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ここに注意!梅雨時のスキンケアと生活習慣

2022/06/01

梅雨時のジメジメ、ベタベタ、本当に嫌ですよね?お肌がベタベタすると、スキンケアをついサボりがちになってしまう方もいるようですが、実は、梅雨時だからこそ念入りにスキンケアをしなければならないのです。今回は、梅雨時のスキンケア方法と生活習慣の注意点についてご紹介していきます。

梅雨時のお肌はあらゆる危険にさらされている!?

梅雨時は湿度が高く、まとわりつくようなべたつきを感じますが、これは空気中に多くの水蒸気が含まれているためです。
それに加え、気温が上昇することで汗をかきやすくなり、皮脂分泌量も増えます。
するとお肌は常にベタベタし、不快感を覚えることになります。
しかし、梅雨時の肌トラブルはこれだけに留まらず、あらゆるリスクにさらされています。

・ 皮脂の過剰分泌

皮脂は気温の上昇とともに分泌量が増え、お肌に不快なべたつきが起こりやすくなります。
しかし、皮脂の過剰分泌はべたつきだけに留まらず、皮脂の成分を餌とする雑菌が繁殖し、吹き出物トラブルも起こりやすくなるのです。
そして注意していただきたいのは、皮脂を吸い込んだ寝具をそのまま使い続けていると、寝具内で繁殖した雑菌によって吹き出物ができやすくなるということです。
晴れが少ない梅雨時は寝具が乾きにくく洗濯が億劫になるかもしれませんが、寝具はなるべくこまめに取り換えて、吹き出物のリスクを少しでも減らしておくことが大切です。

・ 紫外線による悪影響

紫外線は季節に関係なく1年中降り注いでいますが、特に、3月以降になると紫外線の放射量はどんどん増え、うっかり対策をせずにいると日焼けをしてしまいます。
また、「紫外線」というと、晴れた日のイメージがあるかもしれませんが、曇り空でも紫外線は降り注いでいますので、晴れの日と同様の対策を忘れずに行いましょう。
また、紫外線は頭皮や髪にも悪影響を及ぼしますので、帽子や日傘などで忘れずしっかり対策しましょう。

・ エアコンの風による乾燥肌

梅雨時はジメジメするため、エアコンをドライや冷房で使用することがあります。エアコンを使用することで室内の湿度は下がり、ジメジメとした蒸し暑さを抑えることができます。
しかし、エアコンで室内が乾燥すると同時にお肌の水分も奪われ、乾燥肌に傾くリスクも高まってしまいます。
エアコンを使用する場合は、風に直接当たらないように注意する必要があるでしょう。

・ 昼夜の寒暖差による冷え

6月になると、日中の外気温は上昇し、夏のような暑さを思わせます。しかし、まだ本格的な夏到来ではないため、日中と夜との気温差が大きく、夜になると気温が一気に下がり寒さを感じることもあります。体が冷えてしまうと血液の循環が悪くなり、お肌にくすみが生じることがあります。
また、雨の日は気温があまり上がらないこともあり、日々変わる気温差で自律神経が乱れ、体の冷えを招く可能性もあります。
梅雨時には寒暖差に対応できる服装選びを心掛けましょう。

梅雨時だからこそ行いたい【スキンケア方法】

それでは早速、梅雨時だからこそ行いたいスキンケア方法についてご紹介していきます。

・ クレンジングと洗顔は入念に

梅雨時は気温の上昇に伴い、汗や皮脂の分泌量が増えるため、これまで以上に入念なクレンジングと洗顔を行わなくてはなりません。
それは、汗や皮脂、古い角質などを餌とする雑菌の繁殖を抑える必要があるからです。
特に、毛穴に古い角質や汚れが残っていると、吹き出物だけでなく、角栓による毛穴の黒ずみが目立ってくる可能性もあります。このような状況を避けるためにも、クレンジングと洗顔はしっかりと行う必要があります。

