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春の冷えに注意!妊婦さんにおすすめの冷え対策

2022/05/17

妊婦の皆さんは春の冷え対策を行っていますでしょうか。実は、冷えは冬だけでなく、春になっても感じることが少なくありません。
妊婦さんにとって冷えは大敵です。今回は、大切な身体を冷えから守るために注目して欲しいおすすめアイテムや対策法をご紹介します。

妊婦に冷えは大敵と言われる理由

妊婦さんに冷えが大敵とされる理由のひとつとして言えるのが、血管の収縮によってさまざまな問題を起こしやすくする点です。血管が収縮するとつわり・むくみ・倦怠感といった問題が起こりやすくなります。

また、肩こりや腰痛といった、多く見られる症状をさらに重くしてしまう可能性も考えられます。さらに、冷えは子宮の収縮・膨満感・便秘を発生させる恐れもあります。

妊娠するとホルモンバランスの乱れによって、どうしても便秘になりやすくなります。便秘が悪化すれば、医療機関への受診が必要になる場合もあるかもしれません。

また、身体に冷えがある状態が続くと、出産時・産後の身体に影響をもたらすと言われています。冷えによって陣痛が弱まると分娩に時間がかかったり、産後の身体の回復に時間がかかる可能性もあります。

分娩に時間がかかれば母体や子宮に負担がかかることはもちろん、胎児への影響も懸念されます。分娩による痛みが長引くことにもなり、人によってはトラウマを抱えてしまうかもしれません。

女性の妊娠・出産にはさまざまなリスクが伴います。予防することで少しでもリスクを避けていきたいものです。

冷えに気を付けることによる3つのメリット

「妊娠で大変なときに、冷え対策にまで気を配れない」と思う方もいるかもしれません。
妊娠期間中は食事や生活習慣の見直しなど、やることが山積みです。その上さらに日常的に起こりがちな冷えにまで、心配りをするのは簡単なことではありません。

ただ、冷え対策を行っていくことは、多くのメリットを生み出します。少し面倒だと感じても、後になってみると冷え対策をしていて良かったと思ってもらえるはずです。

体調を整えやすくなる

女性は妊娠するとホルモンバランスの変化に伴い、さまざまな体調不良を引き起こしやすくなります。例えば、疲れやすい・身体が重だるいといった、妊娠前には見られなかった体調の変化に戸惑う人も。

身体を冷えから守る習慣を身に着ければ、自律神経や血流が整えられ、ホルモンバランスの改善につながっていきます。体調の管理がしやすくなることによって、さまざまなリスクに備えられるのも大きなメリットです。

ストレスの軽減につながる

身体を冷えから守ることは、ストレスの軽減にもつながります。妊娠中はただでさえ、精神的な不安を抱えやすいもの。将来やお金の心配など、さまざまな不安を抱えてしまいがちです。

そんな中でさらに身体の不調まで抱えてしまうことになれば、そのストレスは計り知れないものです。身体を冷えから守り体調を整えるようにすると、不思議と不安な気持ちが楽になったり前向きな気持ちになれたりします。

妊娠鬱を避けるためにも、日ごろから冷えに注意するようにしましょう。

春でも油断は禁物

「冬は冷えに気を付けていたけど、春になったから大丈夫」

「たかが冷えでそんなに心配する必要は無い」

と、油断していませんか。実は春にも冷えのリスクが存在するのです。

春は天候や気温が不安定になりがち。急に暖かくなったり寒くなったりと、なかなか気温が安定しません。そのため、自律神経のバランスが乱れ、体温調節が難しくなり身体に冷えを感じやすい状態になります。

妊娠中はただでさえ冷えを感じやすいのに、不安定な気温からくる冷えもあっては大変です。そんな困った状態を避けるには、「春だから大丈夫」と油断せず、冷え対策を徹底していくことが重要です。

神経質になりすぎる必要はありませんが、冷え対策は母体と胎児を守るための大切な取り組みといえます。

妊娠中の冷え対策におすすめのアイテム

便利なアイテムを使うことによって、気軽に冷えから身体を守ることができます。体調によって使い分けができるよう、なるべく複数のアイテムを用意しておくと安心です。

腹巻

お腹周りがひんやりしてくると、母体はもちろん胎児への影響も気になります。そんなときは、腹巻でお腹を守ってあげましょう。お腹周りの冷えが気になる妊婦が多い影響か、さまざまな種類の腹巻が販売されています。

