商品カテゴリー

親としてのわきまえ

2007/10/19

「親である」というのは、なんて難しいのでしょう・・。

ここ数日、テレビの報道を見るたびに、いろいろと考えさせられています。

反抗期というのは、子どもが「親の言動が100%正しいとは限らない」というのを、ある時ふと感じるところから始まるそうです。
そういう部分からすると、親としては、子どもの手本であり続けなくてはならないという肩の荷を降ろすことのできるタイミングであるのではないかと、私は思っています。
間違ったり、ずるかったり、怠けたり・・・
私がそんな事をしてしまったとしても、その行動を全て子ども達が取り込んでしまうのではなく、周りの大人や友人の親と接する中で、彼ら自身がフィルターにかけてくれるようになったかと思うと、プレッシャーがずいぶんと軽くなるように思うのです。
もちろん、子どもにとってもこういう広い視野を持てるようになったことで、成長もしていくわけです。

技術をより高めるために師についた時、その師の教えは絶対だそうです。
技術だけでなく、その言動所作を真似てでも師に近づきたいという程の強い尊敬の念。
そこに、少しの疑いも持っては、進んでいけませんものね。

親が師であることの難しさ。
それを子どもは予想できるはずもなく、親が自分の能力をわきまえることができないと、大切な子どもを傷つけてしまう可能性があるということのように思います。

話は変わって、私事。
あることについて、中3の娘に「あなたはどうしたいの?」と、彼女の意向をたずねたつもりの時、

「そういう風に聞かれること自体、プレッシャーに感じるねん・・。」

と返されて、子どもの意思を尊重しているつもりだった私は、少々・・いえ、かなりショックを受けたことがあります。
そんなつもりはないと、彼女に言うと、

「『おかあさんはこうしたらいいと思う』って言ってくれる方がイイ。それを一つの意見にして他の人の意見も聞いて、自分で考えて決めるから。何も言われへんかったら、おかあさんはどう決めてほしいのかな・・って、そんな風にばっかり思ってしまうんやもん・・。」

あぁ・・・しまった・・・
親の言葉って、子どもにとってそういうものだったんですよねぇ・・。
現在の彼女に対して、親として気遣わなくてはならなかったのは、わきまえなくてはならなかったのは、別の部分だったということです。
反省です・・・・(-_-;)

親として 「わきまえておかなくてはならないコト」。
子どもの年齢や成長具合・環境によっても変わってくると思います。
だから、その時々の子どもの気持ちに寄り添って、きちんと持っておかなくてはなりませんね。

・・・・・・・ああ・・・ムズカシィ・・・・(^^;)

Hai♪もちママ以前の記事

営業カレンダー営業カレンダー

  • warmbizバナー