洗顔をする際は、皮脂分泌量が多いTゾーン(額、鼻、あご)に洗顔泡を乗せ、顔全体に広げていきましょう。
そして気を付けて欲しいのは、べたつきが気になるからといって、1日に何回も洗顔を行ってしまうと、必要な油分まで取り除き、乾燥肌に傾いて肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。すると今度は、乾燥肌をカバーするため皮脂分泌量が増え、ますますお肌のべたつきが気になる状態になるといった負のループに陥ることがあるため、洗いすぎには注意しましょう。

・ 梅雨時の保湿ケアは必須

梅雨時にお肌がべたつくと、それだけで保湿できているような気になってしまうことがあります。しかし実際には、お肌のべたつきは汗や皮脂によるものであり、保湿作用を得られることはありません。
つまり、季節にかかわらず洗顔後にはしっかり保湿ケアをして、お肌を保護してあげる必要があるということです。

保湿化粧品には様々な種類があり、それぞれ肌悩みに合った成分が配合されているので、自分の肌悩みに合ったタイプを選んでみてください。

・ 乾燥肌対策

乾燥肌対策には、保湿成分の配合量が多いものを選ぶのが良いでしょう。保湿成分の代表として挙げられるのは、セラミド、ヒアルロン酸、エラスチン、コラーゲンです。これらの成分が多く配合されている化粧品でケアをしてみてください。
また、乾燥肌が進んでしまっているなら、ホホバオイルやオリーブオイルでのケアもおすすめです。
これらの天然植物オイルは肌馴染みが良く、しかもお肌に与える刺激が弱いというメリットがあります。
なお、天然植物オイルは体にも使えますので、体の皮膚がカサカサするという方にも向いています。

・ シミ対策

シミの主な原因は紫外線です。まずは紫外線に直接当たらないように注意する、日焼け止めを使用するなどして対策をしましょう。
その上で、保湿成分と美白成分を配合したもの選びましょう。
美白成分には、ビタミン誘導体、アルブチン、トラネキサム酸、ニコチン酸アミド、ルミキシルなどがあります。
また、ハイドロキノンという強力な美白成分もありますが、この成分は紫外線の影響を受けやすく、お肌につけた状態で紫外線に当たると、シミの色素が濃くなる可能性があります。
つまり、ハイドロキノンを使用するなら、夜のスキンケアに限定する必要があるということです。
なお、ハイドロキノンはお肌に与える刺激がやや強い成分ですので、これまでに化粧成分で肌荒れや炎症を起こしたことがある方は、ハイドロキノン以外の美白成分を配合した化粧品を選ぶと良いでしょう。

・ エイジングケア対策

エイジングを感じやすい肌トラブルは、なんといってもシワです。シワ対策には、ナイアシンアミド、プロテオグリカン、フラーレン、プラセンタエキスなどが配合されているものが良いでしょう。
ただし、シワには表情ジワのように浅いタイプと、真皮層にまで到達した深いシワがあり、このうち化粧品で改善を目指せるのは浅いシワです。
深いシワでお困りなら、ひとまず上記でご紹介した成分を配合した化粧品でスキンケアを行うとともに、美容外科や美容皮膚科に相談して治療を検討してみるのも良いでしょう。

・ 真夏と同様の紫外線対策をする

さきほども触れましたが、3月以降になると紫外線の放射量が急激に増えるため、梅雨時期には真夏と同様の紫外線対策が必要になります。
また、梅雨時は曇りや雨の日が多くなりますが、そこで油断して紫外線対策をしておかないと、時間の経過とともにシミが目立ってくることがあります。

日焼け止めにはクリームタイプやジェルタイプ、スプレータイプなどがありますが、梅雨時はお肌がべたつきやすいため、サラッとしたつけ心地のジェルタイプを選んでみるのも良いでしょう。
なお、頭皮の日焼け対策にはスプレータイプのものがありますが、汗をかくと日焼け止めが流れてしまいます。そんな時は、帽子や日傘で対応するのが良いでしょう。

