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さわってもいいですか?  

2007/03/28

Sarryを連れて公園で散歩をしていると、幼い子どもさんとお母さんの親子連れに声をかけられるコトがあります。
「さわらせてもらっていいですか?」

Sarryは、盲導犬として知られている犬種ラブラドール、いわゆる中型犬。
のんびりとした?顔ではあるけれど、幼い子どもさんからすると自分の身体と同じ位の大きさということになります。

犬がキライもしくは怖いと思われているお母さんの場合は、子どもさんが「ワンワン♪」と言いながら近づいてこようとすると、「ダメダメ、危ないから・・」と、手を引いて、離れていかれます。

お母さんに手を引かれながらも、後ろを振返り振返り歩いていく子どもさんの顔を
見ていると、少し残念な気持ちになりますが、何かの機会に犬のぬくもりや愛くるしさに
出会ってほしいな・・と願いつつ小さくバイバイと手を振ります。

自分から触れたいと思うほど犬好きではないけれど、そこまで恐怖心がないお母さんの場合は、少し離れたところから子どもさんの手を持ったままSarryの動向を見て、「かわいいね・・」と二人で話しつつ、リード(ヒモ)を持っている私の様子をうかがっています。

こんな時は、子どもさんに「なでてみる?」とたずねます。
「うん♪」という返事が返ってきたら、「ちょっと待ってね・・」と声をかけて、
Sarryに「おすわり」や「伏せ」をさせて、「今からなでられるからじっとしててね・・」
という信号?を目で送ります。
「さあ、どうぞ。」と声をかけて、 背中をなでてもらう間、Sarryも心得ているので、
じっとしています。
その様子を見ていたお母さんも、「おとなしいんですね・・」 と言いながら、子どもさんと
一緒になでてくれるようになり、 「あったかいね」「やわらかいね」と 話しつつ、 最後には、
「ありがとうございました」と、 親子でSarryにバイバイをして 帰っていかれます。
こんな日は、なんだかこちらまでうれしくなったりします(^^)

そして、犬が大好きなお母さんで、子どもさんも犬が全く怖くない場合。
子どもさんが一人でSarryに近寄っていくのを少し離れたところからニコニコしながら見ていて、「お名前なんですか?」なんて言いながら、後でゆっくり来られます。

実は、このパターンがとても心配なのです・・・。
Sarryの場合は、人が大好きなのでふいに触ってこられても嫌がることも吠えることも
ないのですが、全ての犬がそうだとは限らないということなのです。
犬には触られたくない場所があるということ、そして、小さな子どもさんの唐突な動きに
対して、犬は警戒心を持ってしまうということ。
Sarryも尻尾を触られたりすると困った顔をして私を見つめます。
・・で、私は、 「犬はね、尻尾を触られるのが好きじゃないから、背中をなでてあげてね」と
声をかけながら、手を背中にもっていきます。

犬によっては、人に触られるのを嫌う犬もいます。
ラブラドールだからといって、全て盲導犬のように穏やかだとも限りません。
かわいいと思って近づいた犬に突然ほえられて、恐怖心を持ってしまったら、子どもさんの生き物との触れ合いの場を、少なくしてしまうことにもなりかねません。

飼い主がリードを持ってそばにいる場合は問題がないのでしょうが、つながれている犬を子どもさんが一人で無防備にさわりにいってしまったら・・。

なので、犬連れの私からちょこっとお願い。

子どもさんが一人で犬に近づこうとしたら、「さわってもいいかどうかたずねてみようね。」と、犬にも都合があることを教えてあげてほしいのです。
そのあとで、子どもさんと一緒にたずねてもらえたら、うれしいです。
「さわってもいいですか?」
「はい、大丈夫ですよ♪ ちょっと待ってくださいね。 Sarry、おすわり!」
Sarryちゃん♪

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