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冷え性さんも安心!「体を冷やす食べ物」も温活フードに

2019/05/31

女性に起こりやすい「冷え」
いろいろな原因がありますが、そのうちの一つが食事です。
あなたも知らないうちに「体を冷やす食べ物」を多くとっているかもしれません。

何が体を冷やすのか?
体を冷やす食べ物の上手な食べ方とは?

ここでしっかりチェックして、冷えを内側から改善していきましょう。

冷え性さんは避けるべき?体を冷やす食べ物

食べ物には「体を冷やす食べ物」と、「体を温める食べ物」があります。
健康やダイエット志向が高まってきている今、なんとなく知っているという人は多いかもしれませんね。

冷え性さんは体を温めるのと同時に、この「体を冷やす食べ物」をなるべくとり過ぎないようにすることが大切です。
食べ物は体をつくる材料になります。
冷えしらずの体をつくるには、何を食べるか?は重要なポイントになってくるというわけですね。

あなたは「体を冷やす食べ物」について、どれくらい知っているでしょうか?

「体を冷やす食べ物」とは?

体を冷やす食べ物を具体的にご紹介する前に、

「体を冷やす食べ物って、なんで冷えるの?」
「体を温める食べ物は、なんで温まるの?」

という素朴な疑問を少しだけ解説していきますね。

食べ物の中には、いくつかの栄養素が含まれていますよね。
その栄養素が体を冷やしたり温める原因になることがあります。

・体を冷やす栄養素

ミネラルの一種であるカリウムには、体を冷やす作用があります。
利尿作用があり、体内の塩分を外へ排出するとともに熱も放出するためです。
栄養素とは違いますが、食べ物に含まれる水分も体を冷やします。

・体を温める栄養素

ビタミンEは、血行を促して体を温めます。
たんぱく質も体を温める栄養素で、熱を生み出す筋肉の材料になります。
この他にも、ショウガや香味野菜などに含まれる特有の栄養素にも、体を温める作用があります。

これらの栄養素のバランスによって、体を冷やすか温めるかに別れます。
体を温める栄養素が少なく、体を冷やす栄養素が多い食べ物。これが「体を冷やす」と言われているわけですね。

体を冷やす6つの食べ物

ここからは、体を冷やす食べ物にはどんなものがあるのか具体的にご紹介していきます。
なかには「え、これも!?」とびっくりするような意外な食べ物も。
知らないうちにたくさん食べていないか、チェックしてみましょう!

・体を冷やす食べ物① 夏野菜

夏野菜が体を冷やすのは知っている人も多いかもしれません。
カリウムや水分がたっぷり含まれていて、体を温める鉄分やたんぱく質が少ないので、体を冷やしてしまいます。
夏にとれる野菜以外でも、成長が早いものや地上で育つものは基本的に体を冷やす作用があります。

生野菜のサラダを食べると寒くなる、という人は多いのではないでしょうか?
暑い夏に体温を下げるにはぴったりですが、冷え性さんはとり過ぎに注意を。

【体を冷やす野菜】

トマト
きゅうり
レタス
ナス
ゴーヤ
オクラ
枝豆
セロリ
ほうれん草
アスパラガス
など

・体を冷やす食べ物② 暖かい所でとれたフルーツ

南国でとれるフルーツには体を冷やす性質があります。
また、暖かい時期にとれたカリウム・水分が豊富なフルーツも要注意。
朝食にフルーツを食べる習慣がある人は、なるべく寒い時期にとれたフルーツを選ぶのがおすすめです。

【体を冷やすフルーツ】

バナナ
マンゴー
パイナップル
オレンジ
レモン
グレープフルーツ
キウイフルーツ
スイカ
メロン

いちご
など

・体を冷やす食べ物③ 海藻

ミネラルたっぷりの海藻
もちろんカリウムも豊富に含まれているので、体を冷やす効果も高いです。
低カロリーでお肌や髪にもいいので、積極的に食べる女性も多いですよね。

暑くなるとサラダにトッピングしたり、お酢で和えたりしてさっぱりと食べたくなりますが…冷え性さんの場合、食べ過ぎはNGです。

【体を冷やす海藻】

わかめ
昆布
ひじき
もずく
など

・体を冷やす食べ物④ 精製された調味料

調味料の中にも、体を冷やすものと温めるものがあります。
食材ばかりに目が行きがちですが、何で味付けされているか?何が原料に使われているか?にもフォーカスしましょう。

