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置きっぱなしにしないでね・・・☆彡

2001/02/17

ナント、娘が現在使っているピアノは私が子供の頃に毎日触っていたものです。その頃に母親が、毎夜夜なべをして刺繍をしてくれた”ピアノかけ”も立派な現役です。でもずっと弾き続けてきたピアノではありません。お稽古に通ったのは、小学校時代だけで中学以降は流行りの曲をギターコードをもとに弾いて遊びに使っていただけです。それから大きくなるにつれて外で楽しく過ごす時間が増え、ほとんど触れることはなくなりました。そして嫁ぐ時・・・彼女を置いていくことはなぜか考えられませんでした。どうしてだったんだろ・・・。
娘がピアノを習うと決めて久しぶりに調律をしてもらった時、彼女(ピアノ)の奏でる音が心に突き刺さったようでした。”ごめんね・・今までほったらかしにしてて・・” それでも娘が1本の指でたたくキーの音をきちんと奏でてくれる(楽器だから当たり前なのですが)。それがうれしくてこの時に一緒に嫁いで良かったと心の底から思いました。
そして今、娘が練習する曲の中に自分の知っている曲を見つけるとついつい横取りしてしまいます・・(^◇^;)娘がピアノカバーを開けっ放しにしているととても腹が立って、”もう使わせてやらない!(`ヘ´) ”などと本気で思ってしまいます・・。老体に鞭打って(??!!)娘のタッチに応えているのに、いいかげんに弾いたりするのを聞くと、とても悲しくなります。そしてまた怒ってしまうのですが・・(^^;ゞ
今から思えば彼女は、練習がいやでたたくように弾いていたことも、友達と喧嘩して遊べなかった時一人でピアノを弾いて心を落ち着かせたことも、流行りの曲を大声で歌いながら自己満足に浸ったことも、すべて黙って受け入れてくれていたのです。まるで親友のように・・。
新しいものを求めることも必要だと思いますが、自分がすでに持っているものがいかに大切で、より勉強になったり役立ったりするのかを最近身にしみて感じています。
”今度は娘がお世話になります。よろしくね、ピアノさん♪”

2001☆今日のお気に入り☆ 置きっぱなしにしないでね・・・☆彡
http://www.gardencity.or.jp/jpta/doc/

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