たとえば、お腹周りだけではなく、太もも部分もカバーしてくれるスパッツタイプ。お腹周りを集中的にサポートしてくれるベルトタイプ。ほかにも胸元もサポートするロング丈タイプなど、さまざまな腹巻が販売されています。

綿やシルクなど、使われている素材も様々です。自分に合った腹巻を選んでみてください。

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靴下/レッグウォーマー

心臓から遠い足先は、とても冷えやすいと言われています。ふと足の指を触ったときに、その冷たさに驚いた経験がある人も少なくないでしょう。足の冷え対策には、レッグウォーマーや靴下がおすすめです。

ポリエステル・アクリル・綿・シルクなど、さまざまな素材の靴下があります。靴下を選ぶ際は機能性だけではなく、肌触りの良い商品を選ぶことも大切です。

素材の特徴を知って、自分との相性の良い素材を使った靴下を選ぶようにしましょう。

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ひざ掛け/ブランケット

ひざ掛けは家の中はもちろん、ちょっとしたお出かけの際に持っておくと便利なアイテムです。

座っている時間が長くなると、膝や足元の冷えが気になるもの。そんなときにひざ掛けがあれば、気軽に冷えから身体を守れます。

特におすすめしたいのが、大判のひざ掛けです。身体をすっぽりと包んでくれる大判のひざ掛けがあれば、上半身・下半身のどちらの冷え対策にも使うことができます。

ただ、お出かけの際はあまりに大きいひざ掛けだと使いづらいと感じることがあるかもしれません。カバンに入れていても邪魔にならない、使いたいときにさっと取り出せるサイズのひざ掛けを持って出るのがおすすめです。

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スパッツ・レギンス

スパッツやレギンスは妊婦さんの味方です。身体にピタッと密着し、おしゃれなファッションアイテムとしてもつかえます。身体を冷やしたくないけど、どうしてもスカートを履きたい!そんなときもあるはず。

スパッツやレギンスを下に履いていれば、スカートスタイルでも冷え対策をすることができます。スパッツやレギンスは伸びる素材が使われている商品が多いため、身体を締め付けたくない妊婦さんにおすすめのアイテムです。

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身体を冷えから守るためにできること

冷えから身体を守るためには、冷え対策を意識した生活を送っていくことが大切です。ただし、あまりにも難しいものや時間がかかるような対策法だと、なかなか続けることができません。最初のうちは頑張れても、だんだんと面倒くさくなり挫折してしまい自己嫌悪になってしまうことも。

そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。そうならないためには、まずは無理せず、簡単で時間のかからない対策法から挑戦していきましょう。

足湯

足湯は気軽に挑戦できる冷え対策です。深めのバケツにお湯を入れて、20分から30分ほど足をつけておくだけ。足湯をしている間は動画を見たり本を読んだり好きなことができます。片付けも簡単なため、面倒がありません。

足湯をすると足だけではなく、血流の改善によって身体全体が温まることが期待できます。妊婦さんを悩ませるむくみ対策にもつながるため、ぜひ試してみたい対策法です。

食事による冷え対策

妊娠すると人によってつわりや食欲がなくなるといった問題が起こるため、食事に意識が向かなくなる人も少なくありません。身体は食事によってできています。そのため、食事に問題を抱えていると、身体の冷えの原因にもなってしまいます。

そんなときは、冷え対策を意識した料理がおすすめです。料理と言っても難しく考える必要はありません。

たとえば、身体を温める効果が期待できる冬が旬の野菜を使ったり、加熱した生姜を料理に加えるなど、ちょっとした工夫をするだけでも冷え対策になります。

● 冬が旬の野菜

ネギ・ブロッコリー・人参など

ただし、特に妊娠中は身体の状態が変化しやすいため、体調によって食事に制限がかかる場合があります。気になる場合はかかりつけの医師の指導を受けながら、食事の内容を考えるようにすると安心です。

適度な運動

適度な運動をすると自律神経が安定し、冷え対策になります。適度な運動は妊婦さんの健康につながるといった考え方もあり、妊娠中や産後のことを考えて、体を動かすことを意識して生活してみるのも良いかもしれません。

●適度な運動とは

軽いウォーキングやストレッチ、短時間の散歩など

注意点として、人によって体質や身体の状態は異なります。自己判断による運動はリスクが伴いますので、必ずかかりつけの医師に指示を仰ぐようにしましょう。

衣服に使われる素材について知っていこう

皆さんは衣服に使われる素材について、どれくらい知っているでしょうか。自分に合わない素材の衣服を着ていると、イライラやストレスから自律神経の乱れを引き起こすことがあります。

