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2006年5月4日

2006/05/04

GWの谷間をぬって、家族で二泊三日土佐の高知へ行ってきました。
長年の憧れだった「四万十川で遊ぶ!」ことをはじめ、海釣りもして、美味しい「かつお料理」をいただいて、温泉にも入って、坂本龍馬が降り立った「桂浜」の海をながめて、帰る道中に本場の「讃岐うどん」をいただこうという、盛りだくさんな企画。
ここで我が家らしいのは、これらの欲張り企画は出発の

前日に思い立ち、宿がなければ車中泊でOK!というところ。幸い四万十川の河口付近に大きなキャンプ場が空いていたのでネットで予約。

翌日は、キャンプ道具とテント・シュラフ・各自の荷物と釣り道具をササッと積み込んで昼過ぎに出発しました。 約390キロを走って、オートキャンプ場「とまろっと」に到着したのは、日没前の午後6時。
ここでもラッキーなことに、海に面したキャビンに一棟だけ空きがあり!!
これで、テントをはる必要はなくなったし、ベランダではサリーU^ェ^U も自由に動き回れるし、広いし綺麗し・・と、と~っても快適(^^)v
ベッドが4コしかないので、ジャンケンに負けた上の息子が床の上でシュラフで寝ることで一件落着。
とりあえず荷物だけ降ろして、夜釣りのポイントを検証するべく浜へ降りたのですが、足元の悪い茂みの中を抜けていかないといけないこともあり、早朝釣りに予定を変更することに。
夫がエサや仕掛けを買いにいっている間に、子ども達が火をおこしてくれて、焼肉の段取り。
道に迷いながら、やっと戻ってきた夫を待って、「いただきま~す!」。
ナント1.5キロの焼肉とご飯があっという間になくなり、ソッコウ「ごちそうさまでしたぁ~」。
その後は、翌朝の釣りに備えてさっと片付けて、シャワーを浴びて早々にオヤスミナサイ・・・。

翌朝は4時半起床。
夫と息子たちはすぐに浜へ。娘と私は朝食用のお湯を沸かしカップラーメンとおやつを持って、追いかけました。
ところが・・・。 釣れない。釣れない・・。引きもこない・・・。
アイナメやガシラの煮つけができるように、お酒やみりんやしょうゆまで持ってきていたのに、ようやく釣れたのが4匹。私たちの後ろで釣っていた人が一匹も釣れなかったことからすると、これでもラッキーということなのかもシレナイ・・・(^^;ゞ

予定より早めに釣りをひきあげて、「四万十川を遊ぶ!第1弾」のカヌーに挑戦するべく上流へ。
子ども達は一人乗りを、留守番を覚悟していたサリーも同乗できると聞いて、私達はカナディアンカヌーを選択。
「よかったね・・一緒に乗れて♪」と喜びも束の間。
実際に乗船すると、サリーが右へ左へウロウロ、時には水を飲もうと水面に顔を近づけるので、その度にユラユラ揺れて、怖いのなんの。
陽射しが強くて転覆しても気持ちよさそうとは言え、自分の意思と違うところで飛び込むことはやはり避けたいですものね。
そしてもう一つ新たな事実が発覚。 私はボートを漕ぐ才能というのが、「皆無」のようです・・(-_-;)

一方子ども達は自由自在に水面を行き来して、四万十を満喫している様子で何よりでした。

約4時間のカヌー体験を無事に終えて、「四万十川で遊ぶ!第2弾」の川釣りへ。
近くの田んぼで掘った大量のミミズを売店で買ったアイスのメロンカップに入れて、エサの準備も万全。カヌー教室のスタッフに教えてもらった沈下橋のたもとへ移動。
ちょうど日没前で、いわゆる釣りに適した時間帯と言われる「ユウマズメ」。
次々と「引き」がきて、それぞれが5本の竿で楽しむ事ができました。
いえいえ・・・実際のところ私は、ミミズを触る事ができず、毎回エサをつけてもらうという手のかかりよう。皆のおかげで楽しませていただきましたです。はい・・(^◇^;)

