2008/12/21
テレビから聞こえてくると、ふと顔をあげてしまうCMがあります。
パソコンに向かっていてもキッチンに立っていても洗濯物をたたんでいても、ずっと流れているTV音声なのに、この曲が流れると反応してしまうのです。
特に思い出深いというわけではないのですが、車を運転するのが楽しくて楽しくて、時間があればふらふらとドライブに行っていたあの頃。
My Favorite Songs を集めたカセット(!)を何本か車に積んで繰り返し聞いていた、その中の1曲ではありました。
今もそうなのですが、気分に合わせて聞きたくなる音楽が、私の場合は大きく変わったりします。
心も身体もパワフルな時は、音楽からの刺激も楽しめるので、「そういった系」のもの(笑)
すでに日々が超刺激的であれやこれやと頭をフル回転させているときには、透明な音楽系のもの。
きっと、あの頃、Favorite Songs をドライブの間に流し続けていたタイミングというのは、新しいモノではなくて、自分の心や身体にすっかり馴染んでいるものを心地よく思う頃合‥
となると、少々お疲れ気味だったか、何かホッと落ち着きたかったか、他に考え事があったのか‥
あの頃はあの頃なりのキャパの中で、悩んでいたこともたくさんあったろうし、この曲にそういう感覚が結びついていて手が止まるのかもしれませんね(^^)
このCMの商品は、私達の年代層にアピールしているのだとしたら、大成功ですね‥きっと♪
彼女のパワフルなハスキーボイスは、おそらく男女問わず懐かしく思い出されているだろうし、若い世代の人たちにも新しい音楽として響いているように思います。
CMを作品としてみていると、限られた十数秒内でのキャッチコピーや選曲に、「これは、お見事!」と思うことしばしばです。
『感性・センス』
磨けば磨くほどステキになっていけるだろうし、しかも知識量と違ってゴールはなく、個性が尊重され、そして何よりOKを出すか否かは自分次第。
そういうフィールド、やっぱり、かっこいいなぁ~・・・(^.^)