自律神経が乱れてしまうと、身体に感じる冷えの症状がさらに悪化する可能性も。効率的に冷え対策をしていくためにも、ぜひ衣服に使われる素材にも注目してみてください。

綿

肌触りが優しく、肌への刺激が少ないのが特徴の素材です。洗濯にも強いため、何度も着たい衣服を選ぶ際におすすめです。水に濡れると乾きにくい欠点を除けば、選びやすい素材と言えます。

ただし、春・夏は汗をかきやすい季節です。綿の衣服ばかりをそろえてしまうと、洗濯物がなかなか乾かず困ってしまう可能性もあるので、綿以外の素材を使った衣服もあると安心かもしれません。

シルク

天然繊維のシルクは「第二の肌」と呼ばれる、お肌にとても優しい素材です。吸水性や保湿性、保温性にも優れ、夏は涼しく冬はあたたかさを保ちます。

シルクは摩擦や水にあまり強い素材ではないため、洗濯表記を確認して取り扱いましょう。

麻は吸湿性に優れ、気温が高くなってくる春の時期でもさらっと着ることができます。ただ、肌触りが若干硬いため、人によって向き不向きがありますが、安定感のあるしっかりとした素材といえるでしょう。

ポリエステル

ポリエステルは洗濯に強い・乾きやすい・シワになりにくいなどのメリットを持った素材です。水分の発散性に優れていることから、スポーツウェアにもよく使われています。

さらっとした肌触りや扱いやすさを重視するなら、ポリエステルを使った衣服を中心に選んでみるのも良いかもしれません。

アクリル

アクリルはふわふわの肌触りと優れた保温性が特徴の素材です。身体の冷えが気になる場合に選んでみるものいいかもしれません。アクリルを使った衣服は、編み方によって肌触りや見た目の印象が違ってくるので、実際に手に取って選ぶのがおすすめです。

他にも

冷えの原因になる習慣

女性が妊娠すると、今まではなかったような身体の変化が起こることがあります。これまで問題の無かった習慣でも、妊娠したことによってリスクが高くなる場合もあります。

この機会に、冷えの原因となる習慣を見直してみましょう。

食生活

まず考えておきたいのが、食生活についてです。「健康のため」と、夏野菜をたくさん取っていませんか?

夏野菜は身体を冷やすものが多いため、夏野菜をたくさん食べることによって冷えの原因になる可能性があります。
たとえば、トマト・ナス・きゅうり・おくらといった野菜は、夏野菜に含まれます。

夏野菜は春に好まれるものも多く、知らずに食べ過ぎてしまっている人も少なくありません。身体に冷えを感じている場合は、なるべく夏野菜を避け、冬が旬の野菜を食べるようにしましょう。

カフェインの取りすぎに注意

カフェインを取りすぎると、自律神経のバランスが崩れ、冷えの原因になってしまいます。また、胎児の成長に影響を及ぼす恐れもあるため、なるべく避けたほうが良い成分です。

カフェインが含まれている食品としては、コーヒー・紅茶・玉露などが挙げられます。他にも、栄養ドリンクやお菓子などにも含まれていることがあるため、普段から注意をしていくことが大切です。

カフェインの摂取量について気になる場合は、医師にご確認ください。

冷え対策は無理なく行うことがポイント

冷え対策のポイントは、「無理せずにできる」ということです。

妊娠中は、何かとストレスを抱えがちになってしまいます。
思ったように身体が動かなかったり、見た目の変化など、妊娠する前の自分との違いに、戸惑いやイライラを抱えてしまう人が少なくありません。
その上さらに普段の生活にも力を入れ過ぎてしまうと、ストレスが爆発してしまうかもしれません。

ストレスの蓄積は妊娠中の心と身体、そして結果的に胎児にも影響を与えてしまいます。そうならないよう、自分には難しいと感じる冷え対策を無理に行わず、挑戦しやすい対策を選んで試していきましょう。

食べ物に関しても、あまりに我慢をしすぎると、かえってストレスになって体調不良の原因になってしまうことがあります。

「夏野菜は身体を冷やすから、絶対に食べない」などといった極端な制限は行わず、冬野菜を加える・火を通すようにするといった工夫を行ってみましょう。

妊娠期間は長いため、長続きできそうな冷え対策を行っていくことが大切です。

・妊婦さんに冷えが大敵といわれる理由を知る
・冷え対策になるアイテムを活用
・食材に関する知識を身に着ける

などのポイントを抑え、自分に合った冷え対策をし、不安を乗り越えていきましょう。

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