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隠し味

2006/11/11

最近、調味料の中で、はずせなくなっているのが「ナンプラー」。
いわゆる魚醤、タイ料理で使われるお醤油です。
お料理上手なお母様方は、普通に使われているかもしれませんが、どちらかというとマイナーな調味料ですね。
以前は、名前だけを知っている程度で、どのような味付けに使うのかわからないうえに、あまり興味も持っていなかったのが正直なところです。

それが、友人のお家に泊まりに行った際、「トリとごぼうのスープ」をいただいた時のこと。
このスープ、味が濃いわけではないのにコクがあって、本当に美味しい。もぉ~感動(*^.^*)
「すごく簡単よ」という彼女の言葉にさらに魅力を感じて、 レシピをコピーしてもらうことにしました。
そこに書かれていたのが、 「ナンプラー 小さじ3」。
古典的な「さしすせそ」の調味料であれば、仮に新しいレシピでも、分量は適当に・・いえいえ長年のカンで使うのですが、ソレ自体どんな味がするのかも、どの位の分量でお料理本体にどの程度影響を及ぼすのかも皆目見当のつかない、初体験。
さすがに初めてチャレンジした時は、軽量スプーンを手に、レシピに書かれている通りの分量をきっちり量って投入。ちょっとクセのある香り・・。
・・・・・が、味見をすると・・・  「う、うまい♪」
その後、このスープに春雨を加えたモノ我が家の定番メニューに昇格することとなったわけです。
そして、最初考えながら使っていたナンプラーも、そのうち中華スープでも炒め物でも、一味足りない時にちょちょっと適当に入れる使い方ができるようになり、今ではなくてはならない調味料となっています。

・・・不思議なものですね。
最初は、その「クセのある香り」という個性に少々戸惑い、決められた使い方しかできなかったのに、頻繁に付き合ううちに、本来持っている良さを充分に理解できるようになってきました。
そして、存在を知らなかった頃は、その仕上がりで美味しいと感じていたはずのに、今となってはこの一味がないと、もう満足できなくなっています。
その代わり、ナンプラーは、それだけで味付けが完了するような「主役」ではないし、存在を全面に強く主張し続けるような「野心」もないようです。

・・・そっか・・・そうなんだ・・・・。
自分の役割を淡々とこなす。できることをそのまんまやればいい。
・・・・うん。それでいいんだよね。

一人で言い出して、一人で納得。
ナンプラーから始まって、ワケのわからないしめくくりになってしまいましたが、 私の中では、妙に考えが落ち着いてしまいました。
今日のところは、独り言ということで、あしからず・・・・(^^;)

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