パステルの春から新緑の季節へと移り変わる中、すっかりご無沙汰してしまいました(^^;ゞ
先週末、歯の詰め物がとれた息子を連れて歯医者さんへ。ここの先生、結構怖い。と言うのは､挨拶や返事をしなかったり、たずねられたことに答えないと、容赦なく叱られるらしい。（私は外で待っているので、その場面に遭遇したことはないけれど。）でも、歯医者さんと言えばここへ通うことに反対しない。理由は、痛い思いをしたことがないから。特に抜歯の時は「息を吸って合図したら『はっ！！』と声を出すように。」と言われ､1～2回練習の後、「はっ！！」と言ったら歯が抜けていたらしく、しばらくその感動を会う人会う人に伝えていた彼。「麻酔もしなかった。痛くもなかった。すごい！！」ということで、診察室のドアを開けたら緊張した声で「こんにちは。」と言い、診察台の上では「お願いします」と言い､口をあけたまま「ふぁい！」と返事をして、最後は軽く礼をしながら「ありがとうございました」とドアを閉めて出てくることをしても、ここへ通っているわけなのです。
さらにこの日は、私も中に呼ばれて、歯石を3500倍の顕微鏡で見せてもらいました。先生が彼の耳元で（診察台ではその位置になる）「食器の食べ残しは時間がたったら腐るだろ？口の中の食べ残しも同じこと。いくらきれいな食器で新鮮なお料理を食べても、歯に食べカスが残ってたら口の中の腐った食べ物と一緒に飲み込んでることになる。今の口の状態だと毎日飲み込んでるのが、これ・・・」と言うことで、顕微鏡の映像になるわけです。中学生ともなると、自分の口の中で細菌が動いている様子を現実に見せられると、かなりショックらしい。『腐った』と言う言葉を何度も連発するのがミソ。先生の狙いは見事的中。
『事実を伝える。視覚・聴覚・時には嗅覚・味覚にも訴える。自分の身に起こっている事､自分を取り巻く環境に起こっている事を知らせ､考えさせ、対処させる。』　先生の見事なまでの診察を目の当たりに見て、いささか息子の単純さ加減が気になりつつも、勉強になりました。このテクニック、今後習得していかなくては・・(–)(__)

☆今日のお気に入り☆　　一生のお付き合いだから大切にしたいよね☆
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