にもいいビタミンEやミネラルなどが含まれています。
ただし食べすぎると吹き出物や肌荒れの原因にもなるので、適量は1日一握り程度が目安です。
また、チョコレートにはカカオポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、ダメージからお肌を守ってくれると言われています。
チョコレートを選ぶ際は、高カカオのもの、甘味料にオリゴ糖が使われているもの、糖分カットものを選ぶといいですね。

<飲み物>

昼間は気温も上がるため、動いていると暑くなってつい冷たいものを飲みたくなりがちですが、冷たいものを飲みすぎると体が冷えてしまいます。
体の冷えは体にも肌にも良くないので、冷たいものを飲みすぎないよう気をつけましょう。
暑さが落ち着いたら、ホットココアや生姜湯、白湯を飲むなどして、内臓の冷え対策を忘れずに。

睡眠とお肌の関係

しっかりと睡眠をとることは、健康面だけでなく肌にとっても重要です。
春になると日の出の時間が早くなるため、早く目が覚めると感じたことはないでしょうか?
平均睡眠時間は冬に比べ30分程度短くなると言われおり、睡眠時間が減ることによって肌への影響もでてきます。

<最適な睡眠時間は?>

睡眠不足は体の疲れも十分取れず、お肌の調子にも悪影響を与えます。
睡眠時間は最低でも6時間以上が理想です。
もちろん個人差があるので、3時間でも十分な人もいれば8時間は寝ないとすっきりしないという人もいます。
ただ、寝すぎると睡眠が浅くなることがあるので、6~8時間くらいを目安に、しっかり睡眠をとる事が大切です。
春は早めに目覚めることを考え、冬より30分ほど早く就寝するといいでしょう。
また、睡眠は時間だけでなく「質」も大切です。

<睡眠の質を上げるために>

人は睡眠中に、浅い眠りと深い眠りを交互に繰り返しています。
浅い眠りは「レム睡眠」と呼ばれ、身体は休んでいても脳は起きている状態です。
脳も身体も休んでいる「ノンレム睡眠」が深い眠りと言われます。

質が良い睡眠とは、脳も休んでいるノンレム睡眠の時間が長くとれている状態です。
人は寝始めの3時間でこの深い眠りにつくのですが、ストレスや環境などの影響で眠りが浅くなってしまう場合があります。

<質の良い眠りのための環境>

質の良い眠りのため、夜になったら部屋の照明を間接照明にしたり、暖色系のリラックスできる色合いに変えたりするなど調整し、強い光を浴びないようにしましょう。
LEDの室内照明なら、リモコン操作で明るさと色合いを簡単に変えられるものもあります。

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■ 寝る前のスマホやパソコン

眠りにつく前にスマホやタブレット、パソコンなどのブルーライトの強い光が目に入ると睡眠の質が低下することがわかっています。
脳が昼間だと勘違いして、睡眠ホルモンと言われるメラトニンの分泌が抑えられてしまうからです。
どうしても、仕事などでスマホやパソコン画面などを見る場合は、ナイトシフトモードにしたり、ブルーライトカットのメガネやフィルターを利用しましょう。
また、午前中に日光を浴びることで、夜に睡眠ホルモンに変わるセロトニンが分泌されます。
紫外線によるシミなどが気になる方は、日焼けリスクの低い手の平を日光にあてるだけでもその効果はあります。

■ 良い睡眠のための食べ物

質の良い睡眠のためには、睡眠ホルモンの元となるトリプトファンが含まれる食品を食べることをおすすめします。
トリプトファンは昼間はセロトニン、夜には睡眠ホルモンのメラトニンに変化します。
トリプトファンは体内では合成できないアミノ酸のため、食事から摂る必要があります。
では、どんな食品に含まれているのでしょう。
それは、チーズや牛乳などの乳製品や、納豆や豆腐、味噌などの大豆製品やバナナや卵などにも含まれています。
中でもバナナジュースやバナナヨーグルトという組み合わせは効果的です。
その理由は、トリプトファンはビタミンB6と一緒に摂ることでセロトニンが合成されるからです。
バナナに含まれるトリプトファンの量はそれほど多くはないですが、ビタミンB6を含んでいます。
そのためトリプトファンを含む牛乳やヨーグルトと一緒に摂るのがおすすめです。
また、バナナはビタミンB群を多く含んでいるので、肌荒れ対策にもぴったりです。

■ 適度な運動

習慣的に運動をしている人は、肌がきれいだと聞いたことはないでしょうか?
適度な運動をすることで血液の循環が良くなり、肌のターンオーバーが促されます。
また、有酸素運動をすることで、毛細血管が増えて血流が行き渡るとも言われています。
最近はコロナ禍でお家時間が増え、運動不足になって寝付きが悪くなったという声も聞かれます。
身体が温まる程度の運動を午前中から夕方までに行い体温を上げておくと、夜寝る頃には徐々に体温が下がって眠りにつきやすくなります。
寝る前には、軽くストレッチをするのも身体の緊張がほぐれて、眠りにつきやすくなるのでおすすめです。

■ 寝る前の習慣

寝る前にホットミルクや白湯などの温かい飲み物を飲むとリラックスすることができます。
スマホやテレビなどは見ず、リラックスできる本を読むのもいいでしょう。
寝る前の読書はストレスを軽減したり、深い眠りに入りやすくなるようです。
サスペンスやホラー小説などは逆に脳を興奮させてしまうので、詩集や恋愛小説、エッセイなどリラックスできるものがおすすめです。

まとめ

春は気候だけでなく身の回りの変化も多いため、お肌も荒れたり不安定になりやすい季節です。
乾燥しやすい目元や口元、頬などはしっかり保湿し、花粉などの外敵要因による肌荒れ対策もしっかり行いましょう。
紫外線も強くなっているので、家の中での紫外線対策も忘れずに。
また、冷えは『万病のもと』と言われているように、体の不調だけでなくお肌の血行も悪くなり、肌トラブルの元になるので体を冷やさないよう気をつけましょう。
スキンケアと共に、生活習慣を整えることで春のゆらぎ肌とうまくつきあっていくことが大切です。

[ライター:堀ゆかり]

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