2008/02/06
今朝、新聞を見ていたら『かつめし』の文字を発見しました。
以前から何度かこちらでもお話した事があるのですが、ここ加古川には、『かつめし』というお料理が存在します。 |
『かつめしのタレ』で、『かつめし』の味は、ほぼ決まるわけで・・
このタレの説明には、『デミグラスソースのような』という表現がよく使われるのですが、私的には、もうちょっと言葉を加えてほしいところ。
独特の甘みと深みとこくがあって、カレーのようなスパイシーさではなく、ハヤシライスのような派手さはなく、う~ん、なんていうか・・・まったりとしたぽってりとしたお味という感じでしょうか・・。
『かつめしのタレ』は、加古川の業者さんが作られているものを愛用しているのですが、残念ながらネットでは、販売されていないようです。
初めての方には、このお味を召し上がってほしいのになぁ・・・(^^)
そして、こうやってお話を進めながら気がついたのですが、タレの味を一言で言い表せないところに、カレーやハヤシライスと違う『かつめし』の個性を伝えにくいのかもしれませんね・・・。
それでも、 我が家に遊びに来て初めて『かつめし』を食べた子どもの友達は、「メチャ美味しい!」と全員気に入ってくれるという、事実が存在するわけです。
・・・・しか~し!!!
なぜか、お隣の明石や姫路の人さえ、いえいえ、自転車で30分ほどで行ける浜手の高砂市の人達にさえ、この『かつめし』が知られていないという、寂しい事実もまた存在するのです・・。
数年前、関西のテレビ番組で特集が組まれて紹介されたこともあるのに、一向に広まる気配はなく、昨年には千葉のお客様から「NHKの番組で加古川のかつめしのことが紹介されていましたよ~」とメールをいただいたりもするのだけれど、宮崎のマンゴーのようには、いかないみたい・・・・(-_-;)
で、今朝の新聞記事は何かというと、加古川の『かつめし』を全国に広めるために加古川市の観光協会がキャラクターやロゴを募集していたのが、決定したというニュースでした。
上のロゴの説明は、
「カツを表現したオレンジ色の楕円(だえん)に、添え物のキャベツを表す緑色で縁取り。カツの上にはデミグラスソースを示す茶色のひらがなで「かつめし」と書かれている。」
とのこと。
ちなみに、本来の『かつめし』は、添えるのはゆでキャベツということと、スプーンではなくお箸でいただくという、きまりもあったりするのです。
・・で、右下がこの度選ばれた『かつめし』のキャラクター。
加古川らしい感じがなんとも・・・(笑)
いつか『かつめし』が、全国版になるのを夢見て、これからも他府県から遊びに来る子どもの友達にしっかり広めていかなくては・・(^^)v
皆さんも、加古川にお越しになられる事があれば、是非是非『かつめし』ののぼりがあがっているお店で『かつめし』を召し上がってみてくださいね♪ |