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祝完成!かつやま茅葺小屋

2006/09/04

長かった我が家の夏休みも昨日で終わり、 子ども達はそれぞれの寮へと出発しました。
がらんとした家の中で、汗をかきながら片付けモノをしていると、「コレ忘れとんちゃうん?!」というファイルやタオル・小物などがチラホラ。そんな中、「枕を忘れたから送ってぇ~」というメール。
人の出入りが激しくて、最初から最後まで慌ただしかった今年の夏休み。 母の後始末は、今日いっぱい続きそうです・・(^^;ゞ
昨日は、大量の荷物とともに娘を福井県勝山市にある学校まで送ってきました。 左の写真は、娘たちが学校の校庭に建てた、本格的な茅葺小屋です。中には、囲炉裏もきってあり、かまどもあります。
建物の設計から資材の調達、茅葺の専門家の方を招いての勉強会、そして模型作りを経て基礎工事、本体の建築、さらに茅葺と、全て自分たちの手で建てたものです。
実は、これ、2年がかりのプロジェクト。
昨年は雪の降り始めが早く、しかも一気に豪雪となり、あっという間にグランドには2メートル以上の積雪。連日降り続く大雪に埋もれてしまい、残念ながら作業を中断せざるをえない羽目に陥ってしまったのです。
そして、やっとめぐってきた春。
雪が溶けて現れた茅葺小屋のその姿は、なんとも「かわいそう」だったそうです。
建物というのは、「かわいそう」では、ダメですよね。そこに「違和感」なく、当たり前のようにさり気なく建っていないと・・。

ということで、きちんと完成させるべく、夏休みに「茅葺合宿」と称して、昨年プロジェクトに所属した有志の在校生が一週間学校に泊り込み、集中作業をすることとなったようです。
連日の猛暑の中、流れてくる汗をぬぐいながら、屋根から滑り落ちないように神経を使いつつ、茅を葺いていく作業はかなりきつかったようですが、努力のかいあって、見事完成!

昨冬は、自然の大きな力の前に、あまりに無力な人力を実感したであろう彼女たち。
それでもあきらめることなく、こつこつと完成させた頑張りを思うと、親バカも手伝って、心底感動しました。 そして、こういう教育理念と生活環境のもとで学ばせてもらっていることにあらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「結構厚みのある茅でしょっ・・?」と、笑顔ながらも平静に話す娘。
「うん、すごいねぇ~」と感激しながら、携帯電話で写真を撮る私。
小学生の頃までは、何か完成する度に「おかあさん、見て見て~!!」と、私の手を引いて笑顔いっぱい自慢気に見せてくれていた娘も、 中学生になって喜びの表現方法は、少しずつ大人びてきたようです。それでも、内面には「見て見て~!」の彼女がまだまだいるのでしょうけれどね・・。
さあ、9月。
今学期もそれぞれの場所で、めいっぱい楽しもうね♪
そんな風に思いながら、心の中で彼女の頭をナデナデした母なのです(^^)♪

追伸:  前回ご紹介したCD。2006年春に日本でもデビュー済だそうです。ホッとする音楽。
 【アルバム名】 Eye to the Telescope 【アーティスト名】 KT Tunstall
上のアルバムと2枚で7ポンドで購入したらしいCD。
昨日のドライブ中もかけっぱなしでした。ナチュラルなギターもお気に入りです。
【アルバム名】 X&Y  【アーティスト名】 cold play 

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