2008/01/17
「コレ・・仕事の時用に、たぶん気に入ると思うで・・」と、息子が一枚のCDを手渡してくれました。
仕事でありながら贅沢な話でもあるのですが、自宅でパソコンに向かう時、音楽が流れている環境でいることは、作業をスムーズにこなしていくうえで、私にとっては、はずせない重要ポイントなのです。
そして、「音楽が流れていたらいい」というわけではなくて、例えば、文章を作成している時は、日本語の歌詞はダメ・・なんて、勝手なMYルールがあったりもします(^^)
で、そんな私のクセを知っている彼が編集をしてくれたそのCDの中身は、ベースギター曲集。
ここ2年ほど、彼はベースギターにはまっていて、部屋にこもって長い時間練習してたりもします。
私はというと、ベースギターは弦が4本だということも知らなかったし、曲の中でベースの旋律を説明されても年相応の聞き取り具合からすると聞こえにくかったりもするワケで・・(^^;)
・・が、その中の一曲「Amazing Grace」が流れてきた時、キーボードを打つ手が止まってしまいました。 今まで聴いてきたような、透明感のある賛美歌のAmazing Graceとは全く違う・・ うまく表現できないけれど、もっとこもったような・・重いような・・・・ちょっと影のありそうな・・そんでもって、心にしみてくるようなそんな音。 すっかりベースギターという楽器が奏でる音に魅了されてしまったのです。 |
帰って来た息子に、「アレ、すごく気に入ってずっとかけてるねん♪」 と、報告。
「そう、よかったな。」と、いつものようにあっさりの返事。
「Amazing Grace 最高やった!」と言うと、
「あぁ・・あのアレンジ部分は、ちょっとスゴイからなっ・・」と、心なしかニタついているような・・
私には、男兄弟がいないし、 父親は、家の中で趣味を楽しむような人ではなかったので、高校生の息子たちを見ていると、ちょっと楽しかったりもします。
新しい世界に触れるきっかけをもらえることもありがたいですし・・。
何があったと言うわけではないのですが、子どもの成長とともに、母親としての楽しみも役割もこんなに変化していくものなのだと、ここ数ヶ月実感をしています・・・(^^)