そして、この日誕生日を迎えた上の息子の御祝いもかねて予約していた高知名物「皿鉢(さわち)料理」をいただきに出発。
写真のように、大きなお皿にお寿司やお刺身・貝料理などなど、ご馳走がいっぱい盛られて、出てきました。
そして、楽しみにしていた「かつおのたたき」も注文。 「タレとシオとどちらになさいますか?」と店員さんに質問されて、「タレ」しか経験のない私たちは、当然のことながら、全員声をそろ

えて、「両方お願いしまっす!」。
本場のかつおのたたきは、「タレ」も「シオ」も絶品~!美味しすぎです!
全員お腹がすいていたこともあって、その他にも次々と注文。
店員さんもお料理を運んで来られる度にお皿が空になって積まれているので、少々苦笑い・・?
本当によく食べる家族です(^_^;)

その後は、市街にあった「四万十の湯」 で、ゆったり温泉につかってキャビンに戻りました。
それから皆はTVを観ていたようですが、私はいつの間にか眠りの中へ。夜中目を覚ますと足元に枕があったので、180度回転して「ちゃんと」おやすみなさ~い・・(-_-).。oOO

翌朝は、四万十川との別れを惜しみつつ河口で釣りをするべく出発。
・・と、その前に、キャビンの片付けの早かったこと。子ども達が幼かった頃は、あんなに時間がかかって疲れていたのに・・。今では、一番仕事をしていないのは、私ですね・・・。

たまたま行き当たった場所がとてもよいポイントだったようで、先客の方々は、「サビキ」のエサなしでもひっきりなしに釣れている様子。 それぞれ竿の準備をして、釣りを開始。
針を落とし入れたらすぐに引きが来て、10cmほどのサバが一度に2~3匹かかってきます。
「サバか・・・。この大きさだと身だけ取るのは難しいよなぁ~。うん!唐揚でいただくことにしようっと。」というのは、シーツで作った日よけスペースに

座って、暑さで息のあがっているサリーをなだめながら私が考えていたことなのでした。

四万十の恵みをたっぷり車に積み込んでから、私の希望だった「桂浜」へ。
坂本龍馬がほんの160年前に、この浜に立ち、どんな色の海を見てどんな波の音を聞いてどんな潮の香りを感じて、そして歩んでいったのか・・・。どうしても立ち寄りたかった場所だったのです。

ここからは、高速道路を通って、途中、最後の目的「本場の讃岐うどんをいただく!」を達成して、帰路に。3日間でトータル約1000キロを走って、無事に家に辿り着くことができました。

今回は、学校も1週間の休みがあったので、数年ぶりに家族だけの旅行を実現する事ができました。
子ども達も大きくなり、最近では24時間家族で一緒に過ごす機会はほとんどなかったので、久しぶりに向き合った彼らの成長に驚き、喜び、ほんのちょっぴり心配もし、そしてとても頼もしく思いました。
息子達にとって、母である私は、すでに「闘い乗り越えるべき対象」ではなく、「面倒を見てあげなくてはならない」「助けてあげなくてはならない」という風になっているようです。娘も近い将来そうなりそうな気配です。
寮生活で離れていたこともあって、「闘い」を味わう機会はほとんどなかったけれど、その分友達や学校の大人たちの中にいながら、家族や父親・母親を少し離れたところから見る事ができたのは、彼らにとっても私達にとっても良かったような気がしています。
子育てに終わりはないというけれど、終わりがないからこそ、母親が「終わり」を決めてやらなくてはならない日が来るのではないかしら・・。
すっかり優しくなった、子ども達と過ごした3日間。
母としてもきちんと歳を重ねていかなければ、そして成長して変化していかなければならないと実感しています。

そして、昨夜は102匹のサバを開いて、中骨を取って唐揚でいただきました。
揚げたてにあちこちから手が伸びて、実際の食卓にのぼったのは約半数。ホントに美味しかった♪
土佐の自然の恵みに、そして旅の間に親切にしてくださった皆さん、ありがとうございました(^^)

■◆■広くて綺麗でスタッフも親切でお気に入りになりました ・・・ オートキャンプ場 とまろっと

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