2007/03/03
この度、「もちはだ」中国工場の上海暖恋紡織品有限公司(しゃんはい ぬぅぁんれん ぼうしょくひん ゆうげんこんす)スタッフの4名が、5泊6日の日程で加古川に来られました。
今回は観光中心のスケジュールです。
到着された日は、会社近くのお店で歓迎会。
2日目は、上海アイリスの佐々木社長がいらっしゃる徳島へご挨拶。
3日目は、工場のスタッフと一緒にランチクルーズやお買物に神戸へお出かけ。
4日目は一泊二日で広島を専務と工場長が案内しました。
5日目夕方には、一行の戻りを待って、本社工場の駐車場でバーベキュー大会をにぎやかに開催。
そして、今朝、関西空港に向けてお送りし、今頃は、飛行機の中でおやすみかな・・・。
下の写真は、2日目夜、マージャン大会を我が家で開催した時の様子です。
麻雀をされる方はおわかりでしょうが(ルールをご存じない方は、流してくださいね)、上海マージャンは、捨てハイが中央にばらばら。 つまり「スジ」は、読めません。・・が、しばらくたって、「スジ」を読まなくてもよいことに納得。 上がりテとしては、同じ絵柄のハイを集める「ホンイツ」「チンイツ」が大半をしめ、「チャンタ」「タンヤオ」のヤクは、ないそうです。 誰が何を集めていようと我関せずと自分の手ハイを揃えていく、早いもの勝ちのようなあがり方・・。 本場中国の迫力あるマージャンを想像していたので、いたってシンプルな上海マージャンにちょっぴり拍子抜けしましたが、顧さんの後ろに座って楽しませていただきました。 |
マージャン卓として実家から借りてきた、ヒーターもはずしてある元コタツ。
掲載するのも恥ずかしいほど色あせて生地も薄くなってしまった様子をご覧いただくと、その年季の入りようは、おわかりいただけるかと思います・・(^^;
私は、幼稚園の頃から、お正月や週末に家族でマージャンをするのが大好きでした。
そこには、「ゲームを家族でする」という喜びとは別に、大きな理由があったのです。
私には4歳年上の姉がいます。
幼い頃の4歳違いというのは、とても大きいものです。
親からの扱われ方も「頼りになる姉」と「いつまでも甘えたの妹」になります。
そして、何かにつけ「お前はまだ小さいから・・」と言われ、母が二人いる様な気さえするほど、家族全員から子ども扱いされることに・・・。
お姉ちゃんに遊んでもらったり、ちょっぴり大人っぽい雰囲気の小物や雑誌などを見せてもらえる
という「特典」はありながらも、ホントのところは、不満だらけ・・。
そう、小学生時代は、ちょうど、ちびマル子ちゃんとお姉ちゃんとの「雰囲気」でしょうか・・(^^ゞ
・・が、
年に数回開催される、この家族マージャンの場だけは、最初から特別扱いも特別ルールもなく、父・母・姉に対して同じ条件で対等に勝負をさせてもらえたのです。
私の中で、父と母との勝負は興味がありませんでした。
勝ちたい相手はただ「ひとり」・・・!!・・・
そして、そのチャンスはめったには訪れなかったのですが、何をしてもかなわない姉よりも先に「ロン!!」と言えたその瞬間。
飛び上がって叫ぶ・・?
イエイエ・・・「妹心」はもっとフクザツです。
フツウに喜ぶ・・ それだけです。
なんとも強がりというか、かわい気がないというか、ひねくれているというか・・(^_^;)
4~5歳離れた姉を持たれる「妹」の立場で育たれた方。
このニュアンス、きっとお分かりいただけると思うのですけれど・・・・
兄弟・姉妹の間でのいろんな感情。
それぞれの立場での言い分はあるのだと思います。
悲しいかな、母となった今でも「兄」や「姉」の気持ちというのはわかりにくく、我が子達であっても「弟」「妹」に自分の過去の経験や感情を重ねてしまって、ともすればカタをもってしまいそうになります。
一番上の息子が中学校に入りたての頃、
「お母さんは妹やったから、オレの気持ちなんか絶対にわからん!!」
と、面と向かって言われたコトがあります。
確かにそうだ・・・
それ以降、何かの時には「姉」の立場である友人に相談することも・・。
「へぇ~・・・そんな風に思うもんなん??」ってな「兄心」に驚くこともしょっちゅうあったりするのです。
まぁ、3人兄弟妹がそれぞれの立場を不満に思う回数を、できれば少なくしてやれたらいいな・・とは思っているのですけれど、これがなかなか難しいものなんですよね・・(^-^;
追伸 : 今日は「おひな祭り」ですね。今年は「やっと・・・」の想い。おひなさま、ありがとう・・・。