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2005年4月24日

2005/04/24

   今を生きている大人として、しなくてはならないことの一つに、過去から繋がっている歴史の事実を学習し次の世代に伝えていくことがあるのではと最近感じています。
学生の頃、『日本史』『世界史』は、なんとも苦手で、嫌な教科でした。
そこには、私たちの祖先がどのように考えて、どのように生きてきて、どうすればより幸せに生活していけるのかを懸命に考えて来た道のりが記されているはずなのに、あの頃の私には、上辺だけの年号や事柄を記憶することを敬遠していたのでしょうね。

また、実際に深く追求する気づきも余裕もなかったように思います。
ここ数日、毎日目に耳にする中国との話。不勉強な私には、報道されている内容の元になっているいろんな感情や事実について、ほとんどと言って良いくらい理解できていないのです。
一昨年北京・上海を訪れた時にお世話になったガイドさん。私たちに上海の美しい夜景を見せてくれるべく最高のドライブコースを走ってくれたタクシーの運転手さん。そして、中国工場の「上海暖恋紡織品有限公司」スタッフの心からの歓迎。

歴史の重みを知らずに北京・上海を訪れてしまったことに対して、自分の無知を恥じて悶々としている私に、夫が写真の本をプレゼントしてくれました。本は、一人の著者からの発信物である以上、個人の見解が盛り込まれているであろうことを念頭に置いて、読んでいます。
歴史を学ぶ。
この年になって、学ぶべき歴史がやっと見えてきたような気がしています。

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