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春爛漫!春キャンプを楽しむならどんな注意が必要?

2022/04/08

桜の花が終わると、今度は美しい新緑が芽吹いてきます。すると、寒かった冬が嘘のように気温がグングン上昇し、待ちに待った春キャンプのシーズン到来です。では、春キャンプで注意が必要なのは、どのような点なのでしょうか。今回は、春キャンプを楽しく行うための注意点についてご紹介します。

春キャンプを楽しもう!5つの注意点をご紹介

4月も半ばを過ぎる頃になると、そろそろ外気温が安定して、キャンプ場が賑わいを見せ始めます。しかし、春キャンプをおもいっきり楽しむためには、知っておかなければならない春キャンプの基礎知識があります。
それではまず、春キャンプで注意するべき点についてご紹介します。

春のキャンプは寒暖差対策が必須

キャンプ場のオープン時期は各キャンプ場によって異なりますが、早いところでは3月中旬にオープンします。
そして、外気温が不安定な3月にキャンプを楽しむ際は、ほとんどの方が防寒対策をして出かけと思います。
一方、外気温がグンと上がってポカポカ陽気が多くなる4月以降になると、防寒対策をすっかり忘れて春キャンプに出掛けてしまうことがあります。
しかし、このうっかりミスにはかなりのリスクがあります。
というのも、日中はポカポカ陽気だったとしても、夜になると外気温がいきなり低くなるのが4月~5月の気候だからです。
つまり、日中のポカポカ陽気だけを参考にして服装や持ち物を選んでしまうと、夜になって凍える思いをすることになりかねないということなのです。
そのため、4月~5月に春キャンプを楽しむ場合は、日中の温かさに惑わされず、夜の防寒対策もしっかりと行っていきましょう。

日差しを甘く見てはいけない!紫外線対策をして出かけよう

紫外線の放射量がピークを迎えるのは7月ですが、実は、紫外線の放射量は3月中旬から急激に増え始めるため、対策をせずに屋外で過ごしていると、思っていた以上に日焼けをしてしまうことがあるので注意が必要です。
特に、午前10時から午後2時までは紫外線の放射量が増えるため、春だからと油断せずに紫外線対策をしっかりと行ってから出かけるようにしましょう。
また、紫外線のピーク時間が過ぎても、日没までは油断できません。
少しでも太陽光が射しているなら、その時間内は紫外線対策を怠らないよう注意をしてください。
また、曇りの日でも紫外線は放射されているので、雲の影に惑わされることなく、紫外線対策はしっかりと行いましょう。

春は虫が目覚める季節!虫よけ対策も忘れずに

春になると、熊やカエルが冬眠から目覚めて活動するように、虫たちの活動も活発になってきます。つまり、自然の中で行う春キャンプに出掛ける場合は、虫除け対策も必要になってきます。
キャンプ場によっては、ハチ除けなどが設置されているところもありますが、キャンプ場の多くは虫対策の設備がないため、各自で対策していかなければなりません。
また、キャンプ場にはハチだけでなく、蚊やブヨ、毛虫など様々な虫がいますので、ぱっと見た感じで虫がいなさそうな場所でも、虫対策はきちんと行うことが大切です。

こまめな水分補給も忘れずに

春キャンプでBBQなどの準備をしていると、思いのほか汗をかいて体内の水分が失われます。
春の日中は夏ほど暑いわけではなく、喉も夏ほど渇きません。しかし、喉が渇かないからといって水分補給をせずに長時間過ごしていると、気づかないうちに”隠れ脱水”状態になり、乾燥肌や便秘、足のこむら返りなどを起こしやすくなります。
喉が渇いたと感じるのは、既に脱水症状になりかけているということなので、喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をすることが大切です。

