2012/08/28
帰りに近くのスーパーマーケットに立ち寄った時のこと。
レジで合計金額が告げられた後に、係りの方が
「こういったクーポン券はお持ちじゃないですか?」
と、写真くらいの大きさのクーポン券を見せながらたずねてくれました。
持っていなかったので、「いいえ。」とお返事して、お財布からお金を出そうとした時に、
突然、横から
「コレ、使い♪」
と声がして、私の手元に、先ほどの見本と同じクーポン券が差し出されました。
あまりに突然だったので驚いて、横を見ると、小学校高学年くらいの女の子を連れた女性が、ご自分のお財布の中から、5%オフクーポン券を私の手元に差し出してくれていました。
えっ??どこかで会った事がある人?ご近所の方?お仕事関連??
私なりの猛スピードで、頭の中の記憶を駆け回ったけれど心当たりもなく。。
「私、もう一枚あるから♪」
「あ‥でも‥。これって、2枚一度に使えたりしないんですか?」と、わかりきったようなことをレジの方にたずねながら、頭の中では、この場をどうおさめようかグルグル。。
「今日で期限だし♪」と、さらに私の手元に押し出される。
そう言われても‥。かなり困ったー。
一応、この間も記憶を探り続けたものの、お顔に思い当たる人物は出てこない。
んーーーどうしよう。。。。
と、その時、隣にいた娘さんと目があった。
私の方をじーっと見つめてる。見つめてる。見つめてる。
うん!よっしゃ、こうなったら、せっかくのご厚意。いただくことにしよう♪
お礼を言いながら、クーポン券を受け取り、レジの方に渡す。
レジの方も少し戸惑われてたようだけれど、そのまま受け付けてくれて、再計算した金額を言ってくれた。
お釣りを受け取って、もう一度お礼をいってから、レジを離れる。。
こういう出来事は、大人になって初の体験でした。
これでよかったのか、わからないけれど、
この前に気持ちが重くなることがあって、明日に持ち越さないように、美味しいケーキでも食べて修復を図ろうとしていた、そんな時に、こんなあっけらかんとしたご厚意に触れて、詰まっていたものがすーっと流れたように感じたのは確か。
あっ、そっか。
この出来事は、メッセージとして受け取らなきゃいけないことだったんだ。
この女性のシンプルであっけらかんとしたご厚意に、ヒントがあったのだということね。
なるほど(^^)
結局のところ、美味しいケーキ食べれて、クーポンでオトクにお買い物させてもらって、
今となっては、いい一日だったような気がしてる。我ながらなんとも単純(笑)
さぁ、明日は神戸セレクションの審査会。
このメチャ暑い時に、「もちはだ」に触れていただくのは、なんだか申し訳ない気もするけれど(笑)
しっかりご案内してまいりまーす(^^)