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涙の再会

2007/05/11

今日は、一日遅れで、どうしても銀行と郵便局巡りをしなくてはなりませんでした。
来客の予定があるので、のんびりはしていられない!
「近場は自転車」と決めているものの、一瞬「車に・・」の思いがよぎり・・でも、思い直し。
あとは、よそ見はせずに、ひたすら走る・・。

と、猛スピードで直進していると、右手のマンション駐車場に入るべく歩道に左折してきた車にさえぎられ、ストップ。
ドライバーも急ブレーキ自転車の私に少し慌てたのか、歩道上で停車。
1秒・・2秒・・3秒・・・
前に進まない神戸ナンバーの車。(ちなみに加古川は姫路ナンバーです)
その時、運転席の窓が降り始めて・・
「もしかして、怒鳴られるっ??!!」

現れた彼女から、第一声。
実は、この時、「え?・・ええ??・・・もしかして・・??・・え、そう・・・?・・ほんまにそうなん・・・??・・・わぁーーー!」 と、心の中がめまぐるしく変化していたので、彼女がどう声をかけてくれたのか、記憶にないのです・・。

そう、なんと十○年ぶりの再会。
彼女は、入社後新店に配属された時の指導員。
社会人として右も左も全くわからなかった私に、仕事上の人間関係や対応などいろんなことを丁寧に教えてくれて、プライベートでも何度も遊びに連れて行ってくれたひと。
新人という言い訳が通用しない特殊な環境で、いろんな分野を求められて、わからないこと、できないこと、気の回らないこと、悲しいこと、つらいこと・・。
ワケもわからず、ただ言われることを日々こなすだけで精一杯だったのが、 彼女の励ましのおかげで、徐々にひとり立ちし、アレンジもしながらの仕事を任せてもらえるようになっていったのです。
そして、 「自分の香りを持つ」という大人のお洒落は、この頃彼女に憧れて始めたような・・・。
接客の基本を彼女というお手本から学ばせてもらったことは、私の大切な財産となり、現在の仕事においては、とても重要なツールのひとつになっています。

運転席には、あの頃と同じ笑顔、同じ髪型、そして、同じように手差し伸べてくれて、「すぐにわかったよ。元気そうね・・。」と、変わらない優しい声。

差し出されたあったかい手を握りながら、涙があふれそうになりました。

「ホームページ見てるよ。あの写真、○○さんの家でしょ?」

彼女の口から出てきた旧姓の響きに、なぜか違和感がなく、そして、お知らせしたわけではないのに気にかけて、このHPを見てくださっていたというのがとてもうれしくて、もう「はい・・」しか言葉が出てきませんでした・・。
そして、「またゆっくり会おうね・・」の言葉を残して、彼女の車はマンションの駐車場へと入っていきました。

いろんな方が読んでくださっているこのホームページ、
これからも 大切に育てていかなくちゃ。

今日は、自転車ででかけて、本当によかった・・!

 

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