基本的に精製された調味料は体を冷やします。
冷えを改善するなら、体を温める発酵調味料(しょう油や味噌)、精製されていない調味料を選ぶのがベストです。

【体を冷やす調味料】

マヨネーズ

バター
白砂糖
ドレッシング
など

香辛料の一つである唐辛子にも注意が必要です。
唐辛子を食べると体がポカポカしますよね。冷え対策に意識してとっている人も多いかもしれません。

確かに体を温める作用もあるのですが、発汗を促して、それと同時に熱を外に発散させる作用もあるので、実は体を冷やす食材の一つでもあるのです。

同じ理由でカレー粉胡椒も、体を温めると同時に体を冷やす食べ物でもあります。
適度に取り入れるなら冷え改善にぴったりですが、とり過ぎは禁物です。

・体を冷やす食べ物⑤ 小麦製品

普段、パンお菓子麺類を食べ過ぎていませんか?
なかなか冷えが治らない場合は、それが原因になっているかも…。

小麦は体を冷やす食べ物です。
特にパンやお菓子には、バター白砂糖牛乳など、小麦以外にも体を冷やす食べ物が含まれていることがほとんど。

「太りやすいから」というイメージは誰もが持っているかもしれませんが、実は冷えを悪化させる食べ物でもあるんですね。
美容のためにも健康のためにも、控えたい食品です。

【体を冷やす精製食品】

パン
麺類
焼き菓子(クッキーやドーナツなど)
チョコレート
アイスクリーム
スナック菓子
など

・体を冷やす食べ物⑥ 大豆

大豆から作られた味噌やしょう油は体を温めます。
「発酵」という過程で生まれた消化のいい酵素やたんぱく質が、代謝を高めるためです。

ですが、実はその原料である大豆自体は体を冷やす食べ物の一つなのです。
特に、水分が多く冷やして保存する豆腐は体を冷やします。

「大豆製品は体を温める」
「日本の食べ物だし、畑のお肉って言われるくらいだから良さそう」
と勘違いしてたくさん食べ過ぎると、体を冷やしてしまいます。

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体を冷やす食べ物を「温活フード」に変えるコツ

ここまでご紹介した「体を冷やす食べ物」。
冷え性さんはなるべく控えるのがおすすめですが…体を冷やす食べ物の中にも、体にいいものはたくさんあります。

例えば、トマトやナスに含まれる色素はアンチエイジングに効果的ですし、海藻類だってダイエット効果や健康効果が高い優秀な食材です。
「できれば食べたいんだけどな~」という人も多いはず。

それに、さっぱり冷たいものや、スイーツやパンだって、たまには食べたいですよね?

大丈夫です、安心してください。
実は体を冷やす食べ物も、食べ方や選び方次第で、体を温める「温活フード」に変えることができます!

冷えを悪化させない食べ方のコツを見ていきましょう!

・組み合わせる

体を冷やす食べ物も、体を温める食べ物と組み合わせることで体が冷えにくくなります。
一緒に調理したり、トッピングしたり…
体を温める飲み物や汁物をプラスするのもおすすめです!

・加熱する

体を冷やす食べ物も、加熱調理すると体を温める食べ物に変わります。
生の食べ物や冷たい食べ物よりも、ひと手間加えて温活フードに!
野菜は熱を加えるとカサも減るので、一度にたくさん食べられるというメリット付きです。

・質を変える

精製された調味料や食品は体を冷やします。
なので、なるべく精製されていないもの(砂糖なら黒糖、お酢なら黒酢、など)や、体を温める食べ物を原料にした食品を選びましょう。
体を冷やさない物を上手に選べば、温活もストレスなく続けられます。

体を温める食べ方

・組み合わせる
・加熱する
・質を変える

この3つのコツを意識して、ここでご紹介した6つの体を冷やす食べ物の上手な食べ方を具体的にご提案します。

どんなアレンジ方法なら体を冷やさずにおいしく食べられるのか?
ぜひ参考にしてみてくださいね。

① 夏野菜

・グリルや煮込み料理に

野菜は生で食べるよりも、焼く煮るなどして食べるのがおすすめです。

加熱するだけでも温活フードになりますが、
→お肉やお魚と一緒にグリルする
→生姜、カレー粉、にんにくなどで味付けしたスープにする
など、体を温める食べ物と組み合わせると冷え改善効果がさらに高まります!

・たんぱく質をトッピング

野菜を加熱することのデメリットは、代謝をサポートしてくれる酵素や、ビタミンが減ってしまうこと。

どうしても生野菜で食べたいという時は、体を温めるたんぱく質をトッピングしましょう。
グリルしたチキンやゆで卵をトッピングすれば、体も冷えにくく、食べ応えもアップして一石二鳥です!

② 暖かい所でとれたフルーツ

・レンジやトースターでスイーツ感覚

温めたスイーツ、食べたことありますか?
カットしたフルーツに少量の砂糖を振り、ラップをふんわりかけて電子レンジで2~3分加熱すると、コンポートやヘルシーなジャム感覚で、スイーツとしておいしく食べることができます。
バナナはトースターでグリルすると、砂糖なしでも甘みが増しておすすめ。

体を冷やす白砂糖を黒糖やハチミツに変えると温活効果アップ!

・体を温める飲み物と一緒に

グレープフルーツやオレンジ、スイカなど、水分の多いものは温かくして食べるのはちょっと難しいですよね。
それらを食べる時は、体を温める飲み物と一緒に食べましょう。
ホットの紅茶やココア、カモミールなどのハーブティーも体を温めてくれます。

③ 海藻

・汁物の具材に

そのままだと体を冷やしてしまう海藻も、味噌汁やスープの具材として食べれば温活フードに。
ワカメやもずくのインスタントスープは市販にもたくさんありますから、ストックしておくのもいいですね。

・ショウガと組み合わせて温活

温活の強い味方と言えるのが生姜です!
生姜に含まれる「ジンゲロール」は、血の巡りを良くして、冷えの改善に一役買ってくれます。
すりおろした生姜をプラスすれば、冷たい海藻を食べても冷え知らずに。

またジンゲロールは加熱すると「ショウガオール」という成分に変化します。
ショウガオールは体を芯から温めてくれる成分。
海藻を使ったスープにプラスすれば、温活効果がさらにアップしますよ!

④ 精製された調味料

・精製されていない物にシフトする

普段使っている調味料を、精製されていないものに変えてみましょう。
白砂糖なら、黒砂糖やてんさい糖に変えると◎。
ハチミツもおすすめですが、これも水あめなどがメインになっている精製されたものではなく、なるべく純度の高いものを選ぶのがおすすめです。
お酢なら、精製されていない黒酢を選びましょう。

・体を温める原料で味付け

調理するときは、塩、味噌、醤油など、体を温める調味料を使うのがベスト。

精製された市販のドレッシングやマヨネーズは体を冷やします。
これを機に、手作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
植物油や醤油、すりゴマ(できれば黒ゴマ)、にんにくや生姜などをベースにして、自分好みの体を温めるドレッシングを作りましょう。

⑤ 小麦製品

・体を温める食材と組み合わせて

総菜パンや麺類なら→卵、チーズ、明太子、お肉やお魚、根菜類など
甘いパンやスイーツなら→小豆(あんこ)、黒豆、サツマイモ、カボチャ、栗、くるみ、リンゴ、シナモン、きな粉など
こういった体を温める食材を組み合わせて食べれば、小麦製品を食べた時の体の冷えも和らぎます。

・全粒粉や米粉でストレスフリー

パンや麺類自体の質を変える、というのも温活効果大です。
冷えの原因になる小麦粉の代わりに、精製されていない全粒粉や、お米から作られる米粉を使ったものを選ぶと◎。

全粒粉でできた食品は冷えにくくなるほか、血糖値も上がりにくく太りにくいので、ダイエットにも最適です!

⑥ 豆腐

・加熱して温活フードに

体を冷やしやすい豆腐は、冷奴で食べるよりも麻婆豆腐や味噌汁などに調理するのがおすすめ。
シンプルですが、湯豆腐もおすすめですよ。
簡単でヘルシーなうえに体が温まる、女性には嬉しいメニューです。

・香味野菜を上手に利用して

冷たいままさっぱり食べたい人は、生姜ネギなどの香味野菜をトッピングしましょう。
生姜の成分は先ほどお伝えしましたが、ネギに含まれる「アリシン」にも同じように、血流を促して体を温める作用があります。
ちりめんじゃこ+ネギ+ごま油のトッピングも、温活が期待できるおすすめの組み合わせ!

体を冷やす食べ物も上手に取り入れて温活

・体を冷やす成分と食べ物
・体を冷やす食べ物を温活フードに変えるコツ

この2つを詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたか?
「知らずにたくさん食べていた!」という食べ物も多かったのではないでしょうか。

まずは、何が体を冷やし、何が体を温めるのか知ることが大切です。
それからできるだけ体を冷やす食べ物を単体でとるのは控えること。

食べるときは、体を温める食べ物を上手に組み合わせたり、食べ方(調理法)や質を変えるなどして体を冷やさない工夫を!

ストレスなくおいしく、正しく温活して、内側から冷え体質を改善していきましょう。

[ライター:オオサトマヤ]

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