2008/10/26
久々にやってしまいました・・・
ガラスのコップにひびの線が入っているのに気がつかず、スポンジごと指を入れて回した瞬間、小指にグサッ。
「あっ!」と思った時には、すでに遅しです。
目線は手先なのに、実際は何も見えていないという、あいかわらずのぼんやり具合に、ちょっと自己嫌悪(-_-;)
なにせ、手先の怪我は、面倒です。
しかも今回のように、ぐっさりとやってしまうと、傷口がふさがるまでそれなりに気をつかってやらないといけないしで、ホントやっかい。
切った瞬間、
「あ~あ・・・」
と大きなため息がでてしまい、それをリビングで聞いた娘が
「どうした~ん?」 の声。
「うん・・・ガラスのコップで指切ってもた・・・・ぁ・・・・・」 と私。
その途端、
「ええっ!!!!!大丈夫なん?血は止まりそう??病院行かんとあかんくらい??」
と、ものすごい勢いで走ってきてくれたので、私としてはその様子にちょっとびっくり。
実は、ずーっと以前、娘がまだ保育園に行きかけた頃、同じシチュエーションで人差し指のつけねを切ってしまったことがあるのです。
その時は、傷が深く出血も多くて、素人目でも「ほっとくのはまずいな・・・」という状況で、夜間の救急病院を探してかけこみ、数針縫ってもらいました。
娘は、この時のことを鮮明に覚えているそうで、記憶の中では、母の命に関わりそうなほどのイメージにインプットされてしまっているらしいのです。
今から思うと、娘のその頃の背丈では、ちょうど目の前に血でにじんだガーゼが来るわけで、その手を押さえながらばたばたと暗がりの中病院に駆け込んで、それは怖かったのだろうと思います。
・・で、幸い、今回の私の傷は、たいしたことなく、
様子を見て落ち着いた娘が、「これからはちゃんと手元を見なあかんよ!」と言いながら消毒とテーピングをしてくれました。
人の記憶というのは、不思議なものですね。
その事柄や出来事だけでなく、自分の感情や気持ちが知らないところで結び付けられてる。
だから、子ども達には、できるだけ心地よい気持ちに結びつくものを体験させてやりたいと、親ならみな思うのでしょうね。
願わくば、今回のことで、
「母親が洗い物のコップで手を切った」という出来事についての娘の記憶は、
恐怖心から「しゃ~ないなぁ~」に上書きされてくれたらいいのになぁ・・と思うのです(^^)