商品カテゴリー

コットンの種、宙を舞う。

2014/03/22

昨日は、奈良へ収穫した綿の実から種を取り出す作業、『ジンニング』に行ってきました。

心づもりとしては、『かこっとんふぁーむプロジェクト』のお手伝い半分、カメラの実践練習、半分(笑)

ジンニングマシーンが置いてあったのは、工場の軒下、半分屋内、半分屋外というところ。
自然光で若干暗め。でも、作業的には、電気をつける必要無しという環境。
静止物については、全体像も、接写も画像の明るさに問題なく撮影できました。
ということで、
まずはマニュアルモードの第一段階、シャッタースピードのみを調整するモードで
動くジンニングマシーンに、綿の実を投入するところと、綿の実から種が取り除かれて、薄~い綿面になってでてくるところを、撮影してみました。

むふふ♪
中央辺りにコットンの種が宙に舞っているのがしっかり写ってる(^^)
三脚なしで、手ブレもなく、この写真が撮れたのは…
はい。このカメラのおかげです(笑)
ちなみに、被写体のジンニングマシーンについて説明すると、
上の写真の箇所に、種のついたままの綿の実を入れると、わずかな隙間部分に綿の端が送り込まれて、上下に振動しながら種などの異物がふるい落とされ、振り分けられた種は、櫛状になっている下面から落ちていきます。
で、送り込まれた綿の実はというと、
下の写真のように、ローラーに薄く引き伸ばされてレース状に広がって出てきます。

このジンニングマシーンは全自動ではなくて、
朝から夜まで綿の実を120kg、マシンの前に立って手でちぎりながら延々と投入し続けました。
機械にちょっとしたクセもあり、機嫌をそこねると、うまく動いてくれないこともあって、綿の実を投入する量や方向を加減しつつ、アドバイスもいただきながら、日も暮れて最後の一袋あたりになった頃にようやく機械との付き合い方がわかったような。
最後の1時間あまりは、先方の方もつきっきりで手伝ってくださったおかげさまで、なんとか予定量を終了することができました。

終わった途端、全身疲労感で、家についた頃には、へとへと状態(^_^;)
帰り際、「今晩必ずハンドクリームを塗るように。」と言われて、手のひらを見てみると、
一日中、綿の実をさわっていたことで、油分がなくなってサラサラ~。なるほど、こうなるんですね。

まぁ、自然と共に生きるというのは、手間ひまかかるし、身体も動かさなくてはいけないということ。
綿の実からふわふわのコットンが出来上がってくるのを見ていると、
「コットン」が自然の恵みの産物であることもあらためて実感できたし、いい勉強になりました。

でもって、カメラの実践練習の結果は。
私的には、シャッタースピード優先モードでも、コットンのやわらかな風合いとマシーンの硬い質感の対比がイメージ通りのものが撮れててOK。
次は、接写での絞り調整モード(背景のぼかし)の撮影にチャレンジしてみようと思いますー(^^)

Hai♪もちママ以前の記事

営業カレンダー営業カレンダー

  • warmbizバナー