・ 体の冷えはお風呂であたためる

梅雨の長雨が続くと、外気温が下がり体が冷えやすくなってしまいます。そんなときには服装を調整して冷え対策をしつつ、お風呂でじっくりと温まって内側から体をしっかり温めるのもおすすめです。
気をつける点は、あまり長風呂をすると熱中症になる場合もあるため、体が温まったと感じたタイミングで出るようにしましょう。

生活習慣にも注意しよう

梅雨時には、気圧による体の不調が起こりやすいといわれています。たとえば、体がだるい、日中に眠気が出るなどが典型的な例でしょう。
しかし、梅雨時の不調は日常生活の中で対策することで、ある程度防ぐことができます。
ここからは、不調が起こる理由や生活習慣の注意点についてご紹介します。

・ 梅雨時に不調が起こりやすくなる理由とは

梅雨時の不調の大きな原因となっているのは、気圧による自律神経の乱れです。気圧は自然現象であるためどうすることもできませんが、自律神経の乱れは生活習慣で対策をすることができます。

・ 梅雨時の生活習慣はここに注意

自律神経は、環境や気候の変化によって乱れやすいといわれています。梅雨の間も元気に過ごせるようしっかり対策していきましょう

・ 早起きをしてみよう

寝ている間はリラックス状態にあり、副交感神経が優位な状態になっています。
つまり、副交感神経の働きが優勢になるほど良質な睡眠を得やすいということですが、日中にだるさや眠気を感じるなら、なるべく早起きをして交感神経の働きを活性化させることが大切です。
交感神経は活動をつかさどる神経であるため、この神経が早朝から活性化することで、日中のだるさや眠気の改善につながっていきます。
仕事などで不規則な生活を送っている方も、梅雨時だけは頑張って早起きをして、不調の予防や改善を目指してみてはいかがでしょうか。

・ 冷たい食品はなるべく避けよう

気温と湿度が高くなると、つい冷たい食品に手を出してしまいがちに。しかし、冷たい食品を続けて摂っていると内臓が冷え、自律神経にも悪影響が及ぶといわれています。
また、冷たい食品で内臓が冷えると、お腹に脂肪が蓄積されやすくなり、ポッコリお腹が目立ってくることも。
そうならないためには、冷たい食品をなるべく摂らないようにしましょう。
そしてもうひとつ、糖分の含有量が多い食品を摂ると、一時的な幸福感を得られるとされていますが、空腹の状態で摂ってしまうと血糖値の急上昇につながるだけでなく、自律神経にも悪影響が及ぶといわれています。
冷たい食品や糖分が絶対にダメ!ということではありませんが、摂りすぎが不調の引き金になる可能性があるということを覚えておきましょう。

・ 栄養バランスの良い食事を心がけよう

普段から食品の好き嫌いがある方は、食生活の改善を心がけてみましう。健康維持には6大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質、無機質、ビタミン、食物繊維)をバランス良く摂ることが大切です。普段の食事の中で、なるべくこれらの栄養素をまんべんなく摂ることを心がけましょう。
外食が多く栄養バランスが整った食事が難しい場合には、不足している栄養素をサプリメントから摂るというのもひとつの方法です。

・ なるべく体を動かそう

梅雨の間は外で運動することもなかなかできず、家の中もジメジメしてそれだけで運動する気が失せてしまうかもしれません。しかし、運動をすると交感神経が活性化され、特有のだるさ対策に役立つといわれています。
また、運動というと外で行うイメージが強いかもしれませんが、ストレッチやその場足踏みなどの運動は部屋の中でも行うことができます。
他にも、部屋の片づけをこまめに行う、素早く家事をこなすなどを行うだけでも体を動かすことができるます。ぜひ積極的に体を動かして、梅雨時の不調を乗り切りましょう。

まとめ

梅雨時はただでさえ気分も落ち込みやすくなりがち。
それに加えて肌トラブルや体のだるさなど、様々なトラブルも起こりやすくなります。早めのうちからできる対策を取り入れ、梅雨を乗り切っていきましょう。

[ライター:山田美羽]

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