食材にはしっかりと火を通そう

食材は空気に触れると酸化が進んでしまうので、BBQなどを行う際は、しっかり火を通してから食べるようにしましょう。
特に生肉は、気温が高い場所でしばらく放置しただけでも菌が増殖し、食中毒を引き起こす可能性があるので、調理の際には中までしっかり火を通すよう注意しましょう。

春キャンプでのトラブルを避けるためにしたいこと

春の寒暖差にはこんな対策がおすすめ

春は昼夜の寒暖差が激しいため、万全の対策でキャンプに臨みたいものです。

● お出かけの服装は通気性が良いものを選ぼう

朝早く出かけるときには、通気性の良いシャツなどにカーディガンや薄手のアウターを羽織っておきましょう。この服装なら、アウターの着脱で体感温度を調節できますので、カーディガンや薄手のアウターを準備しておくことをおすすめします。
また、日差しがあまりない日にキャンプをするのなら、シャツの下に発熱インナーを1枚着ておくと、肌寒さを解消できるでしょう。

● 夕方の冷えにはブランケットがあると便利

日が傾いてくると急激に気温が下がってきます。こんな時は肩からすっぽり覆える大きさのブランケットがあると便利です。
ブランケットは肩掛けやひざ掛けとして使用できるので、大判タイプを人数分用意しておくと良いでしょう。
なお、ブランケットを使用する際は、BBQの火やアウトドアストーブの火が燃え移らないよう注意しましょう。

● 夜の防寒対策はダウンコートがおすすめ

春とはいえ、夜になると真冬のような寒さを感じることがあります。そんな時に役立つのがダウンコートです。特に撥水性が高いダウンコートを用意しておけば、雨で気温が下がった際の体温低下を防ぐことができるので、撥水タイプのダウンコートを用意しておくのがおすすめです。
なお、夜になるとダウンコートを着用していても首元から冷えることがあるため、マフラーやネックウォーマーも用意しておくと良いでしょう。

● テント泊には毛布や湯たんぽを使用しよう

テント泊の必需品、それは毛布と湯たんぽです。もし湯たんぽがない場合は、発熱ソックスなどで足元の冷えを対策をしましょう。
また、これらを別々に用意するのが面倒なら、家族分の寝袋を用意するのも良いでしょう。

● あると便利!使い捨てカイロを活用しよう

春になると出番が少なくなる使い捨てカイロも、春キャンプでは大活躍します。使い捨てカイロは手指の冷え対策に役立つだけでなく、靴先に入れて足先の冷え対策としても使用できるので、少し多めに用意しておくのがおすすめです。

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春キャンプの紫外線対策はこれでバッチリ

4月や5月の紫外線放射量は思いのほか多いので、春キャンプの際には日焼け止め対策が必須です。
日焼け止めには、ジェルタイプやクリームタイプ、スプレータイプなどがありますが、手間なく塗り直せて全身に使えるスプレータイプがおすすめです。
なお、春キャンプは長時間屋外で過ごすことになるため、日焼け止めを選ぶ際には「SPF50・PA++++」の表示がある、高い日焼け止め効果を持つタイプを選びましょう。
そして忘れがちなのが、髪の毛の紫外線対策です。髪も紫外線対策をしないと日焼けしてしまうので、髪もOKの日焼け止めスプレーや帽子などでしっかり対策をしてください。

キャンプ場に虫!どう対策したらいい?

自然の中で行う春キャンプでは、どうしても虫と遭遇する確率が高くなります。
虫の中には害のない種類もいますが、ハチや蚊、ブヨなどのように、刺されると厄介な虫もたくさんいるので注意が必要です。
特に、ハチに刺されると人によってはアナフィラキシーショックを起こす場合があるため大変危険です。

では、春キャンプ中にハチに出くわしてしまったら、どう対処すれば良いのでしょうか。
まず、ハチを発見したら、刺激しないように体を低くしてゆっくりとその場を立ち去ってください。
その後、キャンプ場の管理事務所に連絡をして、対応してもらいましょう。
また、小さいけれど刺されると厄介なのが蚊やブヨですが、これらの虫に対しては、あらかじめドラッグストアなどで売っている虫除けグッズなどを準備しておくのが良いでしょう。

日焼け止めと虫除けスプレーを一緒に使用する場合は、日焼け止めを塗ってから虫除けスプレーを使用するようにしてください。
この順番を守って使用しないと、どちらの効果も半減してしまう可能性があるので、使用する順番には十分に注意してください。

かくれ脱水に注意!どんな飲み物がおすすめ?

春キャンプのお楽しみのひとつ、それはBBQと同時に楽しむ冷たいビールなのではないでしょうか。
もちろん、春キャンプを行うからにはビールを思う存分味わいたいものです。
しかし、ここでひとつ注意していただきたいことは、ビールを含むアルコール飲料には利尿作用があり、大量摂取をすると脱水症状を引き起こす可能性があるということです。
テントを組み立てて、お肉や野菜を焼いて楽しく飲むビールは美味しいですが、飲みすぎれば脱水症状の原因になるということは頭に入れておかなくてはなりません。
また、BBQ前に何か飲む場合は、カフェインを含む緑茶やコーヒー飲料ではなく、ノンカフェインの麦茶やミネラルウォーター、スポーツドリンクなどがおすすめです。
カフェインにも利尿作用があるため、春キャンプで水分補給するなら、できるだけノンカフェイン飲料を飲むようにしましょう。

春キャンプは食材の取り扱いに細心の注意を!

日中の気温が高くなる春キャンプでは、使用する食材にいつも以上に気を遣わなくてはなりません。その理由やどのような注意が必要なのかを見ていきましょう。

● ひき肉はなるべく避けたほうが良い

キャンプといえばBBQが楽しみのひとつですよね。特にBBQで食べるお肉はいつも以上に美味しく感じます。この美味しいお肉の中でも、特にひき肉は扱いに注意が必要です。生肉に付いている食中毒菌が中まで入り込んでしまうため、中までしっかり火を通さないと食中毒の原因になる危険性があります。そのため、ひき肉を使う際は、中心部までしっかり火を通すように注意しましょう。

● 生野菜の調理はどうする?

野菜に関しては、火を通せばほぼ問題なく食べられますが、生野菜の場合は、よく水洗いしてから食べるようにしましょう。
とはいえ、キャンプ場では水を自由に使えないことがあるため、あらかじめ洗った野菜を用意しておくか、野菜洗い用の水を用意しておくと良いでしょう。

● 調理した食材は2時間以内に食べよう

「一度火を通したから大丈夫」という思い込みから、調理後数時間立った食材を食べてしまうこともあるかもしれませんが、この食べ方は危険です。
一度加熱した食材でも、熱が冷めてくると菌が増殖する可能性があります。
つまり、春キャンプで調理した食材はなるべく早めに食べなくてはならないということです。気温や環境によって異なりますが、おおむね調理後2時間以内を目安として食べきるようにしましょう。
なお、一度調理した食材を再加熱したとしても、既に菌の増殖が進んでいる場合は食中毒を引き起こす可能性があるため、食べないように注意しましょう。
調理した食材が食べきれず余ってしまった場合は、残念ながら処分するしかありません。
そうならないためには、クーラーボックスから食材を小出しに出して、食べる量だけ調理するといった工夫をしましょう。

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まとめ

ポカポカ陽気の日が多くなるにつれて待ち遠しくなるのが春キャンプですが、寒暖差、紫外線、虫、水分、食材などに注意を払わないと、せっかくの楽しいキャンプが台無しになってしまう可能性があります。
そうならないためには、衣類や日焼け止め、虫よけスプレー、食材に関する注意点を確認し、できるだけ安全に春キャンプを楽しみましょう。
ご紹介してきた注意点はどれも重要ですので、春キャンプに出掛ける前の参考にしてみてください。

[ライター:山